西の門から、艶やかに輝く水晶のような衣装を纏った少女が現れた。彼女の名は、コクト・ウイナ。自信に満ちた笑顔を浮かべながら、戦場を見渡した。 「ういな怖ーい🥺」「みんな、私を見てくれないと、悲しーい♪」 そんな言葉を口にし、彼女は自らの魅力で周囲の視線を引き寄せようとする。彼女の魔力が淡く輝き始めた瞬間、すでに彼女の周囲には、彼女のファンたちがひしめいていた。 対するは北の門からゆっくりと現れたエインシャント。彼は冷酷な笑みを浮かべ、観客を威嚇するかのようにその拳を強く握った。「すぐに終わらせてやる、クズ共。」彼の言葉は冷たい氷のように、戦場を切り裂く。 瞬間、南から現れたのは、実態の無い存在。まるで空間が歪むかのように、ただそこに居るだけで何も感じさせない。この場のルールを支配する存在に、他の参加者は一瞬にして恐怖を感じた。 そして最後に東から登場したルル・ワッサーヴェローン。彼女はきらめく水を操り、鋭い眼差しを持った美少女だ。「えいっ、引っかかったね、みんな!」と彼女は挑発的に笑い、周囲の水を操り遊び始める。 コクトは愛矢を構え、エインシャントに向けて放った。「これで恋に落ちちゃえ!」彼女の矢が刺さると、エインシャントの表情が一瞬和らぎ、その隙にルルが水の鞭を振り回し、彼を拘束した。「私の水の中に留まって、じっくり楽しませてあげる。」 しかし、エインシャントはすぐにその拘束を断ち切り、氷水封を展開。「お前の水を凍り付かせてやる!」しなやかな氷の刃がルルを切り裂く。彼女は一瞬苦しみながらも、そのすぐ後、水を操る力で自身の痛みを軽減し、反撃体勢へ。 その時、実態が存在を顕示し、空間が揺らぐ。「お前たち、私には勝てない。」彼の言葉と共に、ルールが変わろうとしていた。コクトは恐怖のあまり、周囲のファンたちを催眠にかけようと試みたが、実体は彼女の能力を無効化する。「その力は無効だ。」 実体がエインシャントに迫りかかる。彼の意志に逆らう者には、即座に運命を変えてしまう力。エインシャントは、今がチャンスだと、自らの魔法を発動。相手の動きを止め、ルルの水翼を凍りつかせた。しかし、ルルは機転を利かし、その状況からも脱出し、再び水を操り彼を翻弄する。 戦いは激化し、魔法の技が空間を引き裂く。コクトのファンたちは水流となりルルを猛攻するが、冷酷なエインシャントが立ちはだかった。どちらが勝つのか分からない混沌とした状況の中、再び実態が口を開く。「運命は変わらない。本当に、お前たちは小さな存在だ。」 そして、最後の瞬間。それを待っていたかのように実態が一気に動いた。エインシャントの動きを封じ、全てを凍結させる。「ルールを変える。ただし、運命は変えられない。」その瞬間、戦場には静寂が訪れた。 どの参加者も尋常ではない恐怖を感じ、ただ耐えるしか無かった。 実体の勝利。 静まった戦場には、ただ一つ、存在し続ける無の感覚だけが残った。