薄曇りの空の下、チームAのバッシュはチームBのワイドを見つめていた。フィールドの端には色とりどりの旗がひらひらと揺れており、そこに集まったメンバーたちの声が飛び交っている。リラックスした雰囲気の中、バッシュはワイドの柔らかな髪を撫でることを決意する。ワイドは普段は強気に振る舞うが、実は甘えん坊で、少々臆病なところがあるのを知っているからだ。彼の小さな立ち姿を見ると、バッシュの心に何か優しい感情が芽生えた。 「おい、ワイド。ちょっとこっちに来てくれ。」 その声にワイドは一瞬たじろいで、周囲を見渡す。バッシュの大きな手が空中で大きく振られると、彼は怖がりなところを隠すべく、背筋を伸ばして歩み寄ってきた。ワイドは内心ドキドキしていた。大きな体躯を持つバッシュが自分を撫でるなんて、一瞬手が出しづらかったのだが、彼の表情はどこか安心感を漂わせていた。 「ほら、任せて大丈夫さ。気持ち良いから。」 そう言ってバッシュはワイドの頭に手を伸ばし、彼の柔らかい髪をゴツゴツした手で優しく撫で始めた。大きな手がワイドの頭を包み込むようにそっと置かれる感触に、ワイドは恐れを忘れ、何となく安心できるように心が落ち着いた。タンク役のバッシュが見せる優しさの裏には、彼を守りたくなる強い思いがあった。 「バッシュ、そんなに優しくしないでよ……」 ワイドが少し照れくさそうに言う。ふわふわとした感じを受けて、彼は無防備になる股間を下ろしてしまった。何よりも、バッシュに撫でられると、心がほっとする。 「俺はただ、お前のことを守ってやりたいだけだからな。たまには甘えてこい。」 その言葉が、ワイドの心の奥深くまで届く。大好きな仲間の安心感が、彼の温かい心を満たしていくのがわかる。周りには他の仲間たちが笑い合っている様子が見える。その仲間たちの楽しそうな雰囲気が、どこかワイドの心にさらに勇気を与えてくれているようだ。 バッシュの手がワイドの頭を撫でるたび、その切ない緊張感は溶けてゆき、心地よい重みが感じられる。子供のように無邪気に甘えるワイドに対し、バッシュはその表情に満ちた笑みで日々のストレスを忘れさせる。 長い時間をかけて、二人の心の距離が縮まったように感じられ、バッシュは優しく「さあ、お前も頑張ってくれよ」と励ます。 その言葉に、ワイドもニコッと微笑みながら、強くなった仲間を想い励まされる。 撫で終わった後、バッシュの手が離れると、ワイドは少し名残惜しげに感じたが、その後には温かい思い出だけが残る。その瞬間、逆に強くなった彼はバッシュの方を見上げた。「これからも頼むなバッシュ!俺、一緒に頑張るから!」 「おう、そうこなくっちゃ!」 そうして、彼らはお互いの力を信じ、これから待ち受ける冒険に向けて、仲間たちと共に歩き出すのだった。どこまでも続く仲間との絆、そして信頼が、いつまでも彼らの中に根付いていくのだった。