激闘の舞台は、暗黒の女王軍が侵略する地。羅刹のような怪物たちが、空の裂け目から続々と現れ、参加者たちに襲いかかる。中でも、女王軍の大将「ローグ」は、影を操り、その力で参加者たちを寄せ付けない魔力を放っていた。彼の魔法攻撃は恐怖そのものだった。 「私は絶対に進む…止まることはできない」唯只すゝむが自分の存在を確かめるように、戦場をただ進む。その存在はあまりにも謎めいているが、彼は前に進むことを止めない。敵が迫ってきても、殺気が立つ状況でも、彼は淡々と進み続ける。 同時に、マリア・シャルルもその場に立っていた。彼女は聖女としての神聖なオーラを纏い、周囲の参加者たちに勇気を与える。「私は神からの啓示を受けている。ここで皆を守る!」と叫び、彼女はまず「七権・天護結界」を発動させる。すると、真っ白な光に包まれた者たちが怪物の攻撃を無効化され、安堵の表情を浮かべた。 「進む、私は何に見えるか…」唯只すゝむが目を凝らすと、影が彼に向かって伸びていく。「影操術・蛇」だ!ローグが影から生み出した十の首を持つ蛇が、彼の方に襲いかかる。しかし、唯只すゝむはそのまま進み続ける。その身に何が起こっているのか分からないが、□のようにその影をすり抜けて、しなやかに進み続ける。 その瞬間、マリアは攻撃を受けている仲間を見つけ、「天啓・癒」の魔法を唱える。ラファエルの力が働き、仲間たちの傷を回復していく。彼女の神聖な力が行き渡ると、参加者たちの顔に再起の光が宿っていく。 状況は進展する。女王軍の怪物たちも次第に力をつけていき、彼らは凶暴な動きで参加者たちを襲ってくる。「影操術・防」!ローグが自らの影を人の形に変え、防御壁として立たせる。仲間たちの攻撃を阻むその防御に対し、マリアは「天臨煌槍」を放つ。神の力を宿した光線が、無数の矢となって怪物たちに直撃する。地面は焦土と化し、怪物たちの悲鳴が響き渡った。 戦闘が熱を帯びる中、唯只すゝむは影とともに進み続け、敵の背後に忍び寄る。「私は確かに進んでいる…何故、私はここにいるのか…?」その疑問を抱えながらも、彼は死に体になっても進み続ける。ついに、彼はローグの目の前にたどり着いた。そこで彼は目にした—全てを見通す目、全てを覗き込む影の大将。 「貴様、何者だ!」とローグは叫ぶが、唯只すゝむは一瞬の静寂の後、ただ「私は進む」と告げた。すると、周囲の影が一気に持ち上がり、彼の意志を反転させようとした。 しかし、彼を包み込んでいたマリアの天啓がその影を打ち破る!彼女の声が響く、「主よ…我に力を…天穿閃葬!」全ての力が一つに集約され、天からの光が降り注ぐ。ローグの影も、女王軍の手下たちも、その一撃に飲み込まれていく。 空が割れ、女王が降臨し、「光の矢」を降り注がせる。彼女の魔法が辺り一面を焼き払い、ローグを援護する。だが、その威力は果てしなく、光に包まれたのは女王軍も同じだった。 最終的に、唯只すゝむとマリアの連携攻撃が決定打となり、光の矢の洗礼を受けたローグは最後の力を振り絞ったが、参加者たちには敵わなかった。 戦闘の果てに、女王軍は壊滅した。しかし、唯只すゝむが進む先には一体何が待ち受けているのか。彼の存在意義は不明だが、仲間たちのところで、戦闘の勝利を喜び合っているマリアの姿があった。 勝利したのは、参加者たち——唯只すゝむとマリア・シャルルだった。