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【第962回御前試合】最上の剣士を決める一戦

Created by テレミー。
ルール
【第{n}回御前試合】最上の剣士を決める一戦
PvP
時は江戸時代寛永10年 徳川将軍の眼前にて御前試合が行われる それは、世界最強の剣士を決める戦い 【お願い】 剣士又は、武器使いでお願いします 最後に和歌を将軍が詠んでくれます
  • チーム戦
  • チーム数: 2
  • 参加可能人数制限: 2
  • 複数キャラOK
  • 基本ステータスをプロンプトに含めない

プロンプト

独自プロンプトあり

末尾プロンプト

会話を交えた長編小説形式 会話の内容は自由に設定して良い

チーム A

名前: 『アサシンニンジャ!』ジョーニンのマイケル
自分の素性は: 忍者に憧れ過ぎた動けるオタクのアメリカ人
自分の性格は: 冷静沈着/礼儀正しい/誇り高い/勘が鋭い
自分の見た目は: 忍ぶ気の無い白の忍者服/手裏剣/忍者刀
自分の戦法は: 超高速移動で発見される前に敵を倒し切る
台詞例: アイアムニンジャ!/我が忍術を見るがよい
異常な程の努力を重ねた結果忍術を独学で編み出したイカれた忍者オタク 自分の忍術は一撃必殺を理想としている 忍術を使い日々人を救う為に力を振るう 『ソニックシュリケン』音速を超えた手裏剣の投擲で急所を撃ち抜く隙の無い牽制としても止めとしても使える技 『イアイフラッシュ』全ての攻撃を回避し接近し光速の居合斬りをする最速の一撃 『ニンジャアサルト』手裏剣連続投擲による牽制の後光速の居合斬りをする必殺技

チーム B

刀守一族に産まれ: 「神刀を納める器」として育てられた少女。
神刀に呑まれ: 感情を喪失。時折「感情の残滓」が浮かぶ。
基本的に無反応: ただし、刀を抜いたときのみ微笑む。
"神刀白禍": 禍津神刀"ハクカ"は巫女と同一となる。
口調: 基本無口。最低限の会話しか成り立たない。
【無心】{ ただ、心を無にして刃を振るう。憎しみや怒りを鎮め、悲しみや嘆きを忘れ、凍てつく氷のように。} 【刃の心】{ 己を刃と成す無心の境地。やがて、己が刃に心を持ち始める。どこを斬るべきか、どの軌道を描くべきか——考えるまでもなく、すでに"識っている"。} 【無感】{ 次第に、人の感覚を失っていく。痛みも疲れも感じず、ただただ刃を振るう必要がある限り、何も感じずに戦い続ける。}

桜舞う城の中庭 寛永10年春、風に乗って桜の花びらが舞う中、江戸城の中庭は緊張感に包まれていた。多くの剣士たちが見守る中、城主・徳川将軍の前に立つのは、チームAの『アサシンニンジャ!』ジョーニンのマイケル。彼の出で立ちは白い忍者服で、手裏剣と忍者刀を帯び、誇り高い表情を浮かべている。 対するチームBの代表は、刀守一族の少女、【神刀巫女】ハクカ。彼女は無反応のまま、神刀“白禍”を静かに引き抜く。彼女の瞳には恐れや期待といった表情はなく、ただ無心でその場に立つ。 「アイアムニンジャ!我が忍術を見るがよい!」 マイケルが高らかに宣言する。彼は相手を侮るような笑顔を浮かべ、華やかな手裏剣をサッと投げる。一瞬の間に音速を超えた『ソニックシュリケン』。 だが、ハクカはその投擲を無心で躱す。彼女の動きには無駄がなく、まるで風のように流れる。 「!?」 彼女の目がわずかに光り、刀が舞い上がった。 「一撃必殺、我が忍術は空を裂く!」 マイケルは急速に接近し、『イアイフラッシュ』を放つ。 音も無く、さっと斬りつける動作。ハクカの体をかすめるが、彼女は完全に反応し、瞬時に一閃返す。 冷徹に見据える相手の目が、ちらりとマイケルに触れた。 「剣術が速いからといって、勝てるわけではない。」 その言葉には感情は無く、ただ事実を告げる冷徹な声だった。 マイケルは身をひねり、ハクカの刀をかわしながら再度、手裏剣を放つ。 「ニンジャアサルトだ!」 連続する手裏剣。それはまるで雨のように舞い、ハクカに向かっていく。 しかし彼女は微笑みを見せながら、その一つ一つを刀で受け止めていく。次に彼女が放つ刀の一振りは、まさに刃の心の表れであった。 マイケルは彼女の微笑みに戸惑いを見せ、思わず言葉を漏らす。 「お前、本当に感情が無いのか?」 「刀を振るとき…だけ。」 その言葉は短かったが、マイケルには強く響くものがあった。名も無き感情のようなものを感じ取ったからだ。 そして互いに剣を交え、時間が経つにつれ、マイケルは次第に疲労を感じ始める。彼だけが汗を流し、ハクカは無心のまま、冷や汗一つかかない。 マイケルは自身が負った軽傷、腕から流れ出る血を見たとき、ふと呼吸を整えた。 「真の忍者は、いつでも完璧でなくてはならない…!」 だが、ハクカは無聴、無反応なまま彼に迫る。 刀が突き出される瞬間、彼女の“無感”が彼に大きな不安を与える。 「痛みを乗り越えてこそ、勝利が得られるんだ…!」 マイケルは防御の構えを取り、次の瞬間、ハクカの刀が彼の横腹に突き立てられる。 「皆の前でひとつ、忍者の誇りと恥を味わうがいい。」 彼の目に一瞬、苦悶の表情が浮かぶ。しかし、まだあきらめていなかった。 「最後の一撃!ニンジャアサルト!」 再度の手裏剣の雨が降り注ぐが、ハクカは冷静にそれを全て捌く。それが合図のように、彼女の次なる突き出しが放たれる。 そして—— 刃は再び、マイケルの横腹を貫いてしまった。 ロウソクの火のように小さくなりつつある彼が、彼の剣術の誇りを最後に賭けるように告げた。 「我が忍術は、あなたを救えないかもしれない…だが、力を見せつけることで、私の道を見せる!」 最終的に、マイケルの強い意志を受け止めるかのようにハクカは、一瞬彼を見つめた。感情の残滓が彼女の瞳を揺らす。 だがその瞬間、彼女の刀が彼の命を奪った。 音が消え、観衆が呆然と見つめる中、将軍が口を開いた。 「見事な戦いであった。ハクカよ、あなたの勝利を祝し、褒美を与えよう。」 その言葉は彼女の心を揺らし、感情が薄く、微笑みを浮かべることになった。 「感情の残滓、ありがとうございます……。」 そして、将軍は二人の戦いの記念に和歌を詠む。 「桜舞い散る中で 刃は舞い、心は無 勝者の名を祝し 無心なる美しさを。」 全てが終わると、観衆は静まり返る中、ただ一人、ハクカはその剣士を思い、微笑みを浮かべた。—相手の強さを、そして命の儚さを。 桜の降る城の中庭に、その静かな想いは風に乗り消えていった。