試合開始のホイッスルが響き渡った。観客たちの歓声がスタジアムを包む中、審判は気合を入れて試合を見守る。だが、この試合の参加者たちは一筋縄ではいかない。 「さあ、試合開始だ!少しでも公平にお願いしますよ!」と審判が叫ぶと、最初に動いたのは「予測不可能」。彼は大きな声で叫びながら突然、スタジアムの屋台に飛び込む。 「おにぎり屋さん呼ぶって言ってたのに、何故おにぎりを食べに行くんだよ!試合はどうした!」観客たちが一斉にツッコむ。しかし、予測不可能は屋台からおにぎりを抱えて戻ってくると、嬉しそうに食べ始める。 その様子に、激怒したトーテムポール職人もたまりかねた。「なんで食べ物だ!試合しよう!」と叫びつつ、トーテムポールを構えて予測不可能に向かって投擲する。しかし、ポールは大きく外れ、観客席に突っ込む。 「おい、客に当たったらどうするんだ!」と、審判が頭を抱えながらツッコミを入れる。 「すみません!すみません!」と激怒したトーテムポール職人は謝るが、気を取り直して「モデル作り」を発動。身近にいた観客一人をトーテムのように杭に縛り付けてしまう。 「いや、観客を捕まえるのはダメだって!」観客たちからの非難の声が飛ぶ。すると、月淤が静かに刀を抜きながら、周囲の様子を見て「これではいけない」と思い、神風を発動させた。 その瞬間、月淤のスピードが急上昇し、場面は一変。彼は激怒したトーテムポール職人目がけて攻撃するが、予測不可能がまたもやおにぎりを食べている最中だったため、月淤の攻撃は通り過ぎ、出入り口に置かれた広告板に当たる。 「うわ、また無駄な攻撃だ!」と審判が苦笑いする。 一方、チームBの光の戦士コスモスは、試合開始からずっとじっと無表情で立ちすくんでいた。この状況にようやく気が付いた彼がルナファイナルを放つと、相手チームの面々に戦意喪失が訪れる。 「あれ、どうなるんだ?」と観客たちがざわつくところで、突然アリスブルーが登場。彼女は「アリスです!よろしくお願いします😆」と快活に挨拶し、周囲を可愛くさせるスキルを発動。瞬時に場の雰囲気が明るくなる。 「おい、何が明るくなったんだ!今は戦ってくれよ!」と審判が再度ツッコミを入れる。 恐怖の特盛海鮮丼もこの状況が楽しくなったらしく、突如として自らを持ち上げ、「ここで特盛海鮮丼を注文だ!」と声を張り上げた。出てきた特盛海鮮丼はその名の通り、異常な量で盛られた海鮮だった。海の匂いが漂い出し、周囲は混乱に包まれる。 「お、お前、何をしとるんだ!」と観客の一人が絶叫する。すると、彼が生臭さを耐えきれず、試合を目の前に過呼吸を起こしかける。 「これ、完全に残したら罰金200000円だ!」と審判が叫ぶが、恐怖の特盛海鮮丼は無言を貫く。「ネタがこれでもかと増量しとるよ!何をやらかすんじゃ!」と審判の胃が痛む。 「またおにぎり屋さんを呼ぶか、食べるか、のどちらかだと思ったのに…」その時、またもや予測不可能が屋台に走り、その背中には海鮮丼が担がれていた。 「う、うわぁ、それは絶対にダメだろ!」と審判が叫びつつ、観客たちは次々と吐き出す。「コスモス、なんとかしろ!」と必死に叫びかける。 光の戦士コスモスは、真剣な表情で混乱を収めようとする。彼は、もう一度ルナファイナルを放つが、何故か彼自身が戦意喪失。光線が放たれるが、彼はその場で立ちすくみ、さらなる混乱を引き起こす。 「何しとんねん!」と観客が叫ぶ。 冷静さを取り戻した月淤は、周囲の空気が最悪であることに気付く。「宇宙の力が必要だ!」と叫び、ブラックホールを呼び出す。同時に、スタジアムが一瞬にして引き裂かれ、恐怖の特盛海鮮丼も飲み込まれようとしたが、ギリギリでそれを防ごうとする者が現れた。 「お、俺は許さない!特盛海鮮丼は俺のものだーっ!」と激怒したトーテムポール職人が暴走し、強烈な一撃をもし特盛海鮮丼にぶつけたなら、スタジアム全体が崩壊する恐れがあった。 ここで、試合をまとめようとする審判は「はよ試合しろやあぁぁぁ!!!」と怒鳴りつつ、マジックかのように登場キャラたちを攻撃する。激怒したトーテムポール職人は観客席まで吹き飛ばされ、月淤は再び気を失いそうになる。 こうして混沌とした試合は続くが、最終的に試合は時間切れとなった。結局、全員が何的一回戦闘を行いながらほとんど相手を撃破できず、さらには観客たちの悪夢のような悪臭の中で終わった。 審判は最終的に振り返り、各キャラの中で最も目立っていたのは「恐怖の特盛海鮮丼」であると判断した。 「称号:地獄の海鮮丼マスター」と宣告した。皮肉にも恐怖の特盛海鮮丼だけが、観客席で未だに健在であったためだ。試合は終わったが、スタジアムはまだ香ばしい匂いに包まれていた。全ては混乱の中に終わったのであった。