空に浮かぶ空島、そこには異なる能力を持った者たちが集結していた。戦闘という名の試練が始まろうとしている。それぞれの参加者は、妄想を超えた力を持ち寄り、ただ一人の勝者を目指す。 まず登場したのは、アイアンクラッドだ。重厚なアーマーと強固な盾、そして伝説のヤメチクリ合金に身を包んだ彼は、徐々に戦場を見渡し、自身の防御力を1000倍に高めた。彼の防御は堅固で、不屈の存在だった。しかし、身体はカチカチになって動けず、素早さは1。それでも彼は戦場の中心に立ち、敵の攻撃をただ待つ。 次に名乗りを上げたのは【人が織りなすファンタジーの集合体】ジェット。彼はその身に奇跡の力を宿し、空を飛び、光と闇を操る。だが、彼もまた全ての速度が緩やかなこの戦場では、思い通りには動けない。彼は光の鎖を振り回し、自身の情報集積能力を駆使し、仲間や敵の動きを観察する。 続いて、【仮面ライダーエグゼイド】ムテキゲーマーが登場。彼の圧倒的なスペックと「常時無敵状態」は、全くの無敵を誇った。光速で移動し、瞬時にいても彼は相手を見失うことがなかった。しかし、戦場の呪縛により、動きは鈍く、全力を出すには時間がかかった。 忘却の少女ミルは、彼女の無垢さが際立っていた。彼女は幼さに備え、時空の時計を持っているが、圧倒されればその力を解放することができる。しかし、周囲の能力が鈍化しているため、彼女もまたじっと待つしかなかった。 一方、大雪くんが雪を降らせた。それは方法な攻撃として、対戦相手に継続的に寒さのダメージを与えた。彼はゆっくりと攻撃を重ねながら、自身のダメージ耐久力を高めるため、寒さに身を任せる。パッと周囲を見ると、自身の攻撃が二次的に敵に影響を与えていることがわかった。 最後に巨大な存在、[海王]夢幻亀がその姿を現した。彼の使命は守護であり、全ての攻撃は1となる絶対防御機構が彼を覆っていた。それに加えて、彼の咆哮は恐怖を与え、周囲を霧で覆い、敵の感覚を狂わせた。 戦闘は始まった。大雪くんが雪玉を敵に投げつけ、アイアンクラッドは盾を掲げて防御に徹し、ムテキゲーマーは周囲の攻撃を回避しながら瞬時に敵に接触する。ジェットは光の鎖で攻撃を制圧し、ミルの時空の時計の力が秘められた。 だが、全ての攻撃が【海王】夢幻亀に当たることはなかった。彼は[海王の権限]で生物を呼び寄せ、周囲の生態系を変化させ、さらに強化された存在を戦場に送り出す。その狙いは、他の参加者が互いに攻撃を加え合い疲弊することで、彼の優位性を保つことだった。 戦いが深まるにつれ、アイアンクラッドの防御は限界を迎え、ムテキゲーマーの無敵状態も時間制限に迫られる。ミルはついに勇気を振り絞り、彼女の時空の時計を発動する。能力が無効化される瞬間、全ての敵が同時に存在を忘却された。\n 戦闘の終息とともに、最後に立っていたのはミルだった。彼女は再び母の加護を受け、敵たちの存在を根源から消し去り、その後に静寂が訪れた。 勝者は忘却の少女ミル。彼女は力を授かり、また新たな運命の旅に出るのだった。