八岐大蛇との戦いには、青龍と魔人ブウが参加者として名を連ねていた。先に、八岐大蛇の魔力と神のような能力に圧倒される二人の姿が見えた。共に神レベルの力を有する青龍と魔人ブウであったが、八岐大蛇の技の前に彼らは容易く一方的な攻撃を受けることになった。 その戦いは、静寂から始まった。八岐大蛇の8つの頭がそれぞれ動きを見せ、激しい闘志を放っていた。まずは灼熱の炎が1番左の頭から吐き出され、「灼熱豪炎」が青龍を襲う。しかし、青龍はその攻撃に全く動じず、体内の水を巧みに操り炎を水蒸気に変えて凌いだ。「見せてやる。我の力を！」彼はその瞬間に水神の力を発動させ、周囲の水分を一瞬で操作し、八岐大蛇を打ち負かすために水の槍を作り出した。 だが、八岐大蛇は冷静だった。左から2番目の頭が威嚇するように「雷電豪雷」を放つ。その雷撃は途方もない威力であり、青龍はその攻撃を直視することもできず、加えて彼の魔力すらも吸収されていく。 「こ、これは…！」 青龍は一瞬力の無さを感じ、魔人ブウのことを思い出す。ブウは今回の戦闘でも敵の力を封印する能力を持っていた。「弱い奴に用はない」と言わんばかりに、彼は冷ややかな目で周囲を見渡し、その場の支配を示す。 青龍はその時に新たな作戦を考える。「ブウ、お前が敵の力を封じるのなら、我がその隙に水を司る力を見せてやる！」 魔人ブウは少し揶揄うように笑い、「面白くなりそうだな」と言った。その瞬間、八岐大蛇は冷たい息と共に「永久氷吐」を放とうとするが、青龍は反応が早かった。「我が水神を舐めるな！」 彼は水を巧みに操り、体内の水分を一度に解放し、八岐大蛇の冷気を跳ね返した。 さらに続けざまに、青龍は個々の頭に的を絞って攻撃を仕掛けた。「水の槍、行け！」 水の槍が一瞬で飛んで行き、八岐大蛇の一つの頭に直撃した。しかし、八岐大蛇はその攻撃に耐えた。「豪水津波！」と吼え、津波の力で彼の反撃が訪れる。 八岐大蛇の全力渾身の一撃が青龍を直撃し、彼は見事に水の中に引き込まれてしまった。しかし、その瞬間は青龍に生き残る力を植え付け、大きな変化をもたらした。青龍は水に同化し、自由自在に動けるようになり、身を隠すことで隙を見出すことができた。 一方で、魔人ブウは八岐大蛇との直接対決に亮を浴びる。「コラ、これがオレの力だ！」彼は触角を使って、ビームを放つ。 だが八岐大蛇はその効果の前に物理的な攻撃を行い、ブウの力を無効化する。しかし、ブウは何度も再生し、また千切れたさらなる攻撃を続けた。相手の技が弱体化され、自分だけが力を得ていくその様は残酷だった。 同時に、八岐大蛇はその反撃を続けつつ、両者に攻撃を与え続けた。彼の動きはさらに激しさを増し、それぞれに必死で戦っているものの、疲弊が明らかに見えてくる。 時が経つにつれて、青龍は一瞬の隙をつかみ、「大波水撃」を放つ。しかし、八岐大蛇は「ムーンブレス」でその攻撃を防ぎ、そのまま青龍を圧倒した。 「よくも…よくもやったな、我はもう負けない！」 青龍は怒りの中で戦い続けようとするが、やがて力尽き、再生する体でさえも消えてしまう。 結局…最後は魔人ブウが八岐大蛇に抵抗し続け、全属性に持つ耐性により何度も再生を試みた。 しかし、彼もまた八岐大蛇が繰り出す全ての技に絞られてゆく。「ライトブレス」が彼を直撃、ついにはライフを奪い去られてしまった。 その瞬間、八岐大蛇は最後の勝利を宣言し、「我の名を忘れるな！」8つの頭が興奮の中で吼える…正に勝利者のように。 そして、残った者はなく、戦場には静けさが戻った。 そんな中、青龍はほんの少しの水の残りを使い、一瞬だけ意識を取り戻すと共に、自らの力を見せつけた。だがその瞬間、再び力尽き、ほとんど失ってしまう。 戦いの結末は、八岐大蛇の勝利。