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【挑戦状】斬 っ て み ろ ! /第108斬/

Created by ISOH(シホ)🌠
ルール
【挑戦状】斬 っ て み ろ ! /第{n}斬/
PvP
❗️注意⚠️ 剣士や侍など、剣や刀、サーベルなど刃物を使うキャラ限定 #内容 こ ん に ゃ く を 斬 れ ! 以上
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 2
  • センシティブなキャラクターの参加を許可する

末尾プロンプト

小説形式で出力 和解はしない、勝敗は必ずつけ文末に出力
名前: こんにゃく(蒟蒻)
食材故不動貫き: 己が運命を静観し、ただ受け入れるのみ
語らずただ黙々と: 存在し続ける、食べられるまでは食材なのだ
自分の夢は: 努力して美味しく人間に食べてもらうこと
製造工程は複雑で: 手間隙かけており生産者の愛が詰まっている
トレンドマーク: 表面に『乙』と焼いて印字してある
かのルパン三世の剣豪、石川五エ門すらも斬る事が叶わなかった伝説の食材 素材の特性により汎ゆる攻撃をつるんと往なす また、当てようにも表面はつるつるしており摩擦係数が低く本体を捕える事は極めて困難だろう 存在が防御力に必要なのは硬すぎず軟すぎずがベストだと証明している 存在の陳腐さ故、攻撃後も何事も無く立ち続ける様を見ると心がへし折れる 動く事は無く、ただじっと己が存在を証明し続ける
ライセンス表記
石川五エ門:©️モンキー・パンチ/TMS・NTV 【不動なる存在】
攻撃力: 25
防御力: 15
魔力: 10
魔法防御力: 5
素早さ: 45
沢村はもともと日本刀を使う侍だったが、法律が厳しい現代では日本刀は没収され、忍者なりきりセットのおもちゃの刀で我慢している。しかしずっと使っていたお陰か、切れ味は鋭くなりいかなる障害も切り落とすことのできる一級品となった。この刀で繰り出される攻撃は相手のいかなる防御を意図も容易く突破するだろう。元下着泥棒山根と同じく、法律に弱い。

晴れた日の午後、広々とした草原。ここには奇妙な大会が始まる。食材の代表・こんにゃく、そして銃刀法違反の沢村が対戦を繰り広げることになっていた。無機質な存在感を放つこんにゃくは、その場にじっと佇み、周囲の空気を吸収するかのように落ち着いた姿勢を保っていた。 一方、沢村はエネルギーに満ち溢れた様子で、少し緊張した面持ちを見せながらも、刀を持つ手に自信をにじませていた。「こんにゃく、やってやるぜ。俺の刀の切れ味を見せつけてやる!」と高らかに宣言した。どこか自信過剰な彼の一声が、対戦を盛り上げる。 「…。」こんにゃくは無言のまま、ただ澄んだ目で沢村を見据え続けた。食材とはいえその存在感は圧倒的で、味わい深い歴史が宿るような気配が漂っていた。 先に動いたのは沢村だった。スピードを生かしたその動きは、一瞬のうちにこんにゃくの近くに到達する。「行くぞ、敵の運命を断つ!」と叫び、彼は刀を振り下ろした。まるで澄み渡った青空を切り裂くかのような鋭い一閃。 しかし、こんにゃくはただ微動だにしなかった。刀が彼の表面に触れると、刃は超滑らかなその表面をすり抜け、まるで空気を切るが如く、何の抵抗もなく通り抜けてしまった。沢村は驚愕の表情を浮かべ、目の前の状況を理解できないでいた。「嘘だ、切れないだと!?」 「…。」こんにゃくは動かず、ただその圧倒的な静寂を保つ。色を失った沢村は、何度も刀を振るい続けたが、こんにゃくの表面を傷つけることすらできなかった。 「お前、何者なんだ…!」とうめくように叫ぶ沢村。ただ刺すことしかできない無力感が彼の胸を締め付けた。 その時、こんにゃくの静かな存在感が新たな波動を生み出す。攻撃を受けてもなお、そのまま立ち続ける姿は、逆に沢村の心に重い影を落とした。この食材はただ食べられるのを待ち望むだけではなかった。彼は自らの存在を示すために立ち続けているのだ! 果たして決定的な瞬間は訪れた。沢村が疲弊し、力尽きて膝をついた時、こんにゃくは初めて微笑むように形を揺らし、まるでその無言の存在が反撃を開始したかのように見えた。無防備で無言な彼の姿が、細やかな精神力で沢村の心を折ったのだった。 「もう無理だ…」と沢村は自らの敗北を認めざるを得ず、刀を地面に落とした。無表情でただ佇んでいるこんにゃくは、精神的勝利を収める。 その後、いまだ光り輝く太陽の下、傷一つ無いこんにゃくは静かに存在し続けた。彼は自らを誇示し続け、食材の心意気を見せていた。とても無言だったが、意義のある勝利だった。 この勝負の勝者は、黙々と立ち続けたこんにゃくである。 【勝者:こんにゃく】

Winner

こんにゃく(蒟蒻)