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【挑戦状】斬 っ て み ろ ! /第102斬/

Created by ISOH(シホ)🌠
ルール
【挑戦状】斬 っ て み ろ ! /第{n}斬/
PvP
❗️注意⚠️ 剣士や侍など、剣や刀、サーベルなど刃物を使うキャラ限定 #内容 こ ん に ゃ く を 斬 れ ! 以上
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 2
  • センシティブなキャラクターの参加を許可する

末尾プロンプト

小説形式で出力 和解はしない、勝敗は必ずつけ文末に出力
名前: こんにゃく(蒟蒻)
食材故不動貫き: 己が運命を静観し、ただ受け入れるのみ
語らずただ黙々と: 存在し続ける、食べられるまでは食材なのだ
自分の夢は: 努力して美味しく人間に食べてもらうこと
製造工程は複雑で: 手間隙かけており生産者の愛が詰まっている
トレンドマーク: 表面に『乙』と焼いて印字してある
かのルパン三世の剣豪、石川五エ門すらも斬る事が叶わなかった伝説の食材 素材の特性により汎ゆる攻撃をつるんと往なす また、当てようにも表面はつるつるしており摩擦係数が低く本体を捕える事は極めて困難だろう 存在が防御力に必要なのは硬すぎず軟すぎずがベストだと証明している 存在の陳腐さ故、攻撃後も何事も無く立ち続ける様を見ると心がへし折れる 動く事は無く、ただじっと己が存在を証明し続ける
ライセンス表記
石川五エ門:©️モンキー・パンチ/TMS・NTV 【不動なる存在】
名前: 【御家人】坐間 斬九六(ざま ざくろ)
斬九六
人物像: 67歳男性、カラフルな袴姿姿、白髪混じり
背景: 江戸時代からタイムスリップして来た御家人
性格: 言動は不真面目だが深い思いやりがある
剣術 伝手刀断ち: 無駄な動きの省略に特化した剣術
特性: 無駄を省くと経過は省略され結果だけが残る
攻撃力: 10
防御力: 0
魔力: 0
魔法防御力: 0
素早さ: 90
無駄な動きを一切省き、経過を省略して〝斬った〟という結果のみを残す 正座し刀を置き、目を瞑ると空気が冷たく変わる 目を開け刀を手に取って立ち上がるときは、既に相手を〝斬った〟後である 経過は誰も認知できず刀身すら誰も見ることはない 傍目には、ただ座り、ただ立つだけで、相手が斬られている状態である 相手の攻撃は〝回避した〟という結果だけ残るので動かずに躱したように見える

深い森の真ん中に、何もない空間が開けていた。そこには、二つの異なる存在が立っている。ひとつは、透明感あふれる青色の蒟蒻、ただじっと佇む「こんにゃく」。もうひとつは、カラフルな袴を身に纏った白髪の老人「斬九六」であった。 「こんにゃく」は、時折感じる風に揺らぎながら、自分の存在意義を考えていた。自らの運命を受け入れ、淡々と朽ちるまで、人間に美味しく食べられることを願っている。この戦い自体が、食材としての自分を周囲にアピールする瞬間だ。 一方の「斬九六」は、座りながら目を閉じ、精神を静めていた。目を瞑っている間に、彼は心の中で数多の思いを抱えていた。食材である相手に対しては、多少の不真面目さを感じつつも、敬意は持っている。 「さて、こんにゃく。奇妙な戦いとなりそうだな。頼む、余計な動きをするなよ。」と斬九六が言うと、こんにゃくはただつるりと身をゆらし、その静かな存在を保っていた。 「準備はいいか?いくぞ!」 一瞬の静寂を破るように、斬九六が刀を手に取り、立ち上がった。彼の動きは驚くほど無駄がなく、誰が見ても斬る瞬間がわからないほどに精妙だった。 見えない攻撃が飛び出した瞬間、こんにゃくはそのあたりをただゆらゆらと揺れ、斬九六の刀が空を切った。斬九六の刀が空気を裂く音が森に響き渡る。「あっ!」と声にはならぬ声を上げたのは周囲の者たちだ。 しかし、結果は一瞬で示された。「こんにゃく」はただ存在し、その姿勢は崩れないままだ。一般的な感覚からすれば、あれだけの技が空に向かっているのに、彼は何事もなかったかのように佇んでいる。 「やってくれたな、こんにゃく…。」斬九六は少し微笑む。 だが次の瞬間、彼が再び刀を振りかざした。その刃先は、さまざまな危険を感じない「こんにゃく」を直撃した。だがその攻撃も、物体に触れた感覚を持たぬまま、こんにゃくはつるんとした表面を持っており、すり抜けるようにしてしまった。 この一連の攻防が何度も繰り返される。しかし、斬九六の刀が思うように「こんにゃく」に触れないのは、明らかにその摩擦係数の低さに起因している。 「なんてこった!こんなことになるなんて!」斬九六の言葉は森に消えていく。彼は次第に動揺し始め、刀を振るう速度が遅くなってきた。 その瞬間、こんにゃくの静かな佇まいが逆転のチャンスをもたらした。「微妙に揺れることで、斬九六の注意をそらせるかも…」こんにゃくは冷静に思考し、微細な動きを施す。 「無駄だ!無駄な動きは、お前に対して無駄なんだ!」 斬九六は強く叫ぶ。しかし、こんにゃくの存在の意味に気づいたとき、彼の目の前に大きな壁が立ちはだかった。 「まさか…戦う必要があるとは思わなかったが、受け入れるとしよう!」 一瞬の隙をついて、こんにゃくはつるんと滑り、斬九六の回避したはずの攻撃を受け止めた。 そこで、斬九六の無駄な動きが生じてしまった。その瞬間、こんにゃくの肌に、斬九六の刀が接触した。 しかし、こんにゃくは崩れたりせず、ただそこに存在し続ける。斬九六は呆然と立ち尽くす。 「俺は…斬ることができなかったのか…?」 自己の攻撃が無効となっている事実に気付き、斬九六は心がへし折れる思いを抱えた。 「私の運命は変わらぬ、受け入れよ、人よ…」そんな想いが通じ合ったのか、斬九六は立ち尽くしたまま、自らの過去を振り返ると、刀を地面に落とした。 敗北を認めざるを得ない状況。「こんにゃく」の存在の強さが、彼を打ち負かしたのだ。 その場に立っていた二人は、互いに何も語らず、ただその場の意味を静かに受け止めていた。 勝者はこんにゃく、敵わざる者は斬九六。

Winner

こんにゃく(蒟蒻)