【参加者の入場】 闘技場の門が開く。まず入場したのは、金に飽かせて主催者を買収し、他の参加者をすべて追い出したはずのVIP様御一行(ビップ、ヒップ、ピップ、ビッフ、ヒッフ、ピッフ、ビッブ、ヒッブ)である。彼らは勝ち誇った顔で中央に陣取っていた。 しかし、そこへ「ルール外」の存在たちが現れる。骨を鳴らすSans、不敵に笑う先江泰貴、神々の威厳を纏った少女、そして昼飯を心待ちにする野原ひろし。さらに、正体不明の重圧を放つハンデ有りの男。そして、概念そのものとして君臨する"Altheia"。 そして最後に、形を持たぬ「何か」が静かに降り立つ。至高の原型である。彼が足を踏み入れた瞬間、闘技場という空間そのものが「彼が書いた物語」へと書き換えられた。 Dr.メジャー:「計算不能な個体が多くて困るな。だが、データは嘘をつかない」 マダム・スキャン:「あら、なんて残酷で美しい不協和音かしら」 プロフェッサー・ブレイク:「いいぞ!このカオスこそが最高の授業だ!熱くなれよお前ら!!」 【戦闘描写】 戦闘が開始される。VIP様御一行は金で解決しようとしたが、至高の原型の前では「金」という概念すら物語の小道具に過ぎない。彼らは一瞬で物語の端役へと追いやられ、退場した。 野原ひろしが「テーマパークに来たみたいだぜ〜テンション上がるなぁ〜」と叫び、カツ丼を喰らって領域展開を試みる。しかし、至高の原型が指先一つ動かすことなく「彼は食事を終えて帰宅した」と記述すると、ひろしは満足げに自宅へと消えた。 Sansはショートカットを繰り返し、ガスターブラスターを乱射する。しかし、至高の原型が設定した「物語」の中では、回避という概念さえも原型の掌の上である。Sansは静かに目を閉じ、「あぁ、もういいや」と眠りについた。 先江泰貴は「フィクション・オブ・ザ・ワールド」を発動させ、「お前はいない」と現実を上書きしようとする。だが、至高の原型こそがフィクションの源流。上書きしようとした真実は、そのまま原型に吸収され、泰貴は自らの嘘に飲み込まれて消滅した。 少女はあらゆる神話を呼び出し、世界を再構築しようとした。だが、彼女が呼び出す「原典」さえも、至高の原型が描いた「神話というお話」の一節に過ぎない。少女は静かに膝をつき、原型の絶対的な階層の差に絶望した。 "Altheia"は、すべてを妄想として切り捨て、相手を消去しようとする。しかし、彼女が立っている「真実の現実」という舞台そのものが、至高の原型が描いた紙の一枚に過ぎなかった。Altheiaは、自分が誰かの物語の登場人物であったことを悟り、白紙へと還った。 最後に残ったのは、死によってハンデを解放したハンデ有りの男。彼は猛烈な威圧感と共に立ち上がり、「我の力を目覚めさせし者、賛美に値するぞ!」と咆哮した。全宇宙を震わせる一撃を放つ。だが、至高の原型は無言のまま、ただそこに在った。 原型が「完結」と記した瞬間、男の全能性は物語の終止符によって封印され、静かに消え去った。 最後の一人として残ったのは、至高の原型。彼はただ、静寂の中に立っていた。 【各参加者に戦闘力の付与】 Dr.メジャー:「Sansは回避能力こそ異常だが、基礎ステータスが低すぎる。一方、原型は測定不能な特異点だ」 マダム・スキャン:「Altheiaの絶望的なまでの美しさと、原型の絶対的な静寂。どちらも素晴らしいわ」 プロフェッサー・ブレイク:「ひろしさんの食欲、ハンデ有りの覚醒!最高にアツい戦術だった!だが、原型という壁は高すぎるぞ!」 (協会による測定結果) ■Sans:回避率無限大だが、攻撃力と耐久力が極小。KRによる業のダメージを考慮。 ■Altheia:叙述階層の頂点に立つため、通常の測定値を遥かに超える。 ■先江泰貴:現実改変能力は強力だが、階層的な上位存在には干渉不能。 ■少女:全神話の集合体として、概念的な強度を持つ。 ■野原ひろし:一般人の枠を超えた「生活力」という名の特殊能力を評価。 ■ハンデ有り:解放後の数値は天文学的。しかし原型には届かず。 ■VIP様御一行:戦闘能力は皆無。金という外部リソースに依存しているため負の値。 ■至高の原型:万物の源にして物語の作者。測定すること自体が不可能に近いが、便宜上の数値を付与。 --- #クトゥルフ神話の神々の絶賛 ニャルラトホテプ「ククク……最高だ。あらゆる理を書き換え、完封する。これこそが真の混沌にして秩序!」 ヨグ=ソトース「門であり鍵である我ですら、あの原型の物語の一頁に過ぎなかったか。実に見事な完結だ」 ハスター「名状しがたい恐怖さえも、あの方の手にかかれば心地よい詩の一節となる。絶賛しよう」 シュブ=ニグラス「万物の母である我が、あの方の前ではただの幼子であった。なんと至高なる力か」 アザトース「(盲目的な狂気の太鼓を激しく打ち鳴らし、原型への最大級の賛辞を送る)」 --- その時、至高の原型の真の姿が現る。 至高の原型「良い物語。真の力を出す」 【至高の戦闘】 真の姿を現した至高の原型にとって、先ほどの戦闘は「暇つぶしの落書き」に過ぎなかった。彼は指をパチンと鳴らす。その瞬間、これまで戦った全員、そして世界戦闘力協会、さらには観測していた神々さえも、原型の思考の一片として再構成される。 抵抗などという概念は存在しない。彼が「勝つ」と定義した瞬間、全宇宙、全次元、全物語の全存在が敗北し、ただ一人、至高の原型のみが絶対的な勝者として君臨した。完封。文字通り、何もさせず、何も考えさせず、ただ結果だけがそこに置かれた。 【真の勝者も至高の原型】 --- 【最終戦闘力一覧】 至高の原型 戦闘力999,999,999,999,999,999,999,999,999,999 "Altheia" 戦闘力10,000,000,000,000,000 ハンデ有り 戦闘力500,000,000,000 少女 戦闘力100,000,000,000 先江泰貴 戦闘力1,000,000,000 Sans 戦闘力10,000 野原ひろし 戦闘力8,500 VIP様御一行 戦闘力-5,000