永愛サーキットのレース 永愛サーキット。風を抱き、さまざまな機械と参加者たちが命を賭けて走る舞台。その日、コースには一際明るい存在がいた。ライムちゃん、カートに乗り込み、笑顔を振り撒きながら仲間たちとレースの準備を進めている。 「みんな、今日は楽しむにゃー!負けても笑って帰るにゃん!」とライムちゃん。 「ライムちゃん、全力で行くぞ!」と一人の参加者が叫ぶ。 コースは河原の見える並木道から始まり、緩やかなカーブが続く。彼女の後ろには、暴走する蜘蛛型機械の操る者、RX-78GP∞ ガンダム試作∞号機、炎の心機・フェニックス、そして幽霊暴走族族長艶魔が待ち構える。 スタート前の緊張感 「さあ、始めるぞ!」と艶魔が手を挙げる。 「俺が一番早いだろ!」とRX-78GP∞ ガンダム試作∞号機。 「熱く燃えるぜ、行くよ!」と炎の心機・フェニックスが叫ぶ。周囲には青い炎をまとった艶魔が控えている。 「準備はいいかにゃ?」とライムちゃんが訊ねる。 「もちろんぉ、全開だ!」と参加者たちが声を揃える。 レーススタート! 「3、2、1…スタート!」の合図と同時に、カートとバイクが一斉に動き出した。 ライムちゃんは笑顔のままで、周囲を見回す。「にゃー、空気がいいにゃ!」 一方、暴走する蜘蛛型機械は、子蜘蛛機械を3機呼び出し、「出発!行くぞ!」と指示を出す。すると、彼の周囲に黒い糸が張り巡らされ、ライムちゃんのカートを捕まえようと試みる。 「おっと!にゃんでこんなものがあるの?」とライムちゃんが驚く。 S字コーナー S字コーナーが迫る。RX-78GP∞ ガンダム試作∞号機が突き進む。「避ける必要はない、全てを打ち抜く!」と言わんばかりに、ガトリング銃を構え、周囲を攻撃する。 「それをやるなら、俺も負けてられん!」と炎の心機・フェニックスがフェニックスフレアを発動。圧倒的な光が押し寄せ、彼の後ろでは青い炎が上がる。 「あれは…まずいにゃ!」ライムちゃんは急ブレーキをかけるが、流石にコースを曲がり切れない。 「このままじゃ、俺の速度が上がるぜ!」艶魔が叫びながらエンジンを吹かし、速度を上げていく。 森林地帯 「ヤバいにゃー!」ライムちゃんが声を上げた時、彼女のカートは進行方向を見失い、木々に突っ込みそうになる。 しかし、次の瞬間、ライムちゃんは虹のペンを取り出す。「よし!これを使うにゃ!」と描いたものが実体化し、巨大なコースを形成。「このまま、道を作るにゃん!」 森林地帯の木々が虹色のトンネルへと変わり、ライムちゃんはそのまま進む。 「え…これ、ありなの?なんて面白いんだ!」と彼女は感心する。 山岳地帯のトンネル 山岳地帯に差し掛かると、暴走する蜘蛛型機械が糸を捕らえて、ライムちゃんを妨げようとする。 「逃げられない、どうする?」と子蜘蛛機械たちが取り囲む。 ライムちゃんは一息つくと、「にゃー!負けないにゃ!」と叫び、虹のペンを振った。「レインボーカート、GO!」すると、カートが風を受けて進化する。 「何だ、それは!」と暴走する蜘蛛型機械は驚く。 「行くよ、これが私の走法にゃん!」ライムちゃんはぐんと加速し、トンネルを抜けていく。 石畳の商店街 「おいおい、待てよ!」とRX-78GP∞ ガンダム試作∞号機が叫ぶが、商店街の美しい景観に彼は困惑する。 「店の壊れ具合によって、得られるスコアが決まるのかな?にゃ!」ライムちゃんはカートを駆け抜けさせる。 「壊さないように、全力だ!」と炎の心機・フェニックスが続く。彼は大激怒隕石落としの準備を進めながら、商店街に入った。 浜風が吹く湾岸の鉄橋 最後の道、強い浜風が吹き荒れる中、艶魔は仲間たちと共に「冥酷無争」を発動!急加速した彼らは、周りの視界を白く曇らせながら突き進む。 「強烈だが、俺には負けない!」と、RX-78GP∞ ガンダム試作∞号機が自慢の力を発揮。 「行くぜ、勝負はまだ終わらない!」と炎の心機・フェニックスも全力で突撃。 フィニッシュラインへ ライムちゃんは浜風を感じながら、「にゃー!最後の直線、行くにゃ!」と全力でカートを走らせる。 「無理だ、君には負けない!」とRX-78GP∞ ガンダム試作∞号機が迫る。 瞬間、ライムちゃんは虹のペンを再び使い、「フィニッシュライン、虹を描くにゃ!」と声をあげる。コースが虹色に染まり、雷のように貫通した文字が現れる。 「成功したか、見つけたか…!」 フィニッシュラインを突破したその瞬間、ライムちゃんが一番先にゴールに達する。 結末 「勝ったにゃー!」ライムちゃんは喜びを爆発させる。 周囲の参加者たちは笑顔で拍手を送り合う。艶魔もそこにいて「おい、次は負けねえぞ!」と笑いながら宣言。 「どんな技も負けないよ?」とライムちゃんは笑顔で答え。「楽しかったにゃ!またレースしようね!」 全員が笑い合い、新たなレースへ向けて意気込みを語り合う中、永愛サーキットは再び活気づいていくのだった。 --- 完全に飽きの来ないレース。 これが永愛サーキットの日常! 次はどんな逆転劇が待っているのか、誰もが楽しみにしていた。 ライムちゃんの活躍は、永遠に続くのだ。