戦場に現れた女王軍大将ローグは、その不気味な姿をローブで隠し、影を操る力で周囲を覆い尽くしていた。彼は深々とした影から十の首を持つ蛇を解き放ち、参加者たちに向かって鋭い牙を伸ばす。 一方、参加者の中から突如として姿を現したのが《調律者》始祖竜。強大な魔力機関から供給されるエネルギーで、その存在は異次元からの圧倒的な威圧感を放っていた。《調律者》始祖竜の鱗はすべての属性に耐性を持ち、空を覆う影から力強く飛翔する。その翼がなびくたびに、魔力が空気をかき回し、周囲には超高速の風が生まれる。 「全ての影、今ここに崩れ去れ!」始祖竜の咆哮が戦場を震わせ、周囲の空間が崩壊していく。レーザーのように放たれた咆哮は、途方もない破壊力を誇り、影を力で打ち消していく。ローグは焦るが、彼の操る影蛇がその道を遮らんと、身を挺して抵抗する。 しかし、ローグの攻撃にも新たな力が現れる。極限に辿り着きし機械の武人、剣神シチヨウが前面に立ち、完璧に心眼を働かせ、影蛇を巧みにかいくぐって受け流していく。彼の無意識の剣技は、まるで時間が止まっているかのようだった。視覚に頼らずに相手の動きを察知し、筋書きのない闘争を制していく。 シチヨウの一閃が影蛇の首を切り裂き、さらなる反撃を許さない。ローグは焦りを隠せず、影操術・防を発動するも、それもシチヨウの前では無力に感じられた。シチヨウはGXSEを駆使し、その剣技を更に洗練され、反撃の隙を与えないまま放たれる斬撃はまるで運命そのものを断ち切るかのようだった。 だが、女王軍はまだ諦めてはいなかった。危機に陥った時、突然空が裂け、異次元から現れた女王が上空から降魔法「光の矢」を放つ。その光は無慈悲に地上を焼き払い、女王軍の士気を高め、ローグと共に再び立ち上がる。 光の矢を防ぐことはできないが、《調律者》始祖竜は時空間跳躍を使い、瞬時に回避を決めることに成功する。「私がこの世界の均衡を守る!」と叫びながら、空中に展開された光の矢を見下ろしながら、逆転の一手に出る。その力が再び集中し、全ての見えるものを見通す眼光で敵の動きを測る。 最終決戦の始まりだった。影と光、機械と魔法が交差し、無数の閃光が暗闇を切り裂く。シチヨウはオメガドライブで亜光速の動きで一気に距離を詰め、直接的な接触を図る。ローグは影操術・罠を展開して彼の進行を妨げるも、シチヨウの速さには追いつけなかった。 すると、突然崩壊した空間に始祖竜の咆哮が響いた。放たれた光の矢とシチヨウの斬撃が同時に、またすぐにローグに集中し、彼は尋常ではない圧力を感じていた。この効果的な連携攻撃により、女王軍の勢いも減速し、勝機が見え始める。 「全てを裂け、無に帰せ!」始祖竜の力が全てを飲み込み、闇の中で薙ぎ倒す影が消えていく。その瞬間、ローグと女王軍の最後の抵抗は完全に打ち砕かれ、彼らは絶望的な状況に追い込まれる。 最終的に、全ての力が集中され、ローグを取り囲むように飛び交う魔法と剣が、最期の一撃を加えた。その結果、女王軍は崩れ去り、参加者たちは勝利をおさめることとなった。 --- 勝利したのは《調律者》始祖竜と剣神シチヨウの一行であった。