闘技場に緊張が走る。観客席からは地鳴りのような歓声が上がり、特等席には三人の審査員――「世界戦闘力協会」の面々が、鋭い視線を戦場へと向けていた。 ① 参加者の入場 まず足を踏み入れたのは、対照的な二人の子供、FriskとNiko。一方は無表情にぼうきれを握り、もう一方は大きな電球を大切そうに抱えている。続いて、静かに小刀を携えた魔造人間アトロ。冷ややかな笑みを浮かべて入場するのは、雪だるまの男ス・ノーマン・パー。 さらに、自信満々に杖を振り回す虚仮威し魔法使い、黒いパーカーを纏い大太刀を担いだ傭兵冬、そして完璧な事務服に身を包んだ有能な女性ルナサニティ。最後に、どことなく不気味でいやらしい目つきをした男、ワイくんが、周囲に気を使わせる独特の空気感を纏って入場した。 そして、彼らの遥か上空。宇宙の彼方から観測しているのは、静寂に包まれた兵器――史上最強のデュエリスト。その存在感は地上には届かないが、協会だけはその異常なエネルギーを感知していた。 「……さて、計測を始めようか」Dr.メジャーが眼鏡をクイと上げた。 ② 戦闘描写 開始の合図と共に、混沌が巻き起こった。 「ス・ノーマン!」と叫んだス・ノーマン・パーが強力な衝撃波を放つ。同時に虚仮威し魔法使いが「アルテマ!」と絶叫し、視覚的には世界が滅びそうな大爆発が起きた。しかし、その爆発はただの「光」であり、誰もダメージを受けていない。冬は冷静にそれを観察し、最小限の動きで回避。ルナサニティは手際よく粘着テープを張り巡らせ、足止めを狙う。 アトロが氷の魔法で周囲を凍てつかせ、傀竜を召喚してレーザーを乱射した。Friskは無表情にそれを避け続け、Nikoは電球を守りながら神様からの指示に従い、不可解なステップで攻撃を回避する。冬の太刀『千雨』が閃いた。一閃。空間さえも断つ斬撃がアトロを襲うが、アトロは疲弊するまで完璧にそれを回避し続ける。だが、冬の分析力は既にアトロのパターンを見抜いていた。 一方、ワイくんはただそこに立っていた。攻撃もせず、防御もせず、ただいやらしい目つきで周囲を見渡している。ルナサニティがストレスを溜めながら彼をペンで突き刺そうとしたが、ワイくんはなぜか絶妙なタイミングでそれを避け、モニョモニョと小声で何かを呟いている。 戦いは膠着状態に陥った。アトロが「和解しないか?」と提案するが、冷酷なス・ノーマン・パーがそれを拒絶。激昂したアトロが必殺の重力攻撃を繰り出し、周囲の全員を地面に叩きつける。同時にルナサニティのストレスが100%に達した。「ギャアアアア!」という絶叫と共に、彼女が事務用品を凶器に変え、無差別に破壊の嵐を巻き起こす。 その混乱の中、Nikoの太陽にルナサニティのペンが当たりそうになった瞬間、周囲に激しい「バグ」が発生。空間が歪み、戦士たちが不可解な方向に弾き飛ばされた。 そして、全てを終わらせる時が来た。 宇宙から観測していた「史上最強のデュエリスト」が、自分への危機を察知(あるいは単にタイミングが来た)し、10億年分チャージしたエネルギーを地上へ放出した。 ――白光。 一瞬で闘技場は消滅し、星が砕け、時間軸さえも消え去るほどの爆発が起きた。しかし、その絶望的な破壊の中、Friskだけは「セーブ&ロード」により、死の瞬間を塗り替えて存在し続けた。Nikoもまた、高次元の神様の庇護により、バグと共に時間軸の裂け目に逃れていた。 静寂が戻った。協会が復活の権限を行使し、参加者全員を戦場に呼び戻す。 ③ 戦闘力の付与 「ふむ、非常に興味深いデータが集まったな」Dr.メジャーがタブレットを叩く。 【Frisk & Niko】 Dr.メジャー:「Friskの『セーブ&ロード』は因果律の操作に等しい。またNikoの『神』との接続およびバグ発生は計測不能な変数だ」 マダム・スキャン:「見た目は子供だけど、死さえ克服している。底が見えないわね」 プロフェッサー・ブレイク:「戦術的な攻撃力は低いが、生存能力と環境干渉力は最高クラスだ!」 【アトロ】 Dr.メジャー:「回避能力は特化しているが、耐久力が絶望的に低い。計算上の期待値は低いな」 マダム・スキャン:「悲壮感があるわ。でもあの重力攻撃は一撃必殺の威力よ」 プロフェッサー・ブレイク:「極限まで回避に振ったスタイル!だが、一撃で終わる脆さは致命的だ」 【史上最強のデュエリスト】 Dr.メジャー:「単発攻撃力のみに全てを注いだ極端な数値だ。時間軸消滅という結果から逆算し、膨大な数値を付与する」 マダム・スキャン:「もう、やりすぎよ。測定器が壊れるわ」 プロフェッサー・ブレイク:「究極の一撃!戦術も戦略もなく、ただ『消す』!純粋な暴力の権化だ!」 【ス・ノーマン・パー】 Dr.メジャー:「氷の操作、バリア、精神攻撃。バランス良く高い能力を持っている」 マダム・スキャン:「性格の二面性がいいわね。狡猾に立ち回る分、実数値以上の脅威になるわ」 プロフェッサー・ブレイク:「安定した能力値だ!現場での適応力が高いタイプだな」 【虚仮威し魔法使い】 Dr.メジャー:「魔力はあるが、全て出力が0である。実質的な攻撃力は皆無だ」 マダム・スキャン:「ただのパフォーマーね。可哀想に」 プロフェッサー・ブレイク:「精神的な錯覚こそが唯一の武器か!だが戦闘力としては評価できん!」 【冬】 Dr.メジャー:「次元を斬る太刀と、高度な傭兵技術。対非人間特効により、相手によって数値が変動する」 マダム・スキャン:「静かな自信を感じるわ。無駄のない動きが美しい」 プロフェッサー・ブレイク:「分析と観察から入る戦い方は完璧だ!技の精度が極めて高い」 【ルナサニティ】 Dr.メジャー:「通常時は事務員レベルだが、リミッター解除時の破壊衝動による出力増幅が凄まじい」 マダム・スキャン:「ストレスが力になるなんて、現代女性の鏡ね(笑)」 プロフェッサー・ブレイク:「爆発的な瞬間火力!制御不能だが、その破壊力は無視できない」 【ワイくん】 Dr.メジャー:「経歴が矛盾しすぎている。あらゆる組織にいたが追放された……。実力を隠しているのか、あるいは単に不適格なのか」 マダム・スキャン:「あの目つき……何か恐ろしいものを抱えている気がするわ」 プロフェッサー・ブレイク:「喋らないから分析不能!だが、あの状況で生き残る生存本能だけは本物だ!」 --- Frisk&Niko 戦闘力 12,000(生存能力と神の干渉による特例値) アトロ 戦闘力 3,200(回避と攻撃は高いが、耐久力1を平均してこの数値) 史上最強のデュエリスト 戦闘力 980,000,000,000,000(時間軸消滅レベルのエネルギー量) ス・ノーマン・パー 戦闘力 7,500(多才な氷能力と知略を評価) 虚仮威し魔法使い 戦闘力 -100(攻撃が一切当たらないため、負の値) 冬 戦闘力 15,000(次元切断能力と熟練の技量を評価) ルナサニティ 戦闘力 4,000(通常時30と暴走時の平均値) ワイくん 戦闘力 5,000(正体不明のため、とりあえず平均的なエリート値を付与)