荒れ狂う風が二人の対戦を包み込む。まずは『オズの愚かな藁人形』ディースノール・アーブレ厶ードが、その巨大な体を持ち上げる。すでに恐怖の対象であるその身が大鎌を握りしめ、虚ろな眼がぎらりと光る。だが、対峙するのは容赦ない戦士、アーマー・アルマージ。彼は重厚な紫のボディを持ち、直立する姿はまさに誇り高い戦士の象徴だ。 アルマージは冷静さを失わず、緊張感を高める。彼の体からは微かに青白い光が放たれ、手元のレーザーが照準を定める。相手の大鎌を見渡し、「おい、藁人形。貴様の思考能力を削ぎ落としてやる」と告げる。その声には威圧感が満ちていた。 ディースノールは、藁の体を震わせ、「君に俺の脳は奪えない。藁から人の思考を引き出すのだ!」とカタコトで返す。その声は威勢があったが、口を開くことに恐怖を感じさせる。大鎌が宙を描く。瞬時に二人は間合いに飛び込む。 『ドンッ!』音を立てて接触。ディースノールの大鎌がアルマージの胴体を切り裂くかのように振るわれるが、アルマージは丸まることで回避。そのまま彼はローリングシールドを発動し、猛烈な回転を始める。硬度の高い球体が隙間を潜り抜けて、ディースノールへと急接近。