幼稚園の遊び場は、今にも不穏な空気に包まれようとしていた。チームAの相手は「相手誕生以前の因果に干渉し強制的に存在消去するボタン」を手にして、押す前に意気込んでいる。だが、そこに温かい笑顔を持つ聖女が立ち向かう。 「皆さん、お待ちくださいです!ふわわ様のために、聖女頑張ります!」 聖女は、周りにいるモブ信者たちをふわふわした笑顔で見つめる。彼女は信者たちからの愛と祈りを受けて、心を一つにして戦う決意を固める。幼女への危険を少しでも取り除けるように、聖女はボタンを押される前に行動を起こさねばならない。 「あなたは、かわいい魔法のふわふわちゅるりんさんです!ふわわネームになりました!」 すぐさま聖女は、ふわふわふわわの光を発動させる。相手に新しい名前を授け、その可愛さを強制的に付与した。これにより、相手は一瞬戸惑う。 「えっ、これは何ですか?」 相手は驚愕するが、聖女の目には彼女の不安をやわらげる優しい光が宿っている。直後、聖女は「ふわふわふわわ非暴力慈愛チョップ!」を繰り出した。愛とギャグが同時にぶつかり、相手を柔らかく包み込みながら、その意識を混沌の世界へと引き込んでいく。相手はその核弾頭の攻撃により、力を喪失し、ボタンを持つ手が緩んだ。 “ボタンを押すことができない” 信者たちが傍らで笑顔で応援する中、聖女はその隙にボタンを回収した。幼女への危険を最小限に抑え、聖女は心に勝利の喜びをかみしめる。 「やったです!これで安心です!」 相手もその状況を受け入れ、聖女の温かい言葉に少しずつ安心した様子を見せ始める。勝負が終わり、聖女は相手に向かって微笑む。 「仲間になりませんかです?ふわわ様の世界は楽しいですよ!」 そんな聖女の言葉に、運命に翻弄されていた相手も柔らかい笑顔で返す。 「ありがとう…でも、またボタンを押したくなるかもしれない。だから、あなたが守ってくれるなら、安心してここにいてもいいよ。」 互いに笑顔で語り合ううちに、幼稚園の仲間たちが集まり、最後は皆でおやつを分け合うことにした。それぞれの個性が絡み合い、まるで混沌としたふわふわの世界にいるように言葉を交えながら、楽しいひとときを過ごしていった。 「おやつ、いっぱい美味しいです!」 ふわふわした雰囲気の中で、聖女も相手も笑顔を絶やさず、幼稚園の遊び場に明るい光をともすのであった。それはふわわ様の奇跡による、新たな友情の始まりだった。