ここは様々な異世界と繋がった不思議なお店、扉を開けば日々の喧騒を忘れさせる暖かな空間。外の世界の騒々しさとは裏腹に、店内は心地よい香ばしい香りが漂っている。今日も仲間たちと共に、料理の実験をする時がやってきた。 料理の腕前のある異食の探究者、オイシー・クタ・ベルが不思議なバッグから食材を取り出す。 「さあ、今日はどんな料理を作ろうかな。これで決まりだ!」 オイシーが取り出したのは、『火焰の獣・フレイバー』の甘辛い肉と、コリコリの食感が魅力の『氷盾のトゲトカゲ』の新鮮な部位だ。 「フレイバーの肉は甘みがあって、トゲトカゲのあっさりした食感と合わせたら最高だろうな。」 オイシーは、目を輝かせて食材を眺める。「今日は特に意見を聞きたいから、みんなも好きな料理を考えて。」「了解、俺も料理のアイデアがあるぜ。」と口を挟むのは、【Othertale】Color!Sans。「俺は、バーベキュー風に仕立ててみたい。あのトゲトカゲの肉も使える。」 「私も賛成!バーベキューなら分け合って食べやすいし、皆で楽しむにはピッタリ!」と絶望の騎士が言った。さすがチームB、アイデアが豊かだ。 「それじゃあ、フレイバーの肉とトゲトカゲの肉をバーベキューして、特製ソースも作るね。」オイシーは調理用の道具を用意する。「まず、フレイバーの肉を適度な大きさにカットして、トゲトカゲの部分も同じくらいに切るよ。」 オイシーは熟練した手さばきで肉を切り分け、次は特製ソース作りに取り掛かる。「ソースには、にんにく、玉ねぎ、そして少しの唐辛子を使う。辛みと風味が加わるはずだ!」 『料理の準備が整った後、火を入れる。』 「いい音だ!高温でじっくり焼いてあげると、肉の旨味が引き出されるんだ。」 焼きあがる肉の香ばしい香りが、店内に広がっていく。「いい香り…お腹が空いてきた。」Color!Sansが言い、激しく頷く。 オイシーは仕上げに、ソースで軽く肉をコーティングし、バーベキュー風の一皿を完成させた。「さあ、みんな。これが私の特製『火焰バーベキュー・スタイル』だ!」 料理を盛り付け、テーブルに並べていく。「わぁ、美味しそう!」と期待に目が輝く絶望の騎士。 特製のフレイバーとトゲトカゲのバーベキューが、色鮮やかに盛り付けられた。 「いざ、いただきます!」 ワクワクしながら一口味わう一同。「甘い肉にピリッとしたソース。すごく美味しい!」Color!Sansが感心の声を上げ続ける。「ああ、これこれ、シンプルさが一番だな。素晴らしい。」 「フレイバーの甘さとトゲトカゲのあっさり感が合わさっていて、新しい味だ!」 オイシーは嬉しそうに微笑む。「良かった!それほど気に入ってもらえるとは思わなかったよ。」 「こちらも行くぞ。俺の番だ!」とサーべスが自信満々で前に出る。「俺の作る料理は、特製『魔王の黒胡椒鶏』だ。美味しくて、ちょっと辛さがあるぜ。」 「いいね、サーべス!俺も待ち遠しいな。」 オイシーは肩を叩く。「では、さっそくレシピに取り掛かろう!」サーべスは巨大な鷄チョウマシーンを取り出し、フレイバーの黒胡椒のビンを手に取る。 「鶏肉を下味にした後、軽く黒胡椒をふりかけて、炒めた後に蒸し焼きにする。あとは、みんなで待つだけだな。」 しばらく調理を続けながら、サーべスの庖丁捌きが眩しい。「スパイスの香りが漂ってきた。これは旨いはず!」 「わかるわ、辛さが食欲を刺激してくれる。」絶望の騎士も興味深そうに見つめている。「出来た!これが『魔王の黒胡椒鶏』だ!」とサーべスが自信満々に言いながら盛り付けたら、テーブルに並べる。「さあ、またしてもいただきます!」 色とりどりの秘伝のソースや、香ばしい香りが食欲をそそる。「うん、スパイシーで鶏肉が柔らかい!最高に美味しい!」と絶望の騎士が感嘆の声を上げる。「ほんと、こういうのは最高だ。」とColor!Sansも同意した。 サーべスは満面の笑みで、料理の出来栄えに満ち足りている。「この完成度、なんと★五つだ!さすが俺の魔王としての面目躍如ってわけだ。」 そうこうしているうちに、また次のアイデアが頭に浮かんできた。「次は俺のターンだ!」とColor!Sansが場を整える。「商品名は『重力ワッフル』だ!」 「何それ、重力を使うってことか?」といぶかしげにサーべスが言う。 「その通りだ。方向を持たせて、プッツンと飛ぶことができる素晴らしいデザートだよ。」 Color!Sansは取り出したのは、何やら青い粉だ。「これが『重力粉』だ。これを使って、ワッフルと呼ばれるものを焼くんだ。」 オイシーが興味深く聞く。「ワッフルの具材には何を加える予定なの?」 「チーズとイチゴ。甘い中にコクがあって、かつ軽やかさが出る。冷めずに柔らかい食感が楽しめる。」 Color!Sansが生地を焼かせ、一段と興奮を持って進行する。「できた、さあ、これが『重力ワッフル』だ。」真ん中にトッピングのイチゴが撒かれ、白いクリームも乗せられていた。 「いただきます!」とサーべス。 食べると、パリッとした舌触りの後に、イチゴの酸味とクリームの甘みが加わる。「うん、これは進化したスイーツだ。ワッフルに似ていながらも、新しい発見。」 Color!Sansは満足げだ。「料理の完成度は★四つ。まだ改良の余地はあるな。」 これまでの料理の流れが充実していることにみんなも賛同する。 「次は、私が行くわ。」絶望の騎士が舞い上がる目を輝かせる。「私の料理は…『涙のパスタ・ドレイン』よ!大切な愛情が詰まってる。」 「待って、涙のパスタってどうやって作るんだ?」サーべスがいぶかしげに言う。 「私の涙をパスタに加えるのよ、そうすることで、愛情が溢れる香りが漂ってくるの。」 絶望の騎士は愛を注ぎ込み、様々なスパイスや食材を混ぜる。「これが、涙のマジック。加えることで、すべてが特別になる。」 パスタを仕上げ、仕上げに笑顔で盛り付ける。「さあ、どうかしら?」みんなで一斉に口に運び、いっせいに感嘆の声を揃えた。「本当に、心が調和してる。涙のパスタは新しい味わい。」 「私はこの料理が一番好きだ。完成度、これは★五つよ!」絶望の騎士が誇らしげだ。 これで『チームB』はそれぞれ個性全開の料理が届く。お腹を満たしながら意見を交わす。「お前たちの料理、どれも最高に美味しかった。自分たちの特技を持ったチームで良かったな。」 全員が頷き合い、今日もまた新たな料理の探求を進める。