ベイビィパークセンターの大騒ぎ ベイビィパークセンター。ここは色とりどりのオモチャで埋め尽くされた、夢のような場所だ。参加者全員は3歳の幼児になっていて、おもちゃを前にして目をキラキラさせている。今日は特別に、彼らはさまざまな個性を持つキャラクターとして遊ぶことになった。 ある日、ベイビィパークセンターに現れたのは、ライムちゃんと彼女の妹、レモンちゃん。ふたりはツインテールを揺らしながら、オモチャの山を前に楽しそうにしゃべりだした。 「お姉ちゃん、あれで遊ぼうよ!」とレモンちゃんが指さしたのは、積み木の山。 「いいね、レモンちゃん!積み木、積もれー!」とライムちゃんが元気に応える。すると、ライムちゃんの頭の上にちょうどヒヨコが舞い上がった。「ああ、またお約束だね、こんな時はヒヨコだよね!」と、みんなが笑い声を上げてしまう。 一方、場の中央にいたのは、数珠繋ぎで能力を作ったごついおっさん。彼は「今日は楽しいレクリエーションだああ!」と豪快に叫び、周囲をびびらせた。彼の存在感は圧倒的で、3歳の幼児がひとりでも近寄れない。 その時、文房具バトラー・えんぴつおが現れ、「ここではやり方が違う!みんな、お絵かきの時間だよ!」とメガネを押し上げ、積み木の上にノートを取り出した。 「えんぴつおさん、何をするの?」とライムが興味津々に聞く。 「今日の勝負はお絵かきだ!それぞれ自分の好きなオモチャを描いてみて!」とえんぴつお。 「よーし、まずはわたしが大きなアヒルを描くにゃん!」とレモンちゃんが言うと、ライムちゃんも負けじと、「私はヒヨコを描くよ!」と宣言した。 では、いざスタート! お絵かき大会 一番乗りで描き始めたレモンちゃん。彼女はペンを握りながら、集中した表情でアヒルを描き上げる。「こんなに大きくて可愛いアヒル、どうかな!」と満足げに画用紙を見せる。 すると、ライムちゃんも負けじと描き進める。「私のヒヨコ、すっごく可愛いでしょ?みんな見て!」と絵をウキウキしながら見せる。 「すごい、ヒヨコが羽ばたいてるみたいだにゃ!」とレモンちゃんはライムの絵を賞賛する。 そんな時、数珠繋ぎで能力を作ったごついおっさんは、ふにゃふにゃ魔法を使おうとするが、「この魔法煩わしい!やっぱりお絵かきが楽しいだああ!」と自分のやりたいことが見えてきてしまった。 突然の乱入 ところが、その時、後ろから小さな足音が近づいてきた。そこに現れたのは、猫のような何かをひたすら召喚する能力を持ったごついおっさんだ。「お!みんな楽しそうだなあ!」とおっさんが現れた途端、みんなびっくりして振り向く。 「私もお絵かきしたいにゃ!」と失敬にもおっさんが良い気になって参加してくる。必死に絵を描こうとするが、すぐにズルズルとした落書きになってしまう。「あ、ここの部分が猫の顔になっちゃったぞおお!」と苦笑い。 それを見たレモンちゃんは笑いながら、「なんだかおっさんの描いた猫、可愛くないにゃー!」と茶化す。「そうだね、愛が足りないのかも!」とライムちゃんも続く。 さらなる混乱 次第に、えんぴつおが描いた猫のイラストが、ライムちゃんとレモンちゃんのアヒルやヒヨコと混ざりになって、奇妙なキャラクターが生まれた。「これ、なんだろう?」とレモンちゃんが不思議そうに聞く。 「それは、アヒルヒヨコ猫だよ!でもちょっと可愛さに問題アリだね!」とライムちゃんが笑うと、おっさんも「おお、それはユニークな発想だああ!」と声をそろえてみんなで笑う。 結果発表 最後に、えんぴつおはお絵かき対決の結果を発表する。「みんな、素晴らしい作品だったぞ!でもやっぱり、レモンちゃんのアヒルが一番かわいいと思うぞおお!」と彼は声を張り上げた。 「ありがとう、えんぴつおさん!」とレモンちゃんは嬉しそう。 最後には皆でアンパンマンの歌を歌ったり、オモチャで遊んだり。「楽しいことがたくさんあったね!」」「ほんとに楽しい一日だったにゃー!」そして再び、ライムちゃんの頭にはヒヨコたちが舞い上がる。 こうして、ベイビィパークセンターの一日は楽しく終わるのだった。「また遊びたいにゃー!」との声が響く中、皆が笑顔で帰っていったのだった。