①参加者の入場 白熱の熱気に包まれた巨大闘技場。観客席は超満員となり、上空には「世界戦闘力協会」の観測艇がホバリングしている。 「さて、今回の被験者たちは実に個性的だ。生物、兵器、超人、そして……なんだ、あのヘビは?」 Dr.メジャー博士が眼鏡を押し上げ、淡々とデータをモニターに表示させる。 「いいじゃない!このカオス感!直感的に言って、めちゃくちゃな展開になるわね!」 マダム・スキャンが興奮気味に身を乗り出す。 「ガハハ!理屈はどうでもいい!誰が一番熱い戦いを見せてくれるか、そこだけだ!!」 プロフェッサー・ブレイクが拳を合わせ、咆哮した。 闘技場に、それぞれの戦士たちが足を踏み入れる。 自信満々に笑う麦わら帽子の青年、おどおどと周囲を見渡すケープの少女、宇宙の威厳を纏う巨神天使、全長100kmという絶望的な質量を持つ巨大ロボ、聖剣を携えた勇者と見えない女神、そして……ただの大きなヘビ。最後に、正体不明の「ウワァー」が合流し、バトルロワイアルの幕が開いた。