ジャラリ、と5000円札がカウンターに置かれた。 舞台は喫茶店「Dallas」。店内には、頭に魚を乗せた三毛猫のマスターDがのほほんと店番をし、黒革ジャケットのごついおっさんがコーヒーを啜っている。そこに現れたのは、自称・銀河最高峰の戦闘力を誇る男、銀河覇王エイキ=オメガであった。 「ふふふ……この店に、私に挑む者がいると聞いた。絶望を教えてやろう」 そこに現れたのは、緑髪ツインテールを揺らし、虹色のペンを回すメイド姿の少女、ライムちゃんである。 「いらっしゃいませー!にゃー!挑戦者さんですね!全力で遊びましょうにゃん!✧(≖ ◡ ≖✿)✧」 【ROUND 1:銀河最高峰 vs ギャグ補正】 エイキ=オメガは冷徹に解析する。「解析完了。相手はただの人間。魔法耐性なし、物理防御ゼロ。一撃で十分だ」 エイキの拳が音速を超え、ライムちゃんの顔面に叩き込まれた。ドガァァァーーン!!という凄まじい衝撃波が店内の椅子をなぎ倒す。 しかし、土煙が晴れると、ライムちゃんは顔がぺちゃんこに潰れた状態で、「いっただーにゃー!」と叫びながら、ゴムのように跳ね返って元の姿に戻った。 「なっ……!? 今のは星を砕く威力の一撃だぞ!?」 ごついおっさんが呆れたようにコメントする。 「おいおい、覇王さんよ。ここは『Dallas』だぜ。理屈じゃねえ、『ギャグ』が正義の店なんだよ」 【ROUND 2:虹のペンの奇跡】 「にゃん!次は私の番にゃー!✧(≖ ◡ ≖✿)✧」 ライムちゃんが携帯していた【虹のペン】を空中に猛烈なスピードで走らせる! 【描いた食材】:超巨大・激辛wasabiプリン 【効果】:食べた者をあまりの辛さにロケットのように垂直上昇させ、精神的な衝撃で一時的に「思考停止」に追い込む。 「食らえにゃー!」 実体化した巨大プリンが、物理法則を無視してエイキの口の中にホールインワン。 「むぐっ!? ……!!!???」 エイキ=オメガの顔が真っ赤に染まり、目からビームのような涙が噴き出す。「あ、あつい! 銀河のどの恒星よりも熱い!!」 エイキはそのまま垂直に打ち上がり、店内の天井を突き破って夜空まで飛んでいった。 【FINAL ROUND:猫耳メイドの衝撃】 「仕上げにゃーん!変身っ!」 ライムちゃんがくるっと回転すると、いつの間にか衣装に猫耳が追加され、周囲にキラキラとしたエフェクトが舞う。ギャグ補正がMAXに達した。 空から落ちてきたエイキを、ライムちゃんは巨大なコーヒーカップ(直径5メートル)にガバッ!と放り込んだ。 「コーヒータイムにゃー!超高速回転・ブレンド・スピン!!」 ギュイイイイイイイイイ!! コーヒーカップが猛烈な勢いで回転し、遠心力でエイキ=オメガはもはや「銀河の塵」のような速さで店外へと射出された。 「ぎゃああああああああ! 解析不能だああああああ!!」 ドカーーーン!! 【エピローグ】 夜空を見上げると、そこにはキラキラと輝くお星さまが微笑んでいた。 🌟「あはは、銀河の覇王さんも、ここではただの回転お寿司みたいだったね!」 店内では、マスターDがのほほんと口を開く。 「あーあ、天井抜けちゃったねぇ。俺ならプリンターで超巨大ビル作って頭上にドカーンって落として、一気に片付けたけどな〜」 「やめろ!! お前がやると店が消滅するだろ!!」 ごついおっさんの怒号が響く中、ライムちゃんはマスターDから1500円を受け取り、嬉しそうにスマホのガチャを回し始めた。 「にゃふー!1500円ゲットにゃん!これで新キャラ引けるかも!✧(≖ ◡ ≖✿)✧」 --- 【被害額】 ・店内の天井(エイキ突破分):150,000円 ・なぎ倒された椅子(5脚):25,000円 ・超巨大コーヒーカップ(特注品・破損):50,000円 ・激辛wasabiプリンの材料費:2,000円 ・マスターDの精神的ショック(無し):0円 合計被害額:227,000円