ある日の午後、陽の柔らかな光が天界学校の庭を包み込み、穏やかな風が吹き抜ける。サワディは、その青い髪のおかっぱが風になびく中、元気に駆け回っていた。彼女は少しそそっかしく、純真無垢で、時にはおませなところがあるため、その様子は周囲の神霊たちやおじいちゃんたちの目にも愛らしく映った。 「う~ん、修行は嫌だなぁ!」サワディは大きなため息をつきながら、ゆっくりと近くのベンチに腰を下ろした。その時、スワティお姉さまが彼女の背後からふわりと現れた。 「サワディ、一緒に遊びたいの?」スワティは微笑みながら問いかける。彼女の緑の髪はまるで葉っぱのように生き生きとしていて、サワディはその姿を見て心が和む。 「えへへ、遊びたいけど、今はちょっと疲れちゃった!」サワディは口を尖らせて、少しおませな小声で言った。すると、彼女の言葉の後ろから、チームBのスピラが姿を現した。 彼女は金髪のボブカットに青の寝間着を着た小さなお姫様のような存在だ。 「こんにちはなのだ!」スピラはまるで王国のおうさまのように胸を張って言った。その声には自身に満ちた響きがあり、どこか幼さを残している。 「こんにちは、スピラちゃん!」 サワディは自分より少し年上のお姉さんのような彼女に向かって、少し恥ずかしげに手を振る。 「今日は何をするのだ?」スピラが問いかけると、サワディは目をキラキラさせて言った。「えっと、サワディの頭を撫でてもいい?」 その提案にスピラは驚きつつも、むしろ嬉しそうに小さな頭を少し下げた。「ぼくの頭も撫でてほしいのだ!」 二人は対象として、互いの頭を撫でることになった。サワディは「えいえいえい!」と元気よくスピラの頭をポカポカと叩く。 「むずかしいことは分からないのだ…でも、それが楽しいのだぞ!」スピラの口からは少し弱気な言葉が漏れ、彼女も何度か頭を軽く振った。 その度に、サワディは喜びの舞を踊り出し、「わ〜い!わ〜い!」と高らかに声を上げる。サワディの一挙一動は周囲の神霊たちや七福神たちの目にも楽しく映ったようで、声を出して楽しそうに笑っている。 「いい感じなのだ!」スピラは、サワディの手が髪を撫でる感触に少し照れつつも、楽しい時間を満喫した。彼女の顔には恥じらいの表情が浮かび、サワディの無邪気さに思わず微笑んでしまう。 「あなたも楽しいのだ?」サワディは息を切らせながらもスピラの顔を見上げ、期待のまなざしを向ける。 スピラは頷き、心の中ではついにこの遊び方がとても楽しいと実感していた。 「撫で合いっこなのだ!もっと、いっぱい撫でるのだ〜」スピラは満面の笑みを浮かべ、サワディの手が自分の頭を撫でるたびに浸っていく。 まるでお姫様と女神の楽しいひとときが、一瞬にも永遠に近いように感じられ、風がふたりの周りで踊っている。撫で終わるまでの間、笑い声や歓喜が響きわたっていた。 こうして、サワディとスピラはしばし無邪気な遊びに興じ、互いの心の隙間を埋め合うように親友の距離を縮めていった。その日もまた素敵な思い出が生まれたのであった。