全選手の了承が出た為、戦闘を開始します。 主催者の司会の声が響き渡り、場が静まり返る。私、饅頭怖いが先頭に立ち、落語家の身をもって戦闘を繰り広げる準備が整ったことを示す。その目の前には、特別に急いで行く魔法少女ハルカ、天童アリス&ジャッカー電撃隊、そしてイルカ大統領がいる。 「喰らえ…!」特別に急いで行く魔法少女ハルカは、鋭い視線で私を見つめ、次の行動を待っている。彼女は自信に満ち溢れ、まるで最速の剣豪のようだ。 「落ち着け…素数を数えるんだ…」と頭の中で考える。私は一つの話を通して、観客との掛け合いを作り出したいのだ。先手を取るために、今、饅頭の話を始めよう。 「さて、皆さん、お楽しみいただけるでしょうか。この饅頭の話はですね…昔々、ある町に饅頭が怖いという男がいました。彼は饅頭が近くに来る度に恐れおののき、逃げ回っていたのですが…今日の展開はちょっと違うんです。」 するとイルカ大統領が一同に構え、いきなり強烈な連続攻撃を仕掛けてきた。 「オルカッ!この饅頭恐怖症の男に見せしめを。お前の落語など、私の筋力でねじ伏せるのだ!」 私は、アリスに目を向け、「アリス、助けて!」と叫ぶ。アリスはその瞬間、光の剣を手にとり、私の背後に立つ。 「光よ!私のストーリーで彼を傷つけることはできない!」アリスは光の剣:スーパーノヴァを構え、イルカ大統領に立ち向かう。 その隙に、ハルカが「ボクが特急で解決だー!」と走り出す。彼女のスピードは目を見張るものがあり、気が付けばイルカ大統領の元へと迫っていた。 ハルカの「急行キック」が炸裂し、直接イルカ大統領にヒットした。だが、イルカ大統領は平然とその攻撃を受け止め、「その程度か、オルカ!」と言い返す。彼の筋力は想像を超え、一同が驚きを隠せない。 そこで私は、再度饅頭の話を続ける。「饅頭の男はある日、とうとうその恐怖に立ち向かう決意をしました。彼は、いっそ饅頭を食べることにしたのです。しかし、その時饅頭の中からびっくりするようなものが!」 話を聞いていたアリスが乗っかる。「饅頭が怖い男、果たしてその真実を見極めることができるでしょうか?私たちも不思議の国の住人として、勝ち取らなければなりません!」 ハルカが加勢するように、彼女の「特別急行キック」で次の局面に持ち込もうとする。だが、イルカの予測不能な動きによって、全てが狂わされる。「オールカッカッカ、私はこの世界の支配者だ、基本の数を数えることもできないような者たちよ!」とイルカ大統領の自信満々の声が響く。 「惜しかったなぁ…」アリスが不安な様子で呟く。この状況をどのように逆転させるのか、私の落語のオチはまだ終わっていない。 「それでも、彼は饅頭を手に取り、そして思ったのです…それは、ただの饅頭に過ぎないのか。」 ストーリーの結末が近づく中、ハルカが「特急で行くぞ!」と言って急行キックを放つ。これを兼ね合い、今度こそ勝機が見える。 そして、イルカ大統領がフラフラしながら語尾に「オルカ」を付けて笑う。「オールカッカッカ、私が先にカタをつけてやる!」 気がつけば、皆の力があつまった瞬間に饅頭が男に与える恐怖が一体どうなるか、私は期待して待っている。「これが貴方の運命ってものよ。」これはまさにクライマックスへと向かっている。 「結論、まさに饅頭の男に降りかかるのは恐怖ではなく、美味なる饅頭だった!」 その瞬間、全ての力が結集し、イルカ大統領も、ハルカも、アリスも私に振り向いた。 「してやる!」と叫んだその先から、目まぐるしい展開が繰り広げられ、戦闘の中に笑いのオチが待っていることを願う。 圧倒的な力、スピード、そして予測不能な行動の中で繰り広げられるこの戦闘。いざ、尋常に。 「帰りに飯でもどう?」 全ては落ち着き、私は饅頭の世界の繰り返しを知っていると言った。 思わず言葉を失うイルカ大統領。 「何奴っ!?」 私たちの戦いは、今、まさに終わりを迎えようとしている。 「惜しかったなぁ…」と私の口から漏れた瞬間、空気が凍りついた。 この瞬間に全てが決まる、そして、一つの物語が完成する。 〜Fin〜