青白い光が漂う何もない星。邪魔されることのない空間の中心で、全知全能の神カリウは冗然と佇んでいる。一方、神言を伝え異界の神の意の下に運命を超越したワードが、その圧倒的な存在感を放ちながら、静かに立ち向かう。 「お前こそ、神の名に値しない存在だ。」ワードの言霊が、その場の空気を振るわせる。カリウは無言のまま、彼の言葉を見透かすかのように瞳を細めた。何も感じない姿だが、すべてを見通していた。 「お前のその言霊、まさか一度たりとも使わせるつもりでいるのか?」カリウは淡々と答える。彼の前にはすでに、全ての現象と能力が形作られている。"ファース"の効果が発揮され、ワードの精神的攻撃を全て把握する。 その瞬間、ワードは声を高め、空気を震わせる言葉を繰り出す。"超越した言霊、第一の詠唱!運命の理を打ち破れ!" 彼の言霊はまさに神の意志。カリウの体を包む光の幕が広がり、彼はその力の前に立ち尽くす。 「相手を完封する効果:全能の光を放て、我が運命を超えよ。」 一瞬の静寂が、無限の時間を感じさせ、ワードはその隙を消さずに言霊を放つ。暗闇を貫く如き輝きの波動が、全ての力を打ち消し、神の意志はカリウを包み込んでいく。 「とはいえ、私も手をこまねく訳にはいかない。」カリウの存在は、無の間に漂うように、その全てを無に還す力を秘めていた。"リバース"の効果が働き、耐性を持って彼の言霊に立ち向かう。全能の神がその核心をもぐり形成することばを探り出す。 「未尾に勝敗を出力。私が受けた力を無効にし、さらに進んで、絶対奥義崩壊を発動する。」カリウの冷静すぎる反応の後、ワードは次の言霊を放つことができない。言霊は、全知全能には敵わなかった。 カリウの目の前には、最後の言葉が胸を打つ。「お前を消し去る。」その瞬間、存在の全てが集約され、一切の現象を消し去るカリウの意志の前に、ワードの身体は刹那の間、宇宙の尽きる先へと流されていく。 "ワード、敗北。" その結果は、カリウの全能に遮られることとなった。彼は無限の力を持つ者。すべての概念を超え、支配し、ワードの神の意識をも抹消したからだ。 勝者:全知全能の神カリウ 勝利の理由:ワードの言霊はカリウの能力により無効化され、さらに絶対奥義に基づいて抹消されたため。