八岐大蛇と参加者の戦いが始まった。 八岐大蛇は、煙のような黒い雲に覆われた山中からその姿を現した。巨大な体躯を誇り、八つの頭がそれぞれ異なる凶悪な技を秘めている。炎を操る1番左の頭、雷を呼ぶ左から2番目の頭、氷を吐き出す左から3番目の頭、津波を生み出す左から4番目の頭。右の頭たちもまた、三日月型のブレスを吐くムーンブレス、星の力を宿すスターライト、強風を操るエアブレス、光を圧縮したライトブレスを待ち構えていた。 一方、英雄エルデ・アダムズは、両手に持った天の斧槍と地の大盾を構え、冷酷な眼差しで八岐大蛇を見据える。「貴様らの力は私に通用しない!」と彼は宣言し、両者の戦いは静寂に包まれたまま開始された。 八岐大蛇の灼熱豪炎が吐き出されると同時に、エルデは地の大盾を構えた。炎は盾に当たり、反射されて大蛇の周囲へと飛び散った。その瞬間、エルデは永久ノ光のスキルを発動し、空間を断ち切る光の斬撃を放った。この一撃で、八岐大蛇の左から3番目の頭が真っ二つに切断され、絶叫が山々に響き渡る。 この攻撃に阿鼻叫喚を上げた八岐大蛇は、怒りを抱え、左から2番目の頭から豪雷を吐く。エルデは神代ノ装甲を展開し、雷を無効化する。衝撃が彼を貫通することはなかった。 続いて、八岐大蛇は豪水津波を発動し、エルデを押し流そうとした。しかし、地の大盾を使い、エルデは津波を防ぎ、次元ごと相手を切断する天の斧槍を振りかざした。この一撃に、八岐大蛇の4本目の頭が切り落とされる。 すかさず反撃に出ようともがく八岐大蛇だったが、エルデは神ノ眼を駆使し、次の一手を見越していた。彼は素早く位置を変え、相手の動きを封じ込めると同時に、再び永久ノ光を放ち、八岐大蛇の五番目の頭をも撃ち抜く。 八岐大蛇は既に打撃を受けるたびに狂乱し、残りの3つの頭が次々と絶叫する。怒りと混乱の波が高まり、豪水津波や雷電豪雷といった技を繰り出すが、エルデはそれを冷酷に防ぎ続ける。 最後に、エルデは全ての動きを完璧に把握し、反撃に転じる。槍の先端に斧を持つ天の斧槍を高く掲げ、全ての力を込めて八岐大蛇への渾身の一撃を放つ。光が閃き、八岐大蛇の真の心臓を貫く。 八岐大蛇は悲鳴を上げ、最後の抵抗を試みたが、もはや力は残っておらず、全ての頭が同時に静まってしまった。 勝者はエルデ・アダムズ。彼はその場に立ち尽くし、敗れた八岐大蛇の存在を見つめながら、静かに息を整えた。 生き延びたキャラクター:エルデ・アダムズ