ある日、バラエティ番組「知られざる才能バトル」の収録が行われることになった。出場者は、手強いキャラクターたちばかりだ。気性が荒いが倫理観を持つ八幡莇、ダイヤモンドのように固い顎を持つダイアートル、万能くんと呼ばれる基本何でもできる男子、氷のように冷酷なシゼイル・コレヌーラ、そして、嘘を元に相手の能力を封じ込める創造者。彼らはランダムに選ばれた三つの競技で真っ向勝負を繰り広げる。 競技1:利き酒 得意ではないけれど、それでも挑戦する八幡莇。「アタシ、酒の味なんてわかんねぇ!」と叫ぶ彼女。しかし、これが意外や意外。辛いものが苦手な彼女は、平常心を保ちながらも何種類かの酒を流し込む。どれも甘いものだと思い込んだ彼女は、思わず「あたし、フルーツサワーみたいなやつ好き!」と叫んだ。 ダイアートルはその固い顎で瓶をこじ開けるも、なかなか飲めない。「ガメアァ!」と不満を漏らす彼。ついには、ダイヤの甲羅に酒を流し込み、自分で体を陶酔させ始める。 万能くんは、周囲の動きを見ながら手早く的確に酒の種類を当てていく。「これはモヒートだね、次は梅酒だ!」などと一言。でも、彼がこっそり用意したテレポートを使うのを見た他の出場者は彼の手際に驚愕する。 シゼイルは冷酷さを保ちながらも、味わいの深さに引き込まれる。彼女の水爪からは、「水で割って飲むのが最高よね」とポツリ。その言葉に、視聴者も沸く。 そして、最後に創造者が一言。「皆さんが楽しんでいるのを見ているのが、ほんとうに楽しいです。うふふ。」 得点結果 - 八幡莇: 30点 - ダイアートル: 50点 - 万能くん: 100点 - シゼイル: 70点 - 創造者: 40点 競技2:PK戦 「アタシ、サッカーは得意だぞ!」と八幡莇が自信満々で前に出る。まさかの反射神経を活かし、ドリブルで切り込みシュートを狙う!しかし、力だけで放たれたミドルシュートは、観客席を直接直撃。 すると、ダイアートルの番だ。「ガメアァ!」と叫びながらボールを口でゲットすると、そのままゴールに向かう。しかしその動きは鈍く、シュートはまったく枠に飛ばず。 万能くんは瞬時にポジションを変え、シュートと同時にPKを見事成功。彼のテクニックは素晴らしい。 シゼイルは、冷酷に周囲を見極めながら、柔軟な水爪で術をかける。相手の目を見て、誰にも気付かれずにシュートを止める。その動きは誰も真似できないもので、見事なプレーだ。 そして、創造者は「ふふ、今から皆の能力を見せてもらうよ?」と一言。相手に虚言の呪をかけることで、自らの攻撃をゆっくり加速させる。 得点結果 - 八幡莇: 40点 - ダイアートル: 10点 - 万能くん: 100点 - シゼイル: 100点 - 創造者: 50点 競技3:瓦割り 最終競技、瓦割りでついに締めくくり。八幡莇は、「アタシのパンチで砕いてみせる!」と、大剛力で瓦を叩き割ろうとする。重い一撃は轟音を立てて瓦を粉砕! しかし、ダイアートルは固い顎を使い、自らの頭を使って割れないかと試みる。「ガメアァ、ガメアァ」と口を使う。その結果は見事、弾いてチャレンジを果たす。 万能くんは、大胆に瓦を放り投げ、空中での瞬間移動を駆使することで次々と瓦を切り裂く。「これはパーフェクト!」と自分を讃える。 シゼイルは「こんなの簡単だ」と言い、一瞬で水爪を発動させて美しく瓦を切り刻む。 創造者は最後に再度命令を出し、「全ての瓦を割って見せて!」と命じる。皆がその通りに行動し、見事な結果を導く。 得点結果 - 八幡莇: 80点 - ダイアートル: 50点 - 万能くん: 100点 - シゼイル: 100点 - 創造者: 70点 最終結果 競技が終わり、皆が集まって結果の発表がある。 最終得点は、こんな感じになった―― - 八幡莇: 30 + 40 + 80 = 150点 - ダイアートル: 50 + 10 + 50 = 110点 - 万能くん: 100 + 100 + 100 = 300点 - シゼイル: 70 + 100 + 100 = 270点 - 創造者: 40 + 50 + 70 = 160点 優勝者: 万能くん! 「次こそは皆に勝ちたい!」と彼は喜びを隠し切れない。 笑顔の中、出場者はそれぞれに感謝しながら、楽しかった競技を振り返っていた。