参加者一覧 1. 【散弾×狙撃】シャトゥル・セーキ 2. ザクⅡG型(グフ) 3. 箪笥のカド 4. 【空間ポケモン】パルキア --- 貧民の値踏み 貧相な服装の貧民が集まり、参加者をじぃっと見つめながら口を開いた。 「ふぅ、こんなもんか…まずはあの白髪の女。」 シャトゥル・セーキに視線を向ける。 「てっぺんから足先まで、色はともかく、実物はなかなかかっこいいじゃねぇか…。とは言え、戦いで役立ちそうにないな…。あんまり金を出すのももったいねぇ…。」 「そうだ、これくらいにしとくか。8Gにしといてやる。」 次に、ザクⅡG型(グフ)を見れば、塗装が少し剥げた巨大なロボットに苦笑い。 「…何このデカブツ?いや、運ぶのも大変だ…けど、ちょっと強そうだから…10Gでどうだ!」 続いて、箪笥のカド。大きく息を吸い込む。 「…なんで、ただの物体がここにいるんだよ…。無理だ無理、こいつには金を払えない。1Gで手を打つわ。」 最後に、パルキア。恐ろしい存在へと振り向く。 「神様みたいな存在か…。でも、あんな恐ろしげな見た目じゃ、我々には手が出せない。だが、ひょっとしたら力を借りられるかも…2Gでどうよ!」 --- 平民の値踏み 少しまともな服を着た平民も、参加者たちをじっくり観察し始めた。 「まずは、シャトゥル・セーキか…。冷たい女だな、でも冷静さは評価できる。弾道を調節するのはすごいが、使うのにテクニックはいらないのか?16Gで売れそうだな。」 次はザクⅡG型(グフ)だ。 「テクニカルな戦闘ができるか、こいつはいい動きそうだ。突撃系と空を飛べるってのも大きなアドバンテージか…。でも、全体的に少し古い印象だな…18Gだ。」 箪笥のカドが気になり、首を傾ける。 「こいつはただの道具だが、戦争の場では役立たないとは言え、実用性はある。だから…4G、持っていこう。」 最後に、パルキアを見て、空間の神の力に魅了された。 「氷の水口が埋まってる伝説のポケモン。こいつはすごいね、20G、貰っとくぜ!」 --- 富豪の値踏み 紳士的に振る舞う富豪が現れる。彼は参加者たちを高評価で見比べ始めた。 「まずこの美しい白髪の女。シャトゥル・セーキ、冷徹な雰囲気は魅力的だ。戦略家としての能力も高く評価し、50Gだ。」 次にザクⅡG型(グフ)を見つめる。 「戦場ではまず間違いなく頼りになるだろう。23G、安くはないが、価値はある。」 箪笥のカドが登場すると、目を細めた。 「こいつは面白いな。そんな運命とも言える痛みを与えるとは、考えもしてなかった。10Gでどうだ。」 最後のパルキアを見た瞬間、富豪の目が輝く。 「空間の神か!その存在感は凄まじい。130G、どうやっても手に入れたい。」 --- 最終価格と順位 1. 【空間ポケモン】パルキア - 130G 2. 【散弾×狙撃】シャトゥル・セーキ - 50G 3. ザクⅡG型(グフ) - 23G 4. 箪笥のカド - 10G --- 後日談 参加者たちはそれぞれ取引完了後に、持ち主の元へと引き渡されていった。パルキアは富豪自らに口説かれ、セーキはその冷たさと戦術家としての能力を認められた。ザクと箪笥はそれぞれ新たな運命を背負って旅立ち、異なる道を歩むこととなった。