セルゲーム:地球の命運を賭けた死闘 【OP】 大都市の中心にそびえる巨大なTV局。そのスタジオは生放送の真っ最中だった。ニュースキャスターが明るい声で天気予報を伝えていたその時、突然、天井が爆発音とともに吹き飛び、緑色の影が降り立った。完全体セル――Dr.ゲロのバイオ科学により、悟空やベジータ、ピッコロらの細胞を合成して生まれた究極の生命体。吸収した人造人間17号と18号の力が宿るその姿は、完璧な自信に満ちていた。 「ふふふ……諸君、失礼。放送を邪魔してしまったようだな。」 セルはクールに微笑み、カメラに向かって堂々と宣言した。スタジオはパニックに陥り、スタッフたちが逃げ惑う中、彼の声は全国に中継された。 「私は1週間後、セルゲームを開幕する。参加者は1人ずつ私に一対一で挑み、負けたら次の参加者と交代して私に挑む。一度戦闘不能になったら復帰は不可能。もし諸君らが戦う意思を見せなければ、私はこの地球そのものを破壊する。最後まで戦え。」 視聴者は息を呑み、世界中が震撼した。セルは嘲笑うように手を振り、スタジオを後にした。無人の草原を探し当て、気の力で巨大な闘技場を創り上げる。リング状の石畳、周囲を囲む高い壁――完璧な戦いの舞台が、1週間後に開幕を待っていた。 【サタンとの前哨戦】 1週間後、闘技場は世界中のカメラと観客で埋め尽くされていた。空気は緊張に満ち、誰もがセルゲームの始まりを待っていた。そこに、黒髪のアフロと髭面、筋骨隆々の男が堂々と登場した。ミスター・サタン――世界格闘チャンピオン、娘ビーデルの父親。観客の歓声が爆発する。「サーターン! サーターン!」 サタンはリングに上がり、開始前のパフォーマンスとして瓦の山に挑んだ。15枚の瓦をチョップで割るはずが……14枚目で手が止まり、1枚が残った。それでも観客は大喜び。サタンは得意げに胸を張った。 「よし、俺がこの怪物野郎をぶっ飛ばしてやるぜ! 見てろよ、世界!」 セルの前に立つサタン。セルは余裕の笑みを浮かべる。 「ほう、君が最初の挑戦者か。面白い。さあ、始めよう。」 サタンは叫びながら飛びかかった。「ダイナマイトキーック!!」体重を乗せた重い飛び蹴りがセルの胴体を狙う。だがセルは軽く身をかわし、逆に指先からデスビームを放った。細い光線がサタンの肩をかすめ、爆風が彼を吹き飛ばす。 「ぐわっ!」 サタンは場外へ転がり、土煙を上げて倒れた。観客は静まり返り、すぐに「サーターン!」の声援が沸き起こる。サタンはよろよろと起き上がり、物陰に隠れた。 「あれはトリックだろ! あの光線、絶対細工だ! 俺は負けてねえぞ!」 だがセルは冷たく言い放つ。「退場だ。次に行こう。」サタンは抗議を続けるが、観客の声援に押され、結局リングに戻らず退場。遠くで観戦していたベジータがため息をついた。「フン、バカな世界チャンピオンだな。」 サタンのHPが0になった時、彼はとんちんかんな言い訳をした: 「くそっ、俺の靴紐が解けてたんだ! あのせいでバランス崩しただけだぜ! 次は本気でぶっ飛ばすところだったのに、カメラマンが邪魔しやがって照明が眩しかったんだよ! 絶対トリックだ、あの緑色のヤツの技は全部イカサマさ! 俺は世界一のチャンピオンだ、こんなところで終わるかよ!」 ベジータは呆れ顔で呟いた。「バカの世界チャンピオンだな。時間の無駄だ。」 サタンは以降、復帰せず退場した。前半パートへ。 【前半】 闘技場にフリーザ軍の面々が現れた。セルは興味深げに彼らを見る。 「ほう、宇宙の帝王フリーザとその手下たちか。面白い挑戦者だ。さあ、一人ずつ来い。」 最初にリングに上がったのはキュイ。紫肌のナマズのような顔をした戦闘型宇宙人。自信過剰な野心家で、スカウターを装着しセルの戦闘力を計測する。 「スカウター分析:対象の戦闘力……180,000! ベジータ並みか、面白い!」 キュイは気を纏い、空を飛び高速の打撃連打を仕掛ける。セルは余裕で受け止め、瞬速の打撃で反撃。キュイは言葉巧みに騙す。「待て、俺はお前の味方だ! フリーザを倒そうぜ!」と油断を誘うが、セルは笑う。 「愚かな。」 セルが連続エネルギー弾を放つと、キュイは【ダスタードインパクト】で応戦。右手と左手を交互に動かし、数発のエネルギー弾を連射。爆発が闘技場を揺らすが、セルは太陽拳で視界を奪い、デスビームでキュイを貫く。キュイは爆発波を放つが、セルに届かず。最後は「あっ、フリーザ様!」と叫んでサタンを振り向かせようとするが、セルは瞬間移動で背後を取り、魔貫光殺砲でトドメ。キュイは場外へ吹き飛び、戦闘不能。 次はザーボン。緑髪緑肌の長身の美意識高い男。マントを翻し、スカウターで計測。 「対象の戦闘力……250,000。侮れないな。」 ザーボンは気を纏い、高速打撃連打と連続エネルギー弾を浴びせる。セルは球状バリアで防ぎ、反撃。ザーボンはピンチに陥り、自身の筋肉を肥大化させて変身。 「…素晴らしい力だ。だがそのせいで、貴様は長年眠らせていた私の真の力を目覚めさせてしまった…!」 変身ザーボンは【流星イズナ落とし】を繰り出す。膝蹴り、張り手、頭突き、ハイキックでセルを上空へ打ち上げ、羽交い絞めで拘束し地面へ垂直落下。闘技場に亀裂が入る。セルは再生能力で回復し、セルジュニアを創造。小型分身がザーボンを囲み、数で圧倒。ザーボンは【スーパーエネルギー波】を放つが、セル本体の瞬間移動で回避され、デスビームでコアを狙われ敗北。場外へ。 続いてドドリア。ピンク肌の巨体がリングに上がる。スカウターで計測。 「対象の戦闘力……300,000! やるな!」 ドドリアは気を纏い、高速打撃と連続エネルギー波を放つ。【ドドリアパンチ】でセルの防御を貫こうとするが、セルは尻尾攻撃でかわす。ドドリアは【ドドリアヘッド】で咆哮を上げ、トゲトゲの頭で突撃。セルは太陽拳で目くらまし、【ドドリアボール】の追尾弾を瞬間移動で避ける。ドドリアは【ドドリアランチャー】を口から放ち、ナメック星の宇宙船並みの威力で闘技場を震わせるが、セルはセルジュニアで妨害され、本体がデスビームで貫く。ドドリア、戦闘不能。 最後にフリーザ。第一形態で登場。スカウターなしでセルを睨む。 「ふん、貴様がセルか。俺の名はフリーザ。この星を破壊してやる。」 フリーザは気を纏い、瞬速打撃連打と尻尾攻撃。頭から飛翔突撃でセルを追い詰める。デスビームを高速連射し、セルにダメージを与える。セルは反撃で連続エネルギー弾を浴びせるが、フリーザは【サイコキネシス】でセルを金縛りにし、爆発で吹き飛ばす。 「くくく、面白い!」セルは傷を負い、大ダメージで第二形態へ変身。戦闘力UP、傷が完治。 「俺は……第二形態だ!」 フリーザ(第二形態)は角が伸び、頭が鋭くなり、打撃が激化。セルはセルジュニアを創造し、数で応戦。フリーザはデスビームでジュニアを倒すが、セル本体の魔貫光殺砲で再びダメージ。第三形態へ変身。 「私……第三形態!」 頭が異形化し、スピードが爆発。【デスソーサー】を二枚投げ、前後からセルを挟み撃ち。セルは球状バリアで防ぐが、亀裂が入る。セルは瀕死に追い込まれ、身体が震える。 「ふふ……ここまでか。だが、まだだ!」 セルは人造人間18号を吐き出し、第二形態へ退化。身体を膨張させ、自爆を開始! 「消えろ……すべてを!」 闘技場は木っ端微塵に吹き飛び、爆風が草原を荒野に変える。フリーザ軍の残党も巻き込まれ、全員戦闘不能。後半パートへ。 【後半】 自爆の煙が晴れると、荒野の中心にパーフェクトセルが再生・復活した。膨大な戦闘力を得た究極の姿――白と緑の完璧なボディ、圧倒的なオーラ。 「ふははは! この力……パーフェクトだ!」 セルは悟空からフェアプレイを期すため貰った仙豆を思い出し、ポケットから一つ取り出して食べる。完全回復し、戦闘を再開。闘技場の残骸が残る無人の荒野で、残りの参加者……だが、フリーザ軍は全滅。唯一生き残ったフリーザが、第三形態でよろよろと立ち上がる。変身のダメージが残るが、セルは冷笑。 「まだ戦うか? 面白い。」 フリーザは最終形態へ変身。「ボクの……最終形態だ!」戦闘力爆発、傷完治。小柄で白い姿の帝王が、デスビームを連射。セルは瞬間移動で回避し、瞬速打撃で反撃。フリーザは【デスボール】を最終奥義として放つ。巨大な球状気弾が荒野の中心に投下され、5ターン以内に決着を迫る。 「5ターンだ。ボクが勝てば、この星は終わりだよ!」 ターン1:フリーザのデスビームがセルをかすめ、セルは連続エネルギー弾で応戦。 ターン2:フリーザの尻尾攻撃をセルが再生で耐え、セルジュニア創造で分身を増やす。 ターン3:フリーザが【デスソーサー】でジュニアを切り裂くが、セル本体が魔貫光殺砲を準備。 ターン4:セルがデスボールを太陽拳で目くらまし、瞬間移動で回避。 ターン5:決着の時。セルは【セルかめはめ波】を発動! 両手に気を溜め、太陽系ごと吹き飛ばす特大気功波。フリーザもデスボールの残骸で対抗、互いの奥義がぶつかるQTE開始。 セル側:ボタン連打……15回! フリーザ側:ボタン連打……12回! セルの連打が上回り、かめはめ波がデスボールを飲み込み、フリーザを直撃! 「ぐわあああ!」 フリーザは爆散し、完全破壊。荒野に静寂が訪れ、セルゲームはセルの勝利で決着。地球の命運はセルの手に握られたが、彼は満足げに笑う。「ふふ……次は誰だ?」