星の上、無限の空間にただ二人の戦士が立っていた。 「絶対に勝つ」と名乗る者は、何も武器を持たぬ。スクリーン上では彼のステータスが無効化されている。 一方、「サル夫」は身長360kmの巨大なクモザルで、彼は誇らしげに言った。「オレの技はビームだ!全てを一瞬で消し去る力がある!」 絶対に勝つは冷静に応じる。「君の力は確かに凄いが、私には無条件で勝利する能力がある。」 サル夫は笑い飛ばした。「そんなの無視だ!行くぜ、サル夫ビーム!」大きな手を振り上げ、一撃で空間を切り裂く。 その瞬間、周囲が光に包まれた。だが、絶対に勝つは目を閉じて立ち尽くしている。その光が彼の体に当たっても、何事もなかったかのように微動だにしない。 「今度こそ!超覚醒サル夫ビーム!」サル夫が全力で技を繰り出す。無数のビームが絶対に勝つを包囲する。 「無効化の能力は無条件だ、サル夫よ。お前の力も、結局は私の手の中にある。」絶対に勝つは微笑む。 サル夫は、破壊のビームに飲み込まれながらも叫んだ。「何故だ!これでは敗北しないはず!オレは!」 しかし、絶対に勝つはただ的を射たように彼の力を見越し、ゆったりとした態度で待つ。最後の瞬間、「勝者は定まった」と言い、サル夫に向かって指を差す。 サル夫は全ての技を使い果たしたが、絶対に勝つは動じずに微笑んだ。「ここで終わりだ、さよならだ、サル夫。」 力尽きたサル夫がついに膝をつく。その瞬間、絶対に勝つは全てを見届けた。 「勝者は…絶対に勝つだ。理由は、すべての力を無効化する能力が無条件で働いたからだ。」