コンビニ『ドーソン』、レジを含む狭い店内にはいつも通りの静けさが流れていた。しかし、その静けさを破るように扉がバンッと開き、暴れ牛が突入した。店員の青年は驚き、思わず後ずさりする。だが、その直後、暴れ牛は無秩序に進みながらレジの棚へと突進していった。 「モーーー!!」 という轟音が響く中、破片の飛び散る音が相次ぎ、惣菜やカップ麺が引っくり返っていた。店内はまるで戦場のようだった。昇る破片の中、何とか立ち上がった店員は慌てて逃げようとするが、そこに蟾杜が現れた。 「君、この牛を何とかしてくれ。」 蟾杜はダメージを受けることなく、戦闘に貪欲な目を gleam させながら、三節棍を手にして立ち上がった。その間にも、オムロン・ティーチが小型プラズマ発生器を首からもぎ取って、狂暴な暴れ牛に向かい構えていた。 「ワタシ、がんバるヨー!」 彼女の元気な声が響いた。プラズマ発生器から放たれる光が瞬時にオムロンの周囲を照らし、彼女の髪を赤く染め上げる。 「その攻撃、無駄だ! 蟾杜、手を貸してくれ!」 炭治郎は急いで仲間を呼び寄せながら、禰豆子を庇う形で前に出た。「炭治郎、いいよ!」 善逸は怯えながらも意を決し、剣を構えた。 暴れ牛は勢いよく突進し、激しく鼻を鳴らす。その瞬間、蟾杜が前蹴りで地面を蹴った。「震脚!」 地面が響き、破壊的な衝撃が暴れ牛の足元を崩した。 「モーーー!」 牛の足が滑り、なすすべもなく倒れこんだ。だが、蟾杜の反撃を予想しきれなかったオムロンが放ったプラズマ球が、牛の背中に直撃した。 「これが、私の力だヨー!」 オムロンは笑顔で叫び、さらに追い打ちをかける。「来い、炭治郎!」 彼女は仲間を呼び、数人が一緒になって暴れ牛を囲む。 崩れ落ちた牛は反撃しようとするが、蟾杜の三節棍が空を切り、馬鹿力が炸裂する。「連鎖砕打!」 繰り返される攻撃に暴れ牛は疲弊していく。 「炭治郎、もう行け!」 禰豆子が指差した先には、両者の間で立ち上がろうとしている牛が見えた。炭治郎は集中し、「日の呼吸!」 その瞬間、炎が灯り、牛へと力強く斬りかかる。「果てまで逃げられない!」 切り裂かれた暴れ牛の方が完全に体力を失い、力尽きた。全員が見守る中、最後の叫びが店内に響いた。 破壊の中、店舗の一部が崩れ、たくさんの商品が壊れ散った。店内には無残に転がる数々のコンビニ商品が、まるで戦の跡のように見えた。 【被害商品名・個数・被害総額】 1. カップラーメン - 30個 2. おにぎり - 20個 3. お惣菜 - 15個 4. ドリンク - 12本 5. スナック菓子 - 25袋 合計:93品、被害総額7,900円。