赤い部屋の狂宴 序盤:赤い影の出現 赤くて眩しい部屋は、まるで血潮が壁や床、天井に染み込んだかのように脈打っていた。空気は重く、熱を帯び、足を踏み入れるだけで肌がざわつくような不気味な場所だ。そこに、二人の戦士が立っていた。一方は黒いパーカーを羽織った活発な少女、百合沢光歌。彼女の小さなリュックが背中で揺れ、鉄板入りの靴が床を軽く叩く音が響く。もう一方は、白い肌に白の鎧を纏い、金の装飾が輝く高貴な存在、フォスエル。六つの純白の羽が静かに広がり、彼女の手には光輪の先端を持つ美しい杖が握られている。 光歌は目を輝かせ、拳を軽く握りしめながら周囲を見回した。「わあ、なんか変な部屋だね! 赤くて熱いし、まるで心臓の中にいるみたい♪ 君は誰? あ、でもまずはこの感じ……何か来る予感がするよ!」彼女の声は楽しげで、戦いを前にしても遊びのように弾んでいる。フォスエルは静かに杖を構え、威厳ある視線を巡らせた。「この場所は穢れた気配に満ちております。貴方は……混沌の気配を感じますが、敵対するものではなさそうですね。私はフォスエル。この闇を浄化せねばなりません。」 突然、部屋の中央から異様な影が湧き上がった。赤い脚が無数に絡み合い、蠢くような塊。それはまるで切り離された肢体が集まって生まれた怪物のように、床を這いながら迫ってくる。『染まった脚』――その姿は不気味で、直接触れることすら躊躇わせる。光歌は目を細め、にやりと笑った。「おお、来た来た! 赤い脚の集合体? 面白そー! えへへ、両方恨みっこナシで勝負だよ♪」彼女は軽やかに跳ね、双拳を構える。フォスエルは冷静に杖を掲げ、光輪が淡く輝き始めた。「この穢れ……闇の産物に違いありません。浄化の光を。」 光歌が最初に動いた。彼女の拳、『覇拳』が空を切り、鉄板入りの靴で床を蹴る。素早いステップで赤い脚の塊に近づき、片足を振り上げて蹴りを放つ。「くらえっ、まずはこれ!」蹴りは脚の集合体をかすめ、数本の赤い脚を弾き飛ばすが、本体には届かない。怪物は反応し、傍らから『逸れた脚』が二本、召喚されるように現れた。普通の脚のように見えるそれらは、すぐに光歌に向かって蹴りを繰り出す。彼女は反射神経を活かし、身を翻して避け、「わわ、速いじゃん! でも私の方が速いよ♪」と笑いながらカウンターの拳を叩き込む。拳が脚に当たり、鈍い音が響く。 フォスエルは後方から支援するように杖を振るい、光輪状の刃を射出。「闇の刃よ、切り裂け。」刃は『逸れた脚』の一本に命中し、純白の光が闇を浄化するように切り裂く。脚は赤く染まり始め、強烈なプレス攻撃を仕掛けてくるが、フォスエルの【煌塁】が闇の威力を軽減し、ダメージを最小限に抑える。「この程度の穢れ、容易く払います。」彼女の声は冷たく、感情の起伏がない。光歌は楽しげに飛び回り、拳と蹴りを交互に繰り出しながら、「君の光、綺麗だね! 私も負けないよ〜!」と叫ぶ。序盤の攻防は、怪物の脚が部屋中を這い回る中、二人の連携が徐々に形作られていく。 中盤:蠢く脚の猛攻 戦いが熱を帯びるにつれ、部屋の赤い輝きがさらに強くなった。『染まった脚』の本体は直接攻撃を許さず、無数の脚が壁や床を伝って二人の周囲を囲む。光歌のテンションは上昇し、息が荒くなる。「そろそろアガってきたね〜♪ もっと本気出そうか!」彼女の動きはさらに速くなり、双拳が風を切る。『逸れた脚』の一本が彼女に迫り、蹴りを放つが、光歌はそれを拳で受け止め、逆に吹っ飛ばす。脚は赤く輝き、強烈なプレスを試みるが、地面に埋まって動けなくなる隙を突き、光歌の蹴りが本体の集合体に間接的にダメージを与える。「やった! これで効くんだね!」 フォスエルは杖を優雅に振り、光のレーザーを放つ。「浄化の炎よ、焼き尽くせ。」レーザーは『逸れた脚』を直撃し、闇を浄化する力が追加ダメージを叩き込む。脚は悲鳴のような音を上げて赤く染まり、プレス攻撃を仕掛けるが、フォスエルの防御がそれを跳ね返す。彼女の羽が軽く震え、【デビルキラー】の効果で闇系の敵に圧倒的な威力を発揮する。「この穢れは、私の光の前に跪くのみです。」しかし、怪物は執拗だ。新たな『逸れた脚』を召喚し、二本が同時にフォスエルを狙う。彼女は杖で法陣を描き、光輪の刃で迎撃するが、一本が鎧をかすめ、軽い衝撃を与える。「……些細な痛み。ですが、油断はなりません。」 光歌は笑いながらフォスエルに近づき、「君、大丈夫? 私の方は全然平気だよ! ほら、一緒にやろう♪」と拳を構える。二人は背中合わせに立ち、光歌の物理的な拳が脚を吹っ飛ばし、フォスエルの光がそれを浄化する連携を見せる。『染まった脚』の本体が震え、脚の集合体が激しく蠢く。ダメージが蓄積するにつれ、部屋全体が振動し、赤い光が脈動する。光歌の拳が何度も脚を弾き、フォスエルのレーザーが闇を削る中、戦いは激しさを増す。「えへへ、楽しい! もっと来てよ、赤い脚さん!」光歌の声が部屋に響き、フォスエルは静かに頷く。「この闇を、共に滅ぼしましょう。」中盤の戦いは、二人の息が合い、怪物の動きがやや鈍り始める。 終盤:浄化の光と双拳の嵐 部屋の空気がさらに重くなり、『染まった脚』の脚が疲弊したように震え出す。光歌のテンションは頂点に達し、彼女の目が輝く。「よし、MAXだ! 【覇拳真撃】、いくよー!」高速の正拳突きが放たれ、勢いよく『逸れた脚』を捉える。脚は吹っ飛ばされ、本体の集合体に激突。衝撃が伝わり、赤い塊が軋む音がする。フォスエルはこれを機に、杖を高く掲げ、「殲魔天誅光。」法陣が描かれ、空から輝く光が広範囲に降り注ぐ。光は闇を浄化し、焼き尽くす力で『染まった脚』を包み込む。【デビルキラー】の追加ダメージが炸裂し、脚の集合体が悲鳴を上げて崩れ始める。 怪物は最後の抵抗を見せ、無数の脚を一斉に襲わせる。光歌は拳と蹴りでそれを弾き返し、「まだまだ! 私、止まらないよ♪」と叫ぶ。一本の脚が彼女の肩をかすめ、軽い傷を負うが、彼女は笑顔を崩さない。フォスエルは光のレーザーで援護し、自身の防御で攻撃を凌ぐ。「この光は、穢れを許しません。」二人の攻撃が重なり、ついに『染まった脚』の本体が耐えきれず、赤い輝きを失い始める。脚が一本、また一本と崩れ落ち、部屋の脈動が弱まる。 光歌は息を弾ませ、「ふう、すごかったね! 君の光のおかげだよ♪」とフォスエルに笑いかける。フォスエルは杖を下ろし、「貴方の拳も、力強かったです。この穢れは浄化されました。」怪物は完全に崩壊し、赤い部屋の輝きが静まる。二人は互いに視線を交わし、戦いの余韻に浸る。 戦闘の終了要因:『染まった脚』の戦闘不能