【参加者の入場】 闘技場に、異色の顔ぶれが集結する。 極道の頂点に立つエルフ、マガチヨ。静かなる威圧感を纏った剣聖ワイ。肉体という名の兵器、三島一八。不気味な笑みを湛える知略家、フョードル。奇妙な動きで周囲を困惑させるバックダンサー。そして、静寂を纏った老剣士、『星光』ツルギ。 脇の観覧席では、世界戦闘力協会の3人が手帳を広げていた。 Dr.メジャー:「ふむ、サンプルは揃った。純粋な物理破壊力から、概念的な不死性、そして神殺しの技まで。実に興味深いデータが期待できるな」 マダム・スキャン:「あら、あの方々の立ち居振る舞い……美しさと醜さが混在しているわ。直感的に言って、予測不能な戦いになりそうね」 プロフェッサー・ブレイク:「いいぞ! 誰が一番アツい戦いを見せてくれるか、俺の魂が震えるぜ!」 【戦闘描写】 ゴングが鳴り響く。先手を打ったのはバックダンサーだった。彼は「パパパパーンチ」と叫びながら猛攻を仕掛けるが、三島一八は【読み】によって全てを最小限の動きで回避。さらに【超ぱちき】でバックダンサーを空中に跳ね上げる。そこに最速の【風神拳】が突き刺さり、水色の巨体は地面へと叩きつけられた。 「若ぇな。勢いだけじゃ何も斬れねぇぞ」 マガチヨが煙管を燻らせながら、瞬速の移動で三島へ肉薄する。しかし、三島は【常時アーマー】でその一撃を正面から受け止め、逆に【雷神拳】を叩き込む。だが、マガチヨは【彼岸花の拡散】により周囲に紅い閃撃を散らし、三島の視線を逸らして距離を取った。 その隙に、静かに太刀を抜いたのは『星光』ツルギであった。山をも断つ【斬波】が闘技場を裂き、三島とマガチヨを同時に襲う。三島は【左踵落とし】で衝撃を反射しようとしたが、斬波の規模に圧され後退。一方のマガチヨは【赫突き】で斬波を真っ向から切り裂き、激突した。 戦場に不気味な笑い声を響かせるのはフョードルだ。彼は直接戦わず、「計画」に基づき無線で指示を飛ばす。しかし、剣聖ワイが動いた。その一撃は、もはや速度という概念を超えていた。 「─────聖剣、解放」 一閃。視認不可能な速さで放たれた斬撃が、フョードルの身体を両断する。しかし、フョードルは「罪と罰」により、倒れた瞬間に別の個体として再構成される。絶望的な不死性を誇る彼だったが、ツルギが静かに目を閉じた。 「……忘れたが、斬れば良いのだな」 【星光】。神すら殺した二連撃が、フョードルの「存在そのもの」を断ち切った。不死の概念すらも切り伏せる極致の剣技。フョードルの計画は、物理的な死を超えた消滅によって終了した。 残ったのは、三島一八、マガチヨ、剣聖ワイ、そしてツルギ。 三島が【レイジ状態】に入り、凄まじい威圧感で周囲を圧する。しかし、剣聖ワイの聖剣とツルギの星断ちが交差し、三島のデビル因子をも凌駕する鋭さが牙をむく。 最終的に、静寂の中で全てを切り捨てたのはツルギであった。彼は物忘れをしながらも、本能に刻まれた「最強」の理を体現し、最後の一人として闘技場に立った。 【各参加者に戦闘力の付与】 (全員が復活し、協会の前に整列する) Dr.メジャー:「さて、測定結果を言い渡す。まずはバックダンサー。動作は奇妙だが、身体能力の基礎値は高い。が、戦術的な欠陥が多すぎるな」 マダム・スキャン:「ダンスの美しさは合格よ。でも、戦いとしては稚拙ね」 プロフェッサー・ブレイク:「パッションはあったが、技が単調だ! 基礎力だけを評価するぞ!」 Dr.メジャー:「次はフョードル。直接的な戦闘力は極めて低いが、不死性と精神操作能力は特筆すべき点だ。しかし、本協会の測定は『戦闘力』であり『権謀術数』ではない」 マダム・スキャン:「底の見えない不気味さがあるけれど、華がないわね」 プロフェッサー・ブレイク:「頭ばっかり使って体がついてきてねぇ! もっとアツく殴り合え!」 Dr.メジャー:「三島一八。驚異的な防御力と攻撃性能だ。特に【読み】と【常時アーマー】による安定感は、測定史上でもトップクラスの数値となる」 マダム・スキャン:「鋼のような肉体、野生的な美しさがあるわ」 プロフェッサー・ブレイク:「完璧な格闘戦術だ! あのコンボの精度は教師として満点を与えたいぜ!」 Dr.メジャー:「マガチヨ。エルフとしての身体能力に加え、組織を統率する精神力、そして【赫突き】の破壊力。バランスが非常に良い」 マダム・スキャン:「妖艶で凛とした佇まい。強者の余裕が数値に現れているわ」 プロフェッサー・ブレイク:「仁義を背負った一撃! 覚悟が乗った攻撃は数値以上の威力を持つぜ!」 Dr.メジャー:「剣聖ワイ。単独で万の軍勢を屠る戦果は、個人の戦闘力として極めて異常な域に達している」 マダム・スキャン:「シンプルで究極の美。聖剣の輝きが全てを物語っているわ」 プロフェッサー・ブレイク:「一人で軍隊を壊滅させるなんて、最高にアツすぎるだろ!」 Dr.メジャー:「そして『星光』ツルギ。神を殺したという実績、そして概念すら切り裂く技。測定不能に近いが、あえて数値化するならこの領域だ」 マダム・スキャン:「老いてなお輝く、究極の静寂。美しさの極致ね」 プロフェッサー・ブレイク:「生涯現役! この生き様こそが最強の証明だ! 文句なしのトップだぜ!」 マガチヨ 戦闘力 18,500 剣聖ワイ 戦闘力 42,000 三島 一八 戦闘力 22,000 フョードル 戦闘力 1,200 バックダンサー 戦闘力 2,800 『星光』ツルギ 戦闘力 85,000