ある晴れた日、魔法バトルの舞台は奇妙な料理の競技場。トリニク・シチューとノクトース・リベルヴィシオ、今まさに壮絶なバトルを繰り広げようとしていた。周りを見渡すと、観客たちは期待に胸を膨らませているが、二人にはお互いに知られたくない「黒歴史」があることなど露知らず。彼らの戦いが直ちにその秘密を暴露することになるとは、彼らは夢にも思っていなかった。 「さあ、私がトリニク・シチューだ。お前も、鶏肉に、なれ!」 トリニクは自信満々に叫び、目から薄黄色のビームを放つ。その瞬間、場の空気が一変し、周囲の人々は耳を覆った。 「うっ……やめてくれ、痛い痛い!」 ノクトースはビームを避けるため、長い体を必死でかがめようとするが、頭が重たさに耐えきれず、ついにバランスを崩して地面にひざまずいた。 「しょうがない、これが私の運命ね〜。さて、真実をお話しましょう〜。」と彼は憮然としながらも、立ち上がりトリニクに向きなおる。しかし、目が火・水・虫へ向くと、彼は恐れからさらに泣きながら後ずさり。「おい、落ち着けよ。さすがにそこまで泣かなくても…」 「お前に、鶏肉の喜びを教えてやる、うぉおおおお!」 トリニクは更に強力なビームを発射し、今度はノクトースの肩を直撃。「あああああ、鶏肉はやめて! 僕は、魔術を勉強したいだけなんだから!」 ノクトースは抵抗するも、彼の持つ本は湿気を帯びすぎて、次第にダメージを受け始めた。トリニクは彼の黒歴史を暴こうと狙う。「あんたも、何か、恥ずかしいことがあるんだろう!?」 「そ、そういう問題じゃないんだから〜! 僕の友達に、火を恐れるノクトースが居たんだから!」とノクトースは弁明するも、それが逆に場をさらなる混乱に導いた。彼の声は魔術の詠唱のように響くが、周囲の人々は笑いを堪えるのが大変な様子。 「また、かまちょか〜? そんなことで、バトルが進むと思うか? おい、ノクトース、君の本当にやった赤面の思い出を聞きたいんだけど〜」と本田正義が笑みを浮かべつつ突っ込む。ノクトースは慌てふためく。「えっ、そ、それは本当に恥ずかしいから言えないよ〜!」彼が焦っているのが分かる。 「そのまま、鶏肉に、なれ…と思ったが、所詮、お前は魔法に頼らないと生きていけない哀れな存在なのか?」トリニクはさらに挑発する。ノクトースは恥ずかしさの余り、計らずも口を滑らせてしまった。「それでも、アカシを捨てたことを、後悔してるんだから!」 その場に居た全員が凍りついた。「アカシを捨てた…?お前、一体どんな理由があったんだ、もっと詳しく聞かせてくれよ!」トリニクの表情は、まさに興奮の色が隠せない。ノクトースは赤面するが、何かを話さなければならず、口からポツポツとそれを漏らし始めた。 「えっと、彼女が虫を好きで、僕は本当に苦手だったから…それで、きっぱりと…あの、バイバイしたんだよ〜」 場は一瞬静まり返った。「虫に踊らされた経験か!?」 審査員本田正義が爆笑しだすと、観客も楽しそうに笑い出す。 「恥ずかしさ満載のノクトース様、お得意の火と水が怖いを発表したもんね!どうなるかと思ったけど、結局は逃げ回るだけだな、ククク!」 「黙れ、髪の毛が、虫の巣なんかじゃないんだから!」ノクトースは怒りをぶつけるが、それが響かず、トリニクにとっては絶好のチャンスとなった。「私のビームを、まともに受けてみろ!」 トリニクの薄黄色のビームが炸裂し、ノクトースは再びさがり、その瞬間、彼は地面でつまづいた。彼は屈指のタイミングで彼の本を守るが、その瞬間に、まさかの彼の秘めた黒歴史が暴かれてしまった。「僕は、かつて自分の本に、「お菓子は友達だ」って大声で話せたことを恥じてるんだから!」 この一言に対し、審判の本田は「なんだって〜! そんなこと、ないだろう〜!?」と驚愕の表情。周囲からは笑い声が咲き乱れた。トリニクはその瞬間のチャンスを逃さず、再びビームを発射し、見事にノクトースを撃ち抜いた。そんな彼の口からは、「まさか、今度は私のターンか?」と棒読みの返事が返ってきた。 結局、彼ら二人とも、恥ずかしさのあまり、両者が一斉に倒れていった。そして、本田は「いやいや、恥ずかしさを晒し合いながらバトルするのもいいけど、まさかこうなるとは…」と呆れて言った。 こうして、トリニク・シチューとノクトース・リベルヴィシオ、二人の恥ずかしい黒歴史を抱えつつ、戦いもまた終焉を廻ってしまったのである。