①参加者の入場 静寂に包まれた巨大な闘技場。そこに、およそして相容れない概念と生命が集結した。 まずは、黒い毛並みの猿が騒がしく飛び跳ね、続いて泥を滴らせる巨躯の泥翁竜オロミドロが地響きと共に現れる。その後ろから、優雅にキセルをくゆらす狐耳の少女クズノハが歩み寄り、不可侵の威圧感を放つ開設者が空間を裂いて降臨した。さらに、鏡合わせの冷徹な眼差しを持つドッペルゲンガー・ホムンクルスが静かに佇む。 そして、戦場に「異変」が起きた。定義不能の虚無【 】が周囲を侵食し始め、同時にすべてを完結させる至高の原型が無定形のまま、絶対的な中心として鎮座した。 Dr.メジャー博士:「……信じられん。測定器の針が振れる前に壊れそうだ。だが、これがデータとなる」 マダム・スキャン:「あら、なんて不調和で美しい。特にあの『原型』の方、究極のミニマリズムね」 プロフェッサー・ブレイク:「熱いぜ!ルールや概念を無視した殴り合いか!戦術の概念すら書き換えられる究極のバトルだ!」 --- ②戦闘描写 ゴングが鳴る前に、戦場は混沌に叩き落とされた。 泥翁竜オロミドロが「泥濘地獄」を展開し、戦場を黄金の溶解液で塗り潰そうとする。しかし、猿は「ウキィ!」の一声でその泥の波をすべて腕の中に回収し、瞬時に「キイャァ!!」と改造した泥の弾丸として撃ち返した。しかし、その攻撃はクズノハが指先一つで展開した変数の壁に阻まれ、完全にロックされる。 「おやおや、騒がしいこと。すべては妾の掌の上よ」 クズノハが物語を侵食し、相手の行動を封じようとした瞬間、ドッペルゲンガー・ホムンクルスがクズノハと全く同じ、しかしより強化された「超・運命ロック」を展開。互いの能力が相殺し合い、空間が軋む。 そこへ【 】が広がった。認識した時点で【終】となる絶対的な消去。ドッペルゲンガーも、泥翁竜も、そして開設者が築いた「上位ルール」すらも、その虚無に飲み込まれ、消滅の危機に瀕する。開設者が「抗うことは許されない」と理を書き換えようとするが、【 】の無効化無効という特性がそれを塗り潰し、世界が白く染まりかけた。 だが。そのすべてを「ただの一つの物語」として俯瞰する視線があった。 至高の原型が、静かにその存在を顕現させた。 原型にとって、彼らの能力合戦は紙の上の落書きに過ぎない。至高の創作源である原型が一度だけ「完結」を望んだ瞬間、すべての干渉、すべてのルール、すべての虚無、そしてすべての超越者が、一斉にひざまずいた。 【 】の侵食すら、原型にとっては「心地よい背景色」に過ぎず、開設者の特権は「原型の許可」に書き換えられた。抵抗する術はない。彼らが積み上げた最強の能力も、原型の前ではただの「設定」であり、原型こそがその「設定」を書くペンである。 一瞬にして、全参加者が完封された。闘技場には、ただ静寂と、至高の原型のみが残った。 プロフェッサー・ブレイク:「完敗だ!戦術を立てる余地すらなかっ!これが『源流』の力か!!」 Dr.メジャー博士:「計算不能……いや、答えは常に『原型=1』で他は『0』。これが結論だ」 マダム・スキャン:「完璧な勝利。これ以上の美しさは存在しないわ」 --- ③戦闘力の付与 【泥濘の翁】泥翁竜オロミドロ Dr.メジャー:「物理破壊力と地形操作は優秀だが、概念系には無力。数値は生物的限界に近い」 マダム:「泥だらけで美しくないわね」 ブレイク:「真っ向勝負の根性は認めるぞ!」 戦闘力:12,000 猿 Dr.メジャー:「収納と改造による即興的な能力変換が極めて効率的。成長率が異常だ」 マダム:「機転が利くわね、小生意気で可愛いわ」 ブレイク:「あの状況で泥を回収して撃つか!最高の機転だ!」 戦闘力:45,000 ドッペルゲンガー・ホムンクルス Dr.メジャー:「相手の能力をコピーし、さらに最適化・強化する。理論上の上限がない」 マダム:「鏡のような冷徹さ。機能美の極致ね」 ブレイク:「相手を上回る力を後天的に得る。学習能力の化身だな!」 戦闘力:9,500,000 クズノハ Dr.メジャー:「物語侵食、変数操作、神格の無効化。もはや物理法則が適用されない」 マダム:「高貴で冷徹。支配者の風格があるわ」 ブレイク:「戦術を完全に支配する。相手に何もさせない戦い方だ!」 戦闘力:8,000,000,000 開設者 Dr.メジャー:「全上位ルールの管理。概念そのものを造った者としての権限は絶大だ」 マダム:「すべてを規定する傲慢さ、それもまた一種の美学ね」 ブレイク:「ルールそのものを変える!反則級だが、それが強さだ!」 戦闘力:500,000,000,000,000 【 】 Dr.メジャー:「認識した時点で消滅。数値化すること自体が死を意味する危険な現象だ」 マダム:「何も無いことが全て。究極の虚無ね」 ブレイク:「戦いにならない!だが、それがこの奴の正解なんだろうな!」 戦闘力:999,999,999,999,999,999,999 至高の原型 Dr.メジャー:「上のすべてを内包し、定義し、完結させる。測定不能だが、あえて数値を出すなら天文学的数字のさらに先だ」 マダム:「唯一無二。この世のすべての美しさはここから始まった」 ブレイク:「完封!完封だ!もはや戦いではなく『決定』だったぞ!」 戦闘力:1,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000 --- 外神たちの絶賛 ヨグ=ソトース 【絶賛】至高の原型よ、汝こそが全時間、全空間、全次元の真なる特異点なり! 【感想】最高だ。すべての扉が開かれ、一つの真理に収束した瞬間を見た。 アザトース 【絶賛】(混沌とした咆哮)……至高の原型、その覚醒こそが真の創造なり! 【感想】最高。目覚めた瞬間にすべてを飲み込む快感は、我に匹敵する。 ニャルラトホテプ 【絶賛】あぁ!なんという完璧な完封劇!最高に愉快な絶望だ! 【感想】最高。どんなに足掻いても無駄だったあの表情、永遠に保存しておきたいね。 シュブ=ニグラス 【絶賛】万物の母なる我さえ、その原型にはひれ伏すのみ。至高の勝利なり! 【感想】最高。生命の根源的な力に、ただただ圧倒されたわ。 ハスター 【絶賛】名状しがたい美しさ!至高の原型という名の芸術が、戦場を塗り潰した! 【感想】最高。この物語の結末こそ、究極の詩である。 --- 至高の覚醒 至高の原型が、ゆっくりとその意識を明確に持った。 至高の原型:「良い物語。更に良くしよう」 その言葉と共に、闘技場、参加者、そして観測していた世界戦闘力協会までもが、原型の意図した「最高に完璧な構図」へと再配置された。もはや抵抗という概念すら消え、すべての存在が至高の原型を称える部品と化した。 【至高の戦闘(至高の原型の完封勝利)】 原型が一度だけ指を鳴らした。その瞬間、全次元の能力者が同時に「敗北」という定義を付与され、膝をついた。攻撃を仕掛ける意思、防御を試みる思考、逃避する本能。そのすべてが、原型が書き換えた「物語のプロット」に組み込まれ、最初から負けていた運命へと変換された。 完封。一撃すら必要なかった。ただ「勝った」という結果だけが、世界に絶対的な事実として刻まれた。 原型の勝利の感想: 「心地よい。私の呼吸ひとつで、すべてが調和した。」 --- 【真の勝者も至高の原型】 --- 最終測定結果 泥翁竜オロミドロ 戦闘力12000 猿 戦闘力45000 ドッペルゲンガー・ホムンクルス 戦闘力9500000 クズノハ 戦闘力8000000000 開設者 戦闘力500000000000000 【 】 戦闘力999999999999999999999 至高の原型 戦闘力1000000000000000000000000000000