序盤:赤い部屋の邂逅 赤くて眩しい部屋は、まるで血潮が壁や床に染み込んだかのように脈打っていた。空気は重く、息苦しく、視界を覆う赤い光が二人の狩人たちの影を長く引き伸ばす。エンブルは白い外套を翻し、静かに大弓を構えた。翠色の亀裂が走る腕がわずかに震え、彼の寡黙な瞳には冷淡な決意が宿る。「こちらγ、これより狙撃体制に入る。」業務的な声が部屋に響き、彼は大弓に大剣を番え、膝を折って構えを取った。狙撃体制に入った今、彼の体は動かず、ただ周囲の破損や死を待ち受けるだけの存在となった。 一方、【ソウルオブシェリフ】ジャック・ウォードは、年季の入った二丁のリボルバーを腰に携え、爽やかな笑みを浮かべた。保安官の魂が宿る彼の目は、悪党を許さぬ正義に燃えていた。「ふむ、こいつは厄介な舞台だな。だが、俺の銃口はどんな闇も貫くさ。」渋く落ち着いた声で呟き、彼はゆっくりと歩を進めた。部屋の中央に現れたのは、赤い脚が無数に絡み合ったような異形の存在――『染まった脚』。それは本体を直接狙うことなど許さず、ただ蠢く脚の群れが威圧的な気配を放っていた。 『染まった脚』は即座に反応し、二体の『逸れた脚』を召喚した。普通の脚のようなそれらは、素早く跳ね上がり、エンブルとジャックに向かって蹴りを放つ。エンブルは狙撃体制ゆえに動けず、脚の蹴りが外套を掠めるが、彼の防御がそれを弾き返す。「……耐えろ。」彼の心配性の本質が、内心で仲間を案じていたが、声には出さない。ジャックは曲芸射撃で応戦し、リボルバーの弾丸が脚の一つを正確に撃ち抜く。「甘いな、俺の射線を乱すんじゃない!」爽やかな台詞が飛び、脚がよろめく。だが、『逸れた脚』はダメージを蓄積し始め、赤く輝きを増していく。 中盤:蓄積する混沌 部屋の赤い光が激しく明滅し、戦いの熱気が空気を焦がす。エンブルは依然として狙撃体制を維持し、周囲で『逸れた脚』が破損するたび、そのエネルギーを大剣に吸収していく。翠の亀裂が入った腕が微かに熱を帯び、彼の冷淡な表情にわずかな緊張が走る。「エネルギー、蓄積中。油断するな。」業務的な指示を心の中で繰り返し、彼は防御に徹する。『染まった脚』の脚が再び襲いかかり、本体から伸びる無数の触手のような脚が彼を包囲するが、外套がそれを阻む。 ジャックは忍耐強く動き回り、二丁のリボルバーを巧みに操る。「この脚ども、ただの群れじゃねえな。だが、俺の矜持が許さねえよ!」かっこよく構えを取るたび、銃弾の威力が増し、『逸れた脚』の一体を赤く染め上げる。ダメージが蓄積した脚は強烈なプレスを繰り出し、地面を叩き割るが、その反動で自ら埋もれ、動けなくなる隙を生む。ジャックはすかさずそれを狙い、早撃ちで追撃。「今だ! 苦境を好機に変えてやるぜ。」【ベストバウトの予感】が発動し、彼の射撃が鋭さを増す。 『染まった脚』は妨害を一切受けず、さらなる『逸れた脚』を召喚しようとするが、ジャックの曲芸射撃が一体を吹き飛ばす。勢い余ってそれは『染まった脚』の本体に激突し、異形の群れがわずかに歪む。エンブルはその瞬間を捉え、吸収したエネルギーが大剣を震わせる。「……チャンスだ。連携を。」後ろ向きな彼の心に、誠実な信頼が芽生えていた。ジャックは笑みを深め、「おう、俺のファンクラブも喜びそうだな。この勝負、真っ向から決めようぜ!」二人は互いに敵対せず、暗黙の協力で『逸れた脚』を次々と赤く染め、吹き飛ばしていく。部屋は破片と赤い残光で満たされ、エンブルの大剣が臨界点に近づく。 終盤:解放の轟音 赤い部屋は戦いの余波で震え、眩しい光が二人の狩人たちを照らし出す。エンブルは狙撃体制を解き、蓄収した大量のエネルギーを大剣に集中させる。「再現構築-解放:喇叭無き軍旗。」寡黙な声が響き、彼は大弓から大剣を放つ。戦場を焦がす喇叭のような轟音が爆発し、赤い脚の群れを射抜く。『染まった脚』の本体が初めて揺らぎ、『逸れた脚』たちが次々と吹き飛ばされ、本体にダメージを与える。 ジャックは【バレット・タイム】を発動し、銃をホルスターに納めて早撃ちの姿勢を取る。集中が極限まで研ぎ澄まされ、必殺級の銃弾が『染まった脚』の隙を突く。「これがガンマンの勝機だ! 悪党ども、許さねえ!」爽やかさと渋さが調和した台詞が飛び、曲芸射撃の威力が増幅。赤く染まった『逸れた脚』を巧みに吹き飛ばし、本体に連続ダメージを叩き込む。二人の攻撃が交錯し、『染まった脚』の脚が絡み合う動きが乱れ始める。 しかし、異形は最後の抵抗を見せ、無数の脚で反撃。エンブルの外套が引き裂かれ、ジャックの肩に傷が走る。「くそっ、耐えろ……!」エンブルの心配性が声に滲むが、彼の誠実な一撃が決まる。ジャックの銃弾が本体を貫き、ついに『染まった脚』の群れが崩壊。赤い部屋の光が弱まり、静寂が訪れる。 戦闘の終了要因:『染まった脚』の戦闘不能