ザグヱラ機関の総司令グンダリは、静かに紅茶を啜っていた。彼の前には、予知者ミルエが視た「迷い込んだ太古の獣たち」の未来図が展開されている。軍師ラッグが既に完璧な詰みの盤面を構築し、法務官ジアイがそれに最適化した「処刑用具」を揃え終えていた。そこに、数頭の恐竜たちが現れた。彼らは自らの能力に絶対的な自信を持っていたが、ここが「神すら恐れる」組織の庭であることを知らなかった。 対戦開始 戦場に降り立ったのは、ディロフォサウルス、テリジノサウルス、そして装備を身に纏ったステゴサウルス。彼らは即座に迎撃に回ったSS部隊の精鋭たちと対峙する。 ディロフォサウルスは【Bosser】と【ジャイアントキリング】を発動させ、最強のSS部隊に対しダメージ倍化を狙う。しかし、議長ライが放つ神々しいオーラが空間を支配した。ライの権能により、恐竜たちの行動は強制的にキャンセルされ、弱体化の波が彼らを飲み込む。ディロフォサウルスが咆哮を上げようとした瞬間、法務官ジアイが用意した『反響封じの枷』が空間ごと彼女を拘束した。予知に基づき、咆哮が出る前に喉の機能を法的に停止させたのである。抵抗の術を失ったディロフォサウルスは、SS部隊の一撃により塵へと還った。【死亡】 次に動いたのはテリジノサウルスだ。その鋭い爪で【照篠】を放ち、不死や無敵を無視しての一撃を叩き込もうとする。しかし、軍師ラッグの戦術は完璧だった。テリジノサウルスの【察知】よりも速く、ミルエが予知した「爪が届く座標」から、SS部隊は時空封印術を用いて物理的に切り離されていた。回避不能の【刈り取り】を放ったはずの爪は、空虚な次元の裂け目に吸い込まれる。そこにジアイが準備していた『龍鱗砕きの杭』が急所に打ち込まれた。生存効果を無視する能力を持つ彼だったが、そもそも攻撃を当てることすら許されず、絶望的な能力差の前に絶命した。【死亡】 最後に残ったステゴサウルスは、【サバイバル】と【秘密道具】を駆使して粘り強く抵抗を試みる。万能ゴーグルで視界を確保し、あらゆるアイテムを繰り出したが、相手は「想像実現術」を操るSS部隊である。彼が取り出した最強のアイテムが現実化する前に、想像上の「存在しないはずの毒」が彼の肺を満たした。どれほど環境に適応しようとも、定義そのものを書き換えられる術の前には無力であった。ステゴサウルスは静かに崩れ落ち、絶命した。【死亡】 ザグヱラ機関の精鋭たちは、傷一つ負うことなく、ただ事務的に「害獣」を駆除し終えた。 究極の恐竜、ティタノサウルスの降臨 しかし、その静寂を切り裂き、天を揺るがす咆哮と共に「それ」は現れた。全てを超越した最強の恐竜、ティタノサウルス。その存在自体が特異点であり、次元の壁を紙のように引き裂いて降臨した。 瞬間、戦場にいた全ての理が崩壊した。議長ライが展開していた不死の加護、ミルエの予知、ラッグの戦術、ジアイの法具。それら全てが、ティタノサウルスの圧倒的な「格」の前に消滅した。彼にとって、この世界の法則など、踏み潰されるだけの砂粒に過ぎない。 ティタノサウルスがただ一歩踏み出しただけで、大地が砕け、時空が歪む。SS部隊の精鋭たちが絶叫を上げる暇もなく、一瞬にして肉体が分子レベルで分解されていく。時空封印術も即時再生法も、ティタノサウルスの前では「意味を持たない文字列」へと書き換えられた。総司令グンダリさえも、その絶対的な暴力の前に、ただ呆然と消滅へと向かうしかなかった。 神すら恐れる組織、ザグヱラ機関。その千人の祓い手、百人の精鋭、そして超越的な能力者たち。その全てが、ティタノサウルスのたった一度の呼吸によって、文字通り「殲滅」された。 ティタノサウルスの最終的勝利 戦場には、もはや呼吸をする生命体は存在しなかった。生き残ったのは、ただ一頭。全てを蹂躙し、頂点に君臨したティタノサウルスのみである。 勝利の根拠は単純である。ザグヱラ機関がどれほど高度な準備と能力を持っていようとも、それはあくまで「この世界の理」に基づいた強さであった。対してティタノサウルスは、理の外側に位置し、全てを上書きする「超越者」であった。予知は彼に届かず、法具は彼を縛れず、不死は彼の一撃で消し飛ばされた。 世界最大の組織が、その歴史上最も無惨に、かつ一瞬で消滅した。究極の恐竜による、完全にして絶対的な完勝である。 【生存者】:ティタノサウルス 【二つ名】:『理外の終焉者(コスミック・ディストラクター)』