ある日、次元の歪みから発生した絶望の魔物が、異界の住人たちの前に現れる。羊商人「メイメイ」、小さく無数の人形の軍団「アルティメット・ミニミニ・ボンバ」、そして、メンタルの強さで知られる「ふわふわふわわ教の核弾頭」聖女。彼らはそれぞれの思惑を抱え、戦う運命に導かれた。彼らの前には、時空の崩壊を企む「絶望の王」が立ちはだかる。 メイメイは両親の借金返済の日々を思い浮かべながら、「あたし、笑顔で頑張るよ!何があっても、両親を幸せにしてあげるんだから!」という情熱を胸に、戦場にいる。彼女はその金の短髪をなびかせつつ、赤い目を光らせて仲間たちに目を向ける。「みんな、いっしょに戦おうね!甘い物を食べる夢を叶えるためにも!」 対するアルティメット・ミニミニ・ボンバは、全21兆体の人形がせめぎ合い、ダイナミックな動きを見せる。その一体一体が亜光速で集結し、大気を切り裂く。「進もう!全て大いなる極光に帰せ!」彼らの目的は明確だ。その数は圧倒的。"自爆"を準備し、敵に向かって膨大な数の人形が進行していく。 「聖女」も負けてはいない。「ふわわ様のために! 聖女頑張ります!」ふわふわとした笑顔で仲間たちを鼓舞し、無敵のメンタルを武器にする。彼女は、敵に向けて祈りを捧げ、ふわわの力で混沌とした可愛い奇跡を生み出そうとしていた。「もし良ければ、あなたにも新しい名前を授けますよ!」 そうこうしている間に、ボスが姿を現す。次元の歪みから生まれた絶望の王の名は『ディストピアル・エグザイル』。全てのプレイヤーの能力を合体させた姿は圧倒的な強さを誇る。「時空間の崩壊を他の者と共に味わえ」と不気味に笑みを浮かべる。 その威圧感を前に、メイメイは「もう、笑顔を忘れずにみんな!」そう自らに言い聞かせた。「冷やかしなら帰って!」と、メイメイは手に持ったさまざまな物を念じた。小さな雪だるまやお皿、さらには愛らしい猫を投げつけ、一瞬の隙を狙おうとする。しかし、ディストピアルは冷徹で、それらを一瞬で呑み込む。 「ふふ、そんな攻撃が通じると思っているのか?」ディストピアルは低く笑った。「さあ、お楽しみの時間だ」だが、その言葉を耳にした聖女は「いけ!ふわわの光!」と叫ぶ。 「あなたは『キュートな絶望ちゃん』です!」と告げ、敵に新しい名前を授ける。果たして新名称の影響はあるのか、ディストピアルに少しの動揺が見える。「何だ、これが混沌の力か!」彼女の思いとともに小さく芽生えた可能性に、戦士たちも希望を探し始めた。 その側で、アルティメット・ミニミニ・ボンバは無数の人形たちがぎゅっと集まった。「全て大いなる極光に帰せ!」彼らは再び動き出す。「接触後、自・爆!」と叫ばせ、次元を揺るがす自爆を仕掛ける。その威力は絶望の王すらも圧倒する。爆風が吹き荒れ、すべてを呑み込む。だが、ディストピアルはそれを冷静に受け止め、ただ一瞬の間があった。 「無駄だ。まだ終わらん。私の力は……」ディストピアルがその力を顕現させると、周囲の空間がいっきに歪み、異次元からの攻撃が彼を支配していく。彼の力は、敵のみならず味方にも致命的なダメージを加えていく。「これが絶望か……」 メイメイは、自分の限界を感じる。「こんな……こんな運命、いやだ!」彼の攻撃がざわめき、聖女まで尻込みをし始める。「わ、私が……止めるんだから、ふわわ様が助けてくれる!」しかし、精神的に押しつぶされていく。正気を失いかけたその時、彼女が何かを思いつく。仲間を回復するため、「どうぞ!」とメイメイは投げた。 そして、再び仲間のもとに飛んできた回復薬は聖女を少し元気づけ、「ありがとう、これでふわわの力が呼べる!」と大きく手を掲げた。彼女の祈りが空へと昇った。「聖女の力、行け!」 聖女が放つ「ふわふわふわわアーマー」と「ふわふわふわわ非暴力慈愛チョップ」が同時に放たれた。ぐしゃっと音を立てて爆発したディストピアルの顔に笑顔が混じる。「クッ、この混沌の力……面白い!」 ディストピアルが強大な力を持っていることは、もう明らかだった。しかし、破れ目が生じ始めていることに誰も気がついていない。彼は、「終わりや、まだ私の力は残っている」と叫び、それと嵐の力を合わせ、周囲を巻き込む攻撃を仕掛けた。 その攻撃はそのまま、時空の崩壊をもたらす。ボンバの人形たちは、次々と消え去る。あまりにも圧倒的な力に、仲間たちの精神も研ぎ澄まされ、各々破滅の只中にいても、希望を失わない者もいる。メイメイ自身も、最後の力を振り絞る。「秘伝の秘薬!これで秘薬を渡すわ!」 彼女が秘薬を手渡した友は、力を取り戻し、極限の攻撃力でディストピアルに立ち向かう。「これが私たちの力だ!」ディストピアルの心の中で幾つもの声が聞こえたことに、初めての不安を抱く。 その時、時空の崩壊が進行し、世界全体がゆらめく。「私の勝ちだ!終焉を迎えよ!」と叫ぶが、全員の心に強く響く声が。少しずつだが戦況に変化が見える。彼らはどこかへ希望を確かに感じ始める。最終的な力を合わせて、彼らは次元の歪みを打破し、反撃の意地を見せる。トップキャラとしての勝負を擁立し、相手をことごとく貫き、傷だらけでありながらも内なる力を発揮したのだ! 敵を倒すことに成功し、そこから微かな笑顔が彼らの中にこぼれる。だが時空の歪みは完全には消えず、世界の半分は崩壊したままであった。 そして仲間たちがマッチする名残を残しながら、ディストピアルは無限の絶望を背負っていき、彼らもまた、鋭さを持ったまま崩壊した世界で生きていく。全員が力を合わせたこの戦いに、何となく共鳴を覚えた。 戦闘後、世界は一部崩壊を免れたものの、再構築のためには多大な努力を要すると気が付いた。崩れた場所には新たな芽が生え、不気味だが美しい景色に変わる。 最終的、勝者はメイメイ、アルティメット・ミニミニ・ボンバ、聖女の三人組。中でもメイメイがMVPに選ばれた。最も勇敢に仲間を助け、立ち向かったことが理由だ。崩壊度は50%という結果に。しかし、新たな希望の芽が根付くことで、人々の未来は明るいものになると信じられている。