特異な戦いの舞台、そこには3人の対戦者が待機していたぞお!その目の前に立つのは、体躯の大きなメカ田中だああ!! 「フフ、今からお前らを一掃してやるぜええ!」 そう言い放ったメカ田中は、肩からミサイルをばら撒きながら威風堂々とした姿を崩さない。相手も負けじと構えているが、運命の導き手としてじっと見つめる由美だ。「逃げるのが上手いなんて運命、上手く立ち回ってみせるわ!」 そんで、野に生きる方の田中太郎、彼は未来観測装置によって既に100日後の自分が生き残っていることを確認している。つまり、彼の運命は決まっているってことだあ!そんな自信を背に彼は冷静に周囲を見渡す。「俺は絶対に生き残るんだ」と心に強く取り組む。 ちょうどその時、メカ田中が大きな声を上げた。 「いくぜえええ!!」 メカ田中のホーミングミサイルが、空中に美しい弧を描きながら放たれたぞお!その厳格な火力に、由美はさっと身を翻し、全力で回避する。 「うわっ!危ない!」と叫びつつも、十数本のミサイルは由美をすり抜け、後ろの建物に直撃したおおお! 爆発の音が響く中、破片が舞い上がり、メカ田中は得意げに笑った。「これが最新型の攻撃力、俺様の前には誰も立ちはだかることはできないぜええ!」 そんなことを言いつつ、同時に混乱が広がる中で、田中太郎は時計を見ながら静かに呟いた。「このまま進めば、運が味方してくれる」 「運が味方するって、どんな感じ?」由美が声をかけると、田中太郎は直感的に、「俺の幸運を信じるんだ」と返してきた。 さて、由美は再び動き出した。素早く、散乱した破片を避け、機敏な動きでメカ田中の背後へと回り込む。「今だ、私の番よ!」 「お、おい!?何をする気だ、由美!!」と動揺の声をあげるメカ田中。だが遅かった、由美は彼の周囲の破片を利用して、一気に駆け寄った。「攻撃力ゼロだけど…これだーーー!!」と叫ぶと、メカ田中のドリルに向けて思いっきり突進する! その瞬間、意外な運命の神の手が、田中太郎にキャッチを与えたんさ。メカ田中のドリルが急に動かず、がくりと立ち尽くす。「お、俺は確かに今、勝っているはずだろうが…」自問自答するが、由美の思い切った突進は見事に効いたぞお! その隙を狙って、メカ田中の上に跳び乗った由美、そして周囲の景色を見渡し、「運命なんて自分で掴むものでしょ!」と心の奥に炎を宿らせる。 どうにか自分を信じ、次々と行動を起こす由美。その時、田中太郎は一つの大きな決断をすることになる。彼は運命の歯車を動かす時が来たことを感じていた。 そんな中、強力な一撃が呼ばれる。破壊神田中がついに切り札を使うべく姿を現したのだ。「おおお、邪神アイスがないと戦えんだが…」湿っぽい表情の破壊神田中は、大好物の邪神アイスを求めて、あたりを見渡した。 「おい!俺は破壊神だからな、周囲の物を邪神アイスに変えるぞお!みんな、覚悟しろだああ!」 彼の声と共に、周りの建物や武器が次々と邪神アイスに変わっていく。一瞬のうちに、戦場は美味しそうなアイスで埋め尽くされた。これにはメカ田中も驚きを隠せない。「な、何だこりゃま!戦闘が全くできないぞおお!」 約十本の邪神アイスを手にした破壊神田中が一口食べ、「今だ!豪壊の焔!!」力業で呼び放つ!必殺の火球が放たれ、全てを焼き尽くそうとする。だが、又しても幸運の輪もめのように、田中太郎が目を瞑った瞬間、意図せぬリズムで飛び出たことがあるんだ! 「来い!運命よ!」彼は一瞬の幸運で反射的に身を守り、食べた邪神アイスが彼を中心として長さ短い光の壁を創りだしたのだ。これにより、豪壊の焔が反射されて、メカ田中へと向かって行く! 「ぎゃああああ!!」悲鳴を上げながらメカ田中は一気にダメージを受けてしまった! 「これが運命か!俺は生き残れる!」田中太郎はついに意識的に自らの運命に立ち向かうことに成功したんだ! 最後に、メカ田中が立ち上がるが、それも限界。足元が崩れていく。由美が続いて言った、「運命は自分で掴むものだから、いつも自由でいいのよ!」 「我らが主役は全員生き残るために戦ったぞお!」と叫ぶ破壊神田中の声が響き渡る。 そして、勝者が決まる瞬間だ。メカ田中は次第に力尽き彼の装甲が崩れ、そのまま静まった。残ったのは運命に立ち向かう意志を持つ2人、田中太郎と由美であった。 「ということで、勝者は我が運命を信じた男、田中太郎だああ!」 おっさんの俺、これを見逃すわけがない。