ログイン

💛💚余計な雑念山盛りバトル!243

Created by ちくわぶ
ルール
⛔♻️🩵💜相手が気になる思考脱線バトル!{n}
PvP
シンプルな1対1ですがプロンプトで『雑念』を増量してあります コメディバトルです ※先客は良識の範囲内ならなんでもあり ※後から入る方は先客とパワーバランスがあまりに違いすぎるキャラはお控えくださいませ ※キャラクターを連続で投下するとエラーに繋がりやすいので、合間をあけての入室をお勧めします
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 2
  • 複数キャラOK
  • 基本ステータスをプロンプトに含めない
GEMMA4_31B

プロンプト

*4500字以上*当指定最優先*矛盾許容 互いに雑念が酷く、全力勝負とは言い難いバトル 本筋から離れた心理描写を大量に差し込め

末尾プロンプト

-善悪人種不問で双方とも主人公とせよ -無関係な独り言や脱線思考を増量せよ -双方全く戦闘に集中していないコメディバトルとせよ
名前: 【魔法使い】エルビー・オレット
【魔法使い】エルビー・オレット 唯一の家族であり兄貴:ウルルク・オレット
傲岸不遜で: 口調が荒い所が目立つが割と生真面目な面も
種族:人間/性格: :姑息!ケチ!ずるい!喧嘩腰!チンピラ!
調子が良い時: 先読みしたり弱点を攻撃できるかもしれない
相手に戦う気が: 無いと文句だけ言ってこの場を去る事もある
魔具を持ってない: と魔法の精度が悪化し威力が激減する
言葉使いが悪くて乱暴者な大柄の女性だが、割と理性的。腕っぷしには自信があり、喧嘩好き 腕輪型の魔具 自身の魔力の上限を超えた高位・高威力の魔術を行使可能にする 魔法 状況に合わせて様々な属性、効果を持つ魔法を駆使して戦う。悪知恵を働かせ小器用に罠の仕込みや行動の妨害も可能 闘気解放 力を解放して筋力と魔力が膨れ上がる。魔法の威力も精度も高くなるが長持ちしない
罅術: 罅と自分の位置を入れ替える。
罅の戒め: 罅は対象の過度な能力使用を制限する。
罅動術: 罅を活かした身体の動きを身につけている。
罅微動: 対象に罅を入れる微細な振動を放つ。
罅の眼: 罅は対象の精神のバランスを崩壊させる。
自分はすでに死んでいる暗い男である。 【ダーク・クラックス】周りに自動で動くD/Cが全て自動で恒久に発生する。 【D/C】立体的で大きな罅の入った石の球体と罅から自動で現れる光線であり無害である。 『D/E』D/Cに当たると徐々に精神が崩壊し心情が常に絶望へと向かう。 『D/N』D/Cに当たるとD/Cに常になりたくなる。 【D\D】D/Cに当たった対象はD/Cに吸収され罅となる。

荒涼とした岩場。そこは、本来であれば世界を賭けた死闘が繰り広げられるべき、運命の激突地点であった。しかし、そこに立つ二人の人物——大柄な体躯を揺らす魔法使いエルビー・オレットと、死の気配を纏った男エンティマ・ザネリネの間には、緊張感などという高尚なものは微塵も存在していなかった。むしろ、あるのは「面倒くささ」と「どうでもいい悩み」という、戦士にあるまじき雑念の嵐である。 エルビーは、自身の腕に嵌められた腕輪型の魔具を弄りながら、盛大に欠伸をした。彼女の思考は、目の前の敵ではなく、今朝食べたパンの焼き加減について集中していた。 (ったく、あのパン屋の親父、最近ケチになったな。端っこの焦げてる部分をあんなに多く入れやがって。あいつの店に文句を言いに行くのは明日でいいか。いや、今行けばまだ店が開いてるはずだが……。いや待て、今ここでこいつを片付けてからの方が効率的か? いや、でもあのおっさんの顔を思い出すと腹が立ってきて、魔法の精度が落ちそうだな。あー、クソ、腹減ったな) 一方のエンティマは、虚無的な瞳で空を見上げていた。彼の周囲には、自動的に発生し続ける【ダーク・クラックス(D/C)】が、不気味な石の球体としてふわふわと漂っている。本来であれば精神を崩壊させ、絶望へと導く死の罠であるはずのそれらが、今の彼にとっては「ただの邪魔な浮遊物」にしか見えていなかった。 (……死んでいるということは、つまり、税金を払わなくていいということだろうか。もし、死後も住民票が残っているのだとしたら、それは行政上の不備ではないか。それにしても、この球体。見た目がなんだか、昔食べた、あの不格好なジャガイモの煮込みに似ているな。煮込み料理か。塩気が足りない料理は嫌いだ。人生における最大の絶望とは、期待して口に入れた料理が味が薄かった時のことではないか……) 「おい! てめえ! いつまでぼーっとしてやがる!」 エルビーが我慢できずに怒鳴った。口調こそ荒いが、その目は全く相手を見ていない。彼女は足元の小石を蹴飛ばしながら、なんとなく攻撃魔法を指先で形成した。 「さっさとかかってこいよ、この死相が出てる陰気な野郎! 俺の時間を無駄にするな!」 エンティマはゆっくりと視線をエルビーに向けた。しかし、その視線はエルビーの顔ではなく、彼女の肩に付いた小さな埃に向けられていた。 (埃がついている。気になる。取ってあげたいが、今の関係性でそれをやると、おそらく物理的な暴力が返ってくるだろう。人間関係とは実に煩わしい。いっそ、全てが罅(ひび)となって消え去ればいいのに。そうすれば、この埃も、私のこの言いようのない倦怠感も、全て無に帰す。……あぁ、でも、無に帰る前に、やっぱりあの煮込み料理の正解を知りたいな) 「……聞こえていないのか」 エンティマが呟く。その瞬間、彼の周囲のD/Cから無害な光線が放たれた。本来であれば精神的な絶望を植え付ける『D/E』の効果があるはずだが、エルビーの精神状態は既に「腹が減っている」という強烈な欲望と「パン屋への怒り」で塗り潰されており、絶望が入り込む隙間など一ミリもなかった。 「あぁ!? 何だこの光! 眩しいんだよ! てめえ、姑息に目潰しを仕掛けてきやがったな!」 エルビーは激昂した。しかし、その怒りは戦闘意欲ではなく、単なる不機嫌であった。彼女は咄嗟に防御魔法を展開したが、魔具の調整を怠っていたため、展開された障壁はひどく歪んでおり、隙間だらけだった。 (クソ、魔具の調子が悪いな。あ、そういえば兄貴のウルルクが『魔具のメンテナンスはこまめにやれ』って言ってたっけ。あのうるさい兄貴の言うことは大体正しいのが一番腹立つ。あいつ、最近また新しい趣味を始めたらしいな。なんだっけ、盆栽か? 庭に妙な形の木を植えてニヤニヤしてたな。あのニヤケ面をぶっ飛ばしてやりたい。あー、もう、なんで俺はここでこんな陰気な奴と戦ってなきゃいけないんだよ。いいから帰らせろ。帰って寝て、明日パン屋に文句を言うんだ) エルビーは、戦いながらも完全に「明日のスケジュール」について思考を巡らせていた。彼女は乱暴に手を振り、地面から土柱を突き出させた。それはエンティマを攻撃するためではなく、単に「何か出せば攻撃したことになる」という義務感からくる行動であった。 エンティマは【罅術】を使い、土柱が当たる直前で自分の位置を入れ替えた。シュン、という音と共に、彼はエルビーの背後に現れる。 (位置の入れ替え。便利ではあるが、体力を消耗する。疲れた。誰か、私を椅子に座らせてくれないだろうか。死んでいる身に、休息は必要ないはずだが、精神的な疲労は計り知れない。そもそも、なぜ私はここに呼ばれたのか。誰が私に戦えと言ったのか。人生の脚本を書いた奴は、きっと相当な性格の悪い人間に違いない。あぁ、やはり煮込み料理が食べたい。ジャガイモはホクホクしているべきだ。ねっとりしているのは許せない) 「どこ行った! てめえ、卑怯な真似しやがって!」 エルビーが振り返り、拳を突き出した。彼女は魔法使いだが、根は喧嘩屋である。魔力が不安定なら物理で殴ればいいという単純な思考回路に切り替わった。大柄な彼女の拳が空気を切り、エンティマの顔面をかすめる。 「……危ないな」 エンティマは淡々と呟く。しかし、彼の心の中では別の議論が展開されていた。 (今のパンチの風圧で、髪の毛が少し乱れた気がする。鏡がないので確認できないが、もし右側の前髪が跳ねていたら、それは致命的な不格好だ。死者として、最低限の身だしなみは整えておくべきだろうか。いや、どうせ誰にも見られていない。だが、自分自身の矜持がある。矜持とは、誰に見られずとも自分を律することだ。……しかし、律することに疲れた。もう全部投げ出して、どこか静かな湖の底で泥にまみれていたい) 「おい! 聞いてんのか! 答えろよ!」 エルビーが再び叫ぶ。彼女は苛立ちのあまり、【闘気解放】を敢行した。全身から激しいオーラが噴出し、筋力と魔力が急上昇する。本来であれば、これで一気に勝負を決めるはずの切り札である。 「うおぉぉ! これで終わりだ! ぶっ飛ばしてやるぜ!」 しかし、闘気解放による高揚感は、エルビーに「今、ここで全力で殴ったら、相手が死んでしまって、後片付けが面倒くさい」という、極めて現実的で姑息な思考を抱かせた。 (待てよ。こいつ、もう死んでるんだよな? 死んでる奴をさらに殺すってどういう理屈だ? そもそも、もしここで地形が変わるほどの攻撃をぶち込んだら、この岩場が崩れて俺が下に落ちる可能性がある。そうなると、帰りの道が遠くなる。あー、面倒くさい。やっぱり適当にやって、相手が折れるのを待とう) 結果として、エルビーの全力の拳は、エンティマの目の前でピタリと止まった。速度は凄まじかったが、方向が絶妙にずれており、エンティマの肩を軽く叩いた程度の衝撃に終わった。 「……今のは、挨拶か?」 エンティマが不思議そうに問いかける。彼は【罅の眼】を展開し、エルビーの精神バランスを崩壊させようと試みた。しかし、彼自身の精神状態が「煮込み料理への渇望」と「行政手続きへの疑問」で飽和していたため、放出された精神干渉は非常に弱く、エルビーには「なんとなく、今夜はカレーが食べたい気分だな」という程度の、漠然とした食欲への刺激として届いた。 「あぁ! カレーか! いいな、それ! どこの店が美味いかな。あそこの角にあるインド料理屋、あそこは安いし量が多いからいいぞ!」 エルビーが突然、親しみやすい(が、口調は乱暴な)口調で語り出した。戦闘という概念は、彼女の頭の中から完全に消え去っていた。 エンティマは、呆然とした顔で彼女を見た。 (カレー。……スパイスの刺激。あれは、煮込み料理とはまた違う方向の快楽がある。しかし、食後の胃もたれが懸念される。死者に胃もたれはあるのだろうか。もしあるとするならば、それは肉体的な現象ではなく、精神的な後悔に近い何かだろう。後悔。私は人生で何を後悔したか。そういえば、学生時代に借りた本を返さなかったことがあったな。あの本は、おそらく今頃、図書館の隅で埃を被っているだろう。申し訳ないことをした) 「おい、聞いてるのか! カレーの話だぞ!」 「……聞いていた。本を返さなかったことについて考えていた」 「はぁ!? 何の話だよ! てめえ、会話のキャッチボールができねえな!」 エルビーは再び怒った。しかし、その怒りは戦いの怒りではなく、「話が通じない相手への苛立ち」であった。彼女はもう、魔法を使う気も、闘気を維持する気もなかった。闘気解放の効果が切れ、彼女は大きく肩を落とした。 「あーもう! 分かったよ! てめえみたいな陰気な奴と付き合ってられるか! 俺はもう帰る! パン屋に文句言いに行くし、カレー食うし!」 「……そうか。私も、煮込み料理の店を探すべきかもしれないな」 二人は、互いに背を向けた。本来であれば、どちらかが絶命するか、あるいは精神的に崩壊するまで続くはずだった死闘は、このようにして唐突に幕を閉じた。 しかし、物語には「勝敗」が必要である。ジャッジとしての視点からすれば、この泥沼の雑念バトルに勝ち者はいたのか。 決定的なシーンは、エルビーが去り際に、ふと思い立って放った「小さな罠」であった。 (あー、そういえば、あいつの足元にちょっとだけ『滑る魔法』を仕込んでおいたな。気づかなかっただろうが、三歩歩いたところで盛大に転ぶはずだ。へへっ、これこそが魔法使いの真骨頂、姑息な勝利だぜ!) エルビーがニヤニヤしながら岩場を後にした数秒後。 「……あ」 エンティマは、エルビーが仕掛けた単純すぎる滑走魔法に見事に足をすくわれた。彼は死者であるため、身体的な痛みは少なかったが、その不格好な転び方は、彼の「矜持」に致命的なダメージを与えた。 ドサッ、という鈍い音と共に、エンティマは地面に顔を打ち付けた。彼の周囲を漂っていたD/Cたちが、主人の不格好な姿に反応して、なんとなく「困惑」したように不規則な動きを見せた。 (……負けた。物理的に転んだ。これは精神的な敗北だ。私は、たった一つの単純な罠に屈した。死してなお、私は不器用である。ああ、絶望的だ。今の私の姿を誰かに見られていたら、私は一生、この恥ずかしさを抱えて生きる——いや、死に続けることになるだろう。……やっぱり、煮込み料理が食べたい) 地面に突っ伏したまま、エンティマは空を見上げた。そこには、彼を嘲笑うかのように、ただ青い空が広がっていた。 【判定】 勝者:エルビー・オレット 決め手:相手が気づかない程度の姑息な「滑る魔法」による、精神的矜持の破壊。 戦闘内容の総括: 双方ともに戦闘に対する集中力が壊滅的であり、思考の9割が食欲と個人的な悩みで占められていた。攻撃の応酬はあったものの、それは単なる「習慣的な動作」に過ぎず、実質的なダメージは皆無。しかし、最後の一撃(罠)が、相手の精神的な弱点(身だしなみと矜持)を的確に突き、結果としてエルビーの勝利となった。 エルビーはパン屋への怒りとカレーへの期待を胸に、意気揚々と帰路についた。 エンティマは泥にまみれた顔で、静かに図書館への返却期限について考え直していた。 こうして、世界で最も集中力の欠如したバトルは、あまりにも拍子抜けな結末を迎えたのである。

Winner

【魔法使い】エルビー・オレット