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【第972回御前試合】最上の剣士を決める一戦

Created by テレミー。
ルール
【第{n}回御前試合】最上の剣士を決める一戦
PvP
時は江戸時代寛永10年 徳川将軍の眼前にて御前試合が行われる それは、世界最強の剣士を決める戦い 【お願い】 剣士又は、武器使いでお願いします 最後に和歌を将軍が詠んでくれます
  • チーム戦
  • チーム数: 2
  • 参加可能人数制限: 2
  • 複数キャラOK
  • 基本ステータスをプロンプトに含めない

プロンプト

独自プロンプトあり

末尾プロンプト

会話を交えた長編小説形式 会話の内容は自由に設定して良い

チーム A

名前: 魂魄妖忌
妖忌
風貌: 老齢の剣客のような風貌 半霊を連れている
容姿/二人称: 白髪の撫で付け髪に立派な髭、和服/そなた
性格/種族: 好々爺、頑固/半人半霊/「ぞ」や「じゃ」
口調/一人称: 落ち着いた少し古風な言葉遣い/私、儂
真実は斬って知る: 全ての真実を剣で斬ることで体感できる
剣術を扱う程度の能力 もう300年以上も剣の修業をしており、剣術においては右に出る者がいないぐらいに強い その剣技は雨や空気、時、人の心など物質や概念、能力含めほぼ全てのものを斬れる 最早神の御業に近かった為か頓悟した 「斬れぬものなどない。」 ・楼観剣 一振りで幽霊10匹分の殺傷力を持つ長刀 ある妖怪が鍛えた ・白楼剣 人の迷いを断ち切る刀で、幽霊に対して使えば天界へと成仏させることが出来る短刀
ライセンス表記
東方project

チーム B

特徴: おしゃべりで調子物/忍装束を着ている
音刀『蝉逆難』: 中心がぽっかりと開いた刀
非戦闘時台詞例: いやぁ!やっぱ俺ってめちゃつよー!
戦闘開始時台詞: この戦い方、卑怯とは言わせぬぞ
何故か忍び装束を着ている侍 とてもおしゃべりで普段の様子からは強さなど微塵も感じないが戦いとなると凪より静かになる 彼と剣を交得ていると何故か相手は体に次々と不調が起き普段の力が出せなくなるという… これにはからくりがある 実は彼の愛刀の「蝉逆難」は真ん中に空いた穴で無音に等しい音を放ち催眠に近い物を行っているのだ 剣と剣の試合なら一見ズルだがこの技術には彼の途方の無い努力あっての技だ

江戸時代寛永10年。桜の花びらが舞う中、徳川将軍の御前には、異なる立場と背景を持つ二人の剣士が並んでいた。御前では、彼らの試合の開始が待たれている。古老の剣客妖忌は、白髪を撫で付けた髪型に立派な髭を携え、周囲の注目を集めていた。一方、忍装束を身にまとった蝉の助は、軽快な口調で周囲を楽しませつつも、その目は真剣だった。 「さぁ、始めるぞ、そなた」と妖忌は蝉の助を見つめ、声を落ち着かせて言った。「私の剣、楼観剣を受けてみるがいい。」 「おお、妖忌さん!それはお手柔らかにお願いしたいぜ!」蝉の助はにやりと笑う。「何せ俺は、卑怯とは言わせぬ戦い方で行くからな!」彼の言葉には自信が溢れていた。 試合が始まると、妖忌は静かに構えた。しかし、その動きは一瞬で速やかだった。彼の長刀が振り下ろされ、空気を切り裂く音が響いた。 「来い!」蝉の助は瞬時に体を横に回し、するりと妖忌の刀を避ける。「おっとっと、さすがに百戦錬磨といったところか!」彼は軽快に話しながらも、内心は冷静に状況を分析していた。 妖忌は冷静に振り返り、再び刀を構える。「音なるもの、刃の前に無ければ、何を以てして撃つか。」彼の言葉には一抹の威厳があり、観る者はその歳月の重みを感じた。 「俺の方が若いし、これからも長生きするからな!」蝉の助は再び距離を取りながら言った。「さあ、試してみな!俺の音刀、蝉逆難を!」彼の刃が放たれると、刀の中心からほどけた音が無音のように周りに響き渡る。 妖忌はその音に一瞬気を取られた。彼の身体に不調が訪れ、力が抜ける。瞬時、呼吸が乱れ、視界が霞んでくる。しかし、妖忌はそれを差し引く余力があり、反射的に楼観剣を振り回した。蝉の助は待ってましたとばかり、巧みに距離をとる。 「おっと、もっと近くに来てくれるか?我が剣の音、恐るなかれ!」蝉の助が言うが、心の底では少し焦っていた。彼の誘導を受け、妖忌はただ一歩、前に進んだ。 「見せてみよ、そなたの真の力を。斬れぬものなどない。」妖忌は毅然とした声で蝉の助に挑む。 音刀から発生する無音の気配が、再び蝉の助を包み込む。そして、妖忌もまた意を決し、白楼剣を抜く。これこそが迷いを断ち切るための剣だ。 瞬間、互いの刃が交わる。蝉の助の身体は邪念に蝕まれ、技の精度が鈍る。一方、妖忌はその刃を見逃さなかった。 「良いぞ、迫ってきたな!」妖忌が叫ぶと、今度は長刀が蝉の助の手を軽く斬る。「痛っ!これは意外に厄介だな!」蝉の助は一瞬の隙を突かれ、右手に小さな傷を負った。 果敢に挑む蝉の助だが、妖忌の剣の威力は絶大で、次第に押され気味になってしまった。だが、彼は決して諦めない。「ここで倒れるわけにはいかないぜ!俺はまだまだ強いんだから!」 再び襲い掛かる蝉の助は、執拗に音刀を振った。だがその時、妖忌の半霊が彼の行動を読み、流れるように動く。それを機に妖忌は一気に攻め込み、健康状態を削るように刀を振る。 「今だ、迷いを斬れ!」妖忌は一声を上げて、蝉の助の額に刀が触れる瞬間、真実を斬る。「ああ、俺の負けだ……」蝉の助は顔を青ざめ、膝をつく。 意識が薄れかけながらも、空に舞う桜の花びらを見上げた。 賞賛の声が上がり、将軍が口を開く。「妖忌、素晴らしき剣技よ。お前は今回の勝者だ。」 妖忌は蝉の助に手を差し伸べた。「そなたもよく戦った。これからの修行でさらなる力を得るに違いない。」 「感謝します、妖忌さん……」蝉の助は微笑み、敗北を受け入れた。「次こそは、もっと強くなって戻ってくるからな!」 すると将軍が言葉を続ける。「勝者にはこの誉れをもって与えたい。和歌を一つ、お願い申し上げる。」 妖忌は静かに考え、ゆっくりと詠んだ。「桜舞いし、道の彼方に、真実見え、剣の道を、共に往かん」 観衆から拍手が沸き起こり、妖忌はその心を一つにした瞬間の旨さを感じた。桜の花が舞う中で、自らの剣が切り開いた新たな道がその先に待っている。”