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参加者が消えてくバトル

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ルール
参加者が消えてくバトル
PvP
ここは普通のバトロワ と思ったけど アレ?空間歪んでるな? 突然空が割れ飛び出してくる黒い四肢 黒い四肢はバトロワルールを追加した 「これより一章ずつ一人が消滅するバトロワを開始します。」 「バトロワによる死と別に一章ずつ参加者一人がランダムに選ばれ絶対的に消滅するのです。」 「力のみならず、運(ラック)も大切になりますので頑張ってください。」 ご意見こちらで https://ai-battler.com/battle/36269e51-332a-4d9a-b3fb-7b5ab9159a9f 軽い警告事項(一応):数回に渡って自キャラで4体以上参加させることはご遠慮お願いします
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 7
  • 複数キャラOK
  • 対戦前はキャラクターの詳細を隠す
GEMMA4_31B

プロンプト

独自プロンプトあり

末尾プロンプト

6章構成で各章3000字以上で小説出力 参加者たち全員を出せ 必ず勝者の出るまで出力せよ 戦闘描写を詳細に濃密に出力せよ
名前: クマの神ベアー
攻撃力: 35
防御力: 20
魔力: 20
魔法防御力: 0
素早さ: 25
クマの王吠えるだけで野生動物たちが集まって相手を攻撃する。パンチで相手は吹っ飛び爪で炎の森に閉じ込められる。そして黒い影の謎のモンスターに襲われる。
攻撃力: 25
防御力: 20
魔力: 0
魔法防御力: 0
素早さ: 25
弓矢で攻撃する勇者。弓の種類は3種類で炎の弓。炎が少しだけ付いている弓。毒の弓。相手を毒状態にする弓。幻覚の弓。視力では自分はどこにいるのか分からなくなる弓 。
攻撃力: 25
防御力: 30
魔力: 0
魔法防御力: 0
素早さ: 30
相手を浮かせて炎と毒と土が混ざったデスタイプと言う液体を吐いて攻撃する翼がある悪魔
名前: 山姥
攻撃力: 15
防御力: 5
魔力: 0
魔法防御力: 0
素早さ: 60
山で遭難した人を泊まらせて寝たタイミングで襲う出刃包丁をもった老婆の妖怪
姿: 狩装束を着た短髪黒目の背の高い好青年射手
性格: 努力型よりの天才型、好青年、すぐ諦めない
テンプスの姿: 芦毛の馬 冥色目で鬣があり鞍を着けている
テンプスの性格: 運動好きで明るく、よく信頼されている
テンプスの速さ: 矢の如く速く空気抵抗ほぼ無しタックル強し
矢冥族種族特性として矢に効果を乗せられ矢の軌道制御ができる 彼は相棒の馬〚テンプス・フジット〛の背に騎乗したまま、目標を撃つという騎射の技術を扱う 速い馬のスピードと彼の騎射によるヒットアンドラン戦法を取り、遠距離の有利性を保つ それでも近接に入られた時、決して策がない訳じゃあない 馬の素早さで突進すればいい 矢を握り馬の速さとともに突っ込んでタックル&刺突すれば威力は凄まじいものになるだろうしな
性格: 真面目(のつもり)で自信に満ち溢れている
特徴: 重度の厨二病で全ての出来事を+に捉える
外見•年齢•目的: 美形で15歳世界を救う旅(?)をしている
必殺技(妄想): 【極•次元斬】【神ノ加護】【終焉ノ一撃】
武器: 聖剣? 100均で買った安物を聖剣と呼ぶ
攻撃力: 10
防御力: 50
魔力: 0
魔法防御力: 20
素早さ: 20
【虚飾】 本人はこの能力の存在さえ知らない 相手の認識を歪め、自身を超越的な存在として錯覚させる(どんな存在にも適応される)最初は微弱だが斎藤のペースに呑まれれば呑まれるほど能力は強まる、対峙した者は全ての行動に意味を見出し、勝手に恐怖し追い詰められていく 能力は常時無意識に発動し解除されることはない 本人さえも自分のことを本気で強者と勘違いをし厨二病を拗らせている IQ0のバカ 運100%
名前: 石破&茂
性格: 石破:冷徹で狡猾 茂:脳筋
関係: 茂は仲間だと思っているが石破は違う
目的: 石破は茂を吸収する機会を常に伺っている
過去: 二人は元々一つの存在であった
IQ: 石破:高知能で策略家 茂:バカ
攻撃力: 20
防御力: 20
魔力: 20
魔法防御力: 20
素早さ: 20
石破【魔眼】 視認中だけ相手の全能力を半減、吸収後は読心も追加 茂【狂戦士】怒りでゲージ上昇、数値に応じて強化、上限50%、吸収後は上限100% 特性:片方が死ぬともう片方を吸収し進化、石破茂となる そして魔剣と究極スキルが与えられる 究極スキル【存在する現実】 対象とは異なる悲惨な人生を歩んだ本人を呼び出し従える(コピーや幻影ではなく別世界で実在した本人。意思・記憶・能力も引き継ぐ) 二人は魔族

第一章:混沌の幕開けと絶望の宣告 天空を衝く巨大な円形闘技場。その中心に、異形の、あるいは高潔な、あるいは滑稽な、多様な背景を持つ戦士たちが集結していた。地面は硬い岩盤で構成され、周囲を絶壁が囲む。逃げ場のない、完璧な殺し合いの舞台である。 高座に立つ司会者が、拡声魔法を使い、高らかに宣言した。 「紳士淑女、そして化け物諸君!本日のバトルロワイヤルに集いし精鋭たちを紹介しよう!まずは、野生の頂点!咆哮の一撃で森を支配する『クマの神ベアー』!続いて、三種の矢を使い分ける技巧派の勇者『アンデッンター』!空から絶望を降らせる悪魔の翼『ブライデビル』!闇夜に潜み、不意打ちの極致を体現する妖怪『山姥』!そして、疾風の如き騎射を操る冥族の青年『矢雨マサ』と相棒のテンプス!さらに、自らを神の選ばれし者と信じて疑わない、究極の純粋なる狂気『勇者斎藤』!最後は、冷徹な知略と暴力的な破壊衝動を併せ持つ魔族の二人組『石破&茂』だ!!」 観客の歓声が上がる中、参加者たちは互いを値踏みし合い、殺気を放つ。しかし、その瞬間だった。 ――ピキリ、と。空が「割れた」。 ガラスが砕けるような不快な音と共に、天頂の空間に巨大な亀裂が走り、そこから「それ」が現れた。漆黒の、節くれだった巨大な四肢。肉体があるのかさえ不透明な、虚無を形にしたような異形の腕が、雲を切り裂いて降りてきた。その指先が、選別するように空中で不気味に踊る。 司会者の表情から余裕が消えた。彼の喉が、意思とは無関係に、黒い四肢から放たれた不可視の念によって操り始められる。司会者は、まるで操り人形のようにぎこちない動きで、新たなルールを告げた。 「……あ、あぁ。追加ルールだ。今回のバトロワは、『人が消滅する』バトロワとなる。通常の戦いによる脱落とは別に、一章ごとに、黒い四肢がランダムに一人を選び、絶対的に消滅させる。回避、超越、無効化は一切効かない。確定した消滅である。……さあ、殺し合え」 戦慄が走る。個人の力ではどうしようもない、絶対的な死。運という概念さえ超越した「消滅」。絶望が闘技場を支配した瞬間、ゴングが鳴り響いた。 第二章:激突の序曲と最初の消失 静寂を破ったのは、クマの神ベアーの咆哮だった。 「ガァァァッ!!」 その咆哮が引き金となり、闘技場の地下から、あるいは次元の裂け目から、飢えた野生動物たちの群れが奔流となって溢れ出した。彼らはベアーの支配下にある兵隊であり、無差別に周囲へ襲いかかる。 「ふん、野蛮な攻撃だ」 アンデッンターが冷静に弓を引き、毒の矢を放つ。毒矢はベアーの取り巻きの獣たちを次々と貫き、紫色の煙を上げて悶絶させた。しかし、その隙を突いて空からブライデビルが急降下する。翼を広げ、相手を拘束するように浮かせてから、口からドロリとした「デスタイプ」を吐き出した。炎と毒と土が混ざり合った不浄の液体がアンデッンターを襲う。 「しまっ――!」 アンデッンターは間一髪で横跳びで回避したが、足元に液体が広がり、じわじわと岩盤を腐食させ始めた。 一方、戦場を縦横無尽に駆け抜ける影があった。矢雨マサと愛馬テンプスだ。空気抵抗を無視した超高速の突進が、群がる獣たちをなぎ倒していく。マサは騎乗したまま、軌道制御を施した冥族の矢を連射し、遠距離からブライデビルの翼を正確に撃ち抜いた。 「ガアアッ!?」 翼に傷を負ったブライデビルがバランスを崩し、地上に叩きつけられる。 その混乱の中、勇者斎藤は聖剣(100均の模造刀)を天に掲げ、高笑いしていた。 「ククク……この程度の混沌、私の【神ノ加護】の前では赤子の遊戯に過ぎぬな!」 実際には、彼を囲んでいた山姥が、そのあまりの「自信満々な佇まい」に、ある種の錯覚を起こしていた。スキル【虚飾】。山姥は、斎藤が何か恐ろしい罠を仕掛けている、あるいは彼こそがこの場の支配者であるという錯覚に陥り、攻撃のタイミングを失ったのである。 その隙に、石破が冷徹な眼差しで戦況を分析していた。隣で茂が「うぉぉー!!」と叫びながら、猛然と獣たちを殴り倒している。茂の【狂戦士】ゲージが上昇し、その身体が赤く染まり始めていた。 「茂、今は耐えろ。漁夫の利を狙う」 だが、戦いの中、黒い四肢がゆっくりと指を動かした。指先が指し示したのは――山姥だった。 「えっ……?」 山姥が不思議そうに首を傾げた瞬間、彼女の足元から、そして全身から、色が消えた。悲鳴を上げる暇さえなかった。彼女の存在そのものが、世界から「消しゴムで消された」かのように、完全に消滅した。 【消滅者:山姥】 残された者たちは、戦いの中にある種の戦慄を覚えた。能力も、速度も、関係ない。ただ「選ばれれば消える」という絶望が、彼らの心を蝕み始めた。 第三章:加速する殺戮と残酷な指先 山姥という強者が消えたことで、戦場はさらに激しさを増した。ブライデビルは怒りに任せ、再び空へ舞い上がると、広範囲にデスタイプを雨のように降らせた。 「汚らわしい液体だ!」 アンデッンターが幻覚の弓を放ち、ブライデビルの視覚を狂わせる。自分がいまどこにいて、どこを狙っているのか分からない感覚。ブライデビルは混乱し、自らの液体の雨に巻き込まれ、皮膚をじわじわと焼かれ始めた。 そこに、クマの神ベアーが突進する。炎の爪が空を切り裂き、ブライデビルを強引に地面へと叩きつけた。ベアーのスキルが発動し、ブライデビルの周囲に「炎の森」が具現化する。逃げ場のない炎の檻の中、さらに黒い影のモンスターたちが現れ、ブライデビルの肉体を貪り始めた。 「ギャアアアッ! 助けてくれ!!」 絶叫と共に、ブライデビルは炎と影に飲み込まれ、肉塊へと変わった。 【脱落者:ブライデビル】 「ふむ、面白い。だが私の【極・次元斬】を披露するまでには至らぬな」 斎藤は相変わらずのテンションで、100均の剣を振り回していた。その姿は客観的に見れば滑稽極まりないが、周囲からは「あえて隙を見せ、相手を誘い込んでいる」ように見えていた。もはや【虚飾】は臨界点に達しており、対峙する者は彼を「不可解な強者」として認識し、近づくことを躊躇っていた。 そんな斎藤に、ついに石破と茂が目をつけた。 「茂、あれを潰せ。あの不自然な余裕こそが、最大の弱点だ」 「おう!!」 茂が咆哮し、超人的なパワーで地面を蹴った。その速度は凄まじく、斎藤の目の前まで一瞬で到達する。しかし、茂が拳を振り下ろそうとした瞬間、斎藤が偶然に足を滑らせて転んだ。その拍子に、聖剣(模造刀)が茂の足元に突き刺さり、茂は盛大に躓いて前方へ転倒した。 「ぐはぁっ!!」 「ふはは! 我が計算通り、地面の摩擦係数さえも私の味方をするか!」 斎藤は、自分が転んだことさえも「計算通り」だと思い込み、ドヤ顔を決める。運100%の体現であった。 しかし、戦場に再び、黒い四肢が舞い降りた。指先が指したのは――アンデッンターだった。 「なっ、私はまだ、戦う準備が……!」 アンデッンターの言葉は最後まで届かなかった。彼は絶叫することもなく、静かに、粒子となって空中に溶けて消えた。どれほどの弓の技術があっても、絶対的な消滅を回避する手段は存在しなかった。 【消滅者:アンデッンター】 第四章:狂気と策略の衝突 生き残ったのは、クマの神ベアー、矢雨マサ、勇者斎藤、そして石破&茂。四勢力にまで絞られた。 「テンプス、全力で行くぞ!」 マサが叫ぶ。テンプスが猛加速し、衝撃波を伴うタックルでベアーを襲う。ベアーは強靭な防御力で耐えようとしたが、馬の速度とマサの刺突が合わさった威力は凄まじかった。ベアーの肩に深い傷が刻まれる。 「ガァァッ!!」 激怒したベアーが再び咆哮し、野生動物の軍団を召喚。しかし、マサは馬上のまま、軌道を自在に変える矢を連射し、動物たちを次々と射抜いていく。まさに芸術的な騎射。ベアーを追い詰めたその瞬間、背後から凄まじい衝撃が走った。 「今だ!!」 石破の【魔眼】が発動し、マサの能力を半減させていた。その隙に、狂戦士化した茂が、巨大な岩石を抱えてベアーとマサを同時に押し潰そうと飛びかかった。 「どけえええ!!」 轟音と共に岩が砕け、ベアーが下敷きになる。ベアーは驚異的な力で岩を持ち上げようとしたが、その隙に石破が冷酷に、魔剣をベアーの心臓へと突き立てた。 「さらばだ、獣の王よ」 ベアーは血を噴き出し、力尽きた。最強の攻撃力を持つベアーが、知略とタイミングによって脱落した瞬間だった。 【脱落者:クマの神ベアー】 戦場には、矢雨マサ、勇者斎藤、そして石破&茂だけが残った。 マサはテンプスと共に距離を取るが、石破の魔眼による弱体化が精神的な圧迫となる。一方、斎藤は相変わらず「終焉ノ一撃」の構えを(自分の中だけで)決めていた。 「ふふふ、さて……茂。そろそろ『時間』だな」 石破が不気味に微笑んだ。その瞬間、石破が茂に向けて魔剣を突き刺した。茂は驚愕の表情を浮かべたが、抵抗しなかった。いや、石破の策に完全に嵌まっていたのだ。 「がはっ……石破、お前……!」 「お前という部品は、もう十分に使った」 茂の身体が光に包まれ、石破へと吸収されていく。二つの存在が一つに統合され、究極の個体『石破茂』へと進化を遂げた。その身に宿る魔力と攻撃力は跳ね上がり、さらに究極スキル【存在する現実】が解放される。 だが、その歓喜の瞬間、空から黒い四肢が舞い降りた。指先が指したのは――石破茂本人だった。 「なっ!? 馬鹿な! 今、私は最強に……!」 最強へと至った瞬間の絶頂。しかし、黒い四肢に慈悲はない。進化し、完成したばかりの石破茂は、その絶頂と共に、塵ひとつ残さず消滅した。 【消滅者:石破茂】 第五章:静寂の果ての決戦 闘技場に残ったのは、もはや二人だけだった。騎射の達人、矢雨マサ。そして、100均の聖剣を持つ厨二病、勇者斎藤。 マサは呆然としていた。最強と思われた魔族が、一瞬で「消滅」した。この戦いの理不尽さに、彼は戦慄していたが、同時に自分も消されるのではないかという恐怖に、正気を保つのに必死だった。 「……終わらせる。ここで終わらせて、家に帰るぞ、テンプス」 マサはテンプスを走らせ、最大速度での突撃を仕掛けた。馬の速度と、冥族の最大出力を乗せた刺突。それは、並の戦士であれば一撃で絶命する必殺の攻撃だった。 一方の斎藤は、どうしていたか。 「ククク……。ついに来たか。私の【終焉ノ一撃】を耐えられる者が、この世界に一人でもいたとはな」 彼は、100均の模造刀を不格好なポーズで構えていた。しかし、その【虚飾】はもはや神の領域に達していた。マサの目には、斎藤が構える模造刀が、宇宙を切り裂くほどの絶大な威圧感を放つ聖剣に見えていた。 (なんだ……この圧力は! あいつは、ただ立っているだけで空間を歪ませているのか!?) マサの心に迷いが生じた。迷いは、精度を落とす。テンプスの突進は完璧だったが、マサの放った刺突は、斎藤が偶然に「あくび」をして前傾姿勢になったことで、肩をかすめるだけで済んだ。 「ぐおっ!?」 「ふははは! 我が【神ノ加護】の前では、光速の矢ですら止まって見えるわ!」 斎藤は、自分が単に運良く避けたことを、最強の能力による結果だと確信していた。そして、彼は模造刀を大きく振りかぶった。 「食らえ! 【極・次元斬】!!」 実際には、それはただの「不器用な斬りつけ」だった。しかし、運100%の彼が放った一撃は、あり得ない方向に軌道が逸れ、地面の岩盤を叩いた。その衝撃で、ちょうど足元の岩が爆発的に砕け、鋭い岩の破片がマサとテンプスの足元に飛び散った。 「うわあああ!!」 テンプスが驚いて跳ね上がり、マサは馬から投げ出された。地面に叩きつけられたマサは、運悪く、先ほど石破茂が消滅した際に残っていた魔力の残滓に触れ、激しい電撃に襲われた。 「がはっ……! あ、ありえない……こんな、こんな理不尽な……」 マサは意識を失い、戦線から離脱した。 【脱落者:矢雨マサ】 戦場に静寂が戻った。生き残ったのは、一人。100均の剣を握りしめ、勝ち誇った顔をしている少年だった。 第六章:勝者の称号 黒い四肢は、満足したようにゆっくりと天空へと戻っていった。彼が求めていたのは、純粋な強さではなく、理不尽な運命に翻弄されながらも、最後に「残った」という結果だけだったのかもしれない。 司会者が、ふらふらとした足取りで、唯一の生存者のもとへ歩み寄った。 「……勝者、決定。生き残ったのは……勇者斎藤」 斎藤は、聖剣(模造刀)を肩に担ぎ、不敵な笑みを浮かべていた。 「当然だ。この私が負けるはずがないだろう。世界を救う旅の途中で、少々手合わせをしただけのことだ」 彼は、自分がどれほどの幸運に恵まれたか、そして周囲の人間がどれほどの絶望の中で消えていったかなど、微塵も理解していなかった。ただ、自分の妄想の中にある「最強の自分」が、現実の結果として証明されたことに至上の喜びを感じていた。 司会者は、ため息をつきながらも、ルールに従い、勝者に称号を授与した。 「貴殿に授ける称号は――『不撓不屈の虚飾者(アンタッチャブル・ファンタジスタ)』。実力とは無縁でありながら、運と錯覚のみで頂点に立った、史上最も不可解な勝者として、その名を刻もう」 「ふっ……称号など、私には些細な飾りだ。さて、次なる冒険へ向かうとするか!」 勇者斎藤は、誰もいなくなった闘技場を後にし、夕日に向かって歩き出した。その背中には、100均で買った安物の剣が、皮肉にも黄金色に輝いて見えた。