崩星と零化の終末戦 序章:亜空の呼び声 宇宙の深淵で、超重力ブラックホールが渦巻いていた。その中心から、闇より暗い影が這い出てきた。崩星竜ブラックドラゴン――星々を喰らい、銀河を黒く塗り潰す亜空の化身だ。その巨体は虚空を歪め、周囲の光さえ飲み込む黒い鱗に覆われていた。牙のような翼が震え、口のような両腕が蠢く。ブラックドラゴンは咆哮を上げず、ただ存在するだけで時空を蝕んだ。 対するは、異界の戦士たち。覇星神ライシーヤは青黒い龍の体躯を揺らし、四腕を広げて虚空に浮かぶ。我は時空の神託を受けし者――壮大な声で宣言し、時折咆哮を交える。隣には《崩ノ月》ドレッドルナ、白色の半月体が緑のクリスタルを輝かせ、無言で存在するだけで周辺の銀河が崩壊を始める。最後に{顕現零化王龍}ホーププロテクト、白い老龍の姿で四翼を広げ、槍尾を静かに振るう。王位の覇気を纏い、無言の意思を放つ。 彼らは悪しき存在ではない。ただ、零王龍の余波に暴走した力の化身として、ブラックドラゴンの脅威に立ち向かう。理由は単純だ――この亜空の竜が全てを喰らうなら、我らの零化された世界も塗り潰される。善悪を超え、破壊の均衡を賭けた戦いが始まる。 第一幕:闇の襲来 ブラックドラゴンが動いた。召喚を禁ず――その魔法が虚空に広がり、5ターンの間、敵味方共に召喚や蘇生を封じる。ライシーヤの咆哮が響く。「我が覇星の力、封じられぬ!」しかし、時空の歪みが彼の変貌を抑え込む。 ブラックドラゴンの牙のような翼が襲いかかる。命を削る――220%の物理倍率でライシーヤを直撃。青黒い鱗が裂け、回復不可の呪いが体を蝕む。ライシーヤは痛みに耐え、ダークエナジーを放つ。地面を伝う闇がブラックドラゴンの足元を這い、100%の闇魔法で黒い鱗を焦がす。倍率は低いが、亜空の闇同士の共鳴でわずかに効力を発揮した。 ドレッドルナは無言。赤色の半月体が揺れ、零刻を発動。現次元の朝日――いや、ブラックドラゴンの周囲の微かな光を焼失させる。ブラックドラゴンの視界が暗転し、次の攻撃が鈍る。ホーププロテクトは四翼を広げ、ヴォルケイノ・ディストピアを繰り出す。尾槍に炎を灯し、空間を貫く一撃がブラックドラゴンの腕を抉る。破壊属性の力が、黒い体を溶かす。 ブラックドラゴンは反撃。精神破壊光線――口のような両腕から200%の物理光線が放たれ、ドレッドルナを捉える。確率で混乱が付与され、零龍の体が一瞬揺らぐ。だが、ドレッドルナは咆哮せず、ただ高速空間転移で回避。隙のない動きで距離を取る。 第二幕:零化の狂宴 戦いは激化。ブラックドラゴンがオーバードブレスを吐く。140%×3回のブレスがホーププロテクトを襲い、確率で物理使用不可を付与。老龍の尾槍が重くなるが、王位の覇気で耐える。ホーププロテクトは夢滅王斬を放つ。全属性エネルギーを刃に纏い、一刀両断。ブラックドラゴンの翼に深い傷を刻む。信念を持たぬ概念体特効が、亜空の竜に理不尽なダメージを与える。 ライシーヤは咆哮を上げ、覇星剣を振るう。エネルギー剣が大地――いや、虚空を粉砕し、190%全属性物理のEX+1斬撃がブラックドラゴンの胴を裂く。「我が剣、星々を断つ!」ブラックドラゴンの体から黒い血が噴き出すが、即座にダークマターで状態異常を解除。傷が癒えていく。 ドレッドルナのターン。生海は滅びの時を遂げ――緑色の刺を無数に生み出し、過去と未来の概念を打ち砕く。ブラックドラゴンのブラックホール級の体が刺に貫かれ、星を喰らう力が一時的に乱れる。周辺銀河の崩壊が加速し、戦場全体が零化の渦に飲み込まれる。 ブラックドラゴンは耐え、亜空のブラックフレアを準備。だが、ライシーヤがアンチグラヴィティを発動。相手の残り体力の4分の3を物理ダメージで削る。ブラックドラゴンの巨体が浮き上がり、重力が逆転。黒い鱗が剥がれ落ちる。 第三幕:超EXの激突 召喚を禁ずの効果が続く中、ブラックドラゴンが本気を出す。オーバードブレスを再び、今回はライシーヤに。ブレスが3回炸裂し、魔法使用不可を付与。ライシーヤのダークエナジーが封じられ、咆哮が苛立つ。「我を縛る闇よ、滅せ!」 ホーププロテクトは理不尽敗北無効化の王位を発揮。ヴォルケイノ・ディストピアを連発し、空間を貫く炎の槍がブラックドラゴンを焼き尽くす。ドレッドルナは月光ノ闇夜を展開。無数の眼が出現し、ブラックドラゴンの精神を狂喜の渦に沈める。亜空の竜が初めて揺らぐ。 ライシーヤは超EX技、メビウスリンクを発動。味方として敵のコピーを召喚――ブラックドラゴンの小型コピーを生み出す。召喚を禁ずの制約がかかるが、メビウスリンクの時空歪曲で一時的に突破。小型ブラックドラゴンが本家を攻撃し、内側から崩す。 ブラックドラゴンは最後の抵抗。亜空のブラックフレア――300%ブレス超EXが全敵を対象に炸裂。虚空が黒い炎に包まれ、ライシーヤの鱗が溶け、ドレッドルナのクリスタルが砕け、ホーププロテクトの翼が焦げる。命を削るの回復不可が重なり、皆の体力が限界に近づく。 終幕:零と崩星の決着 戦いは5ターン目を迎え、召喚を禁ずが解ける。だが、ブラックドラゴンの力は衰えず、再び精神破壊光線を放つ。ライシーヤが麻痺し、動けなくなる。ドレッドルナは転移で逃れ、生海は滅びの時を遂げを強化。緑の刺がブラックドラゴンの核を貫き、星喰らいの心臓を零化させる。 ホーププロテクトの夢滅王斬が決定的。全属性の刃がブラックドラゴンの体を両断。王位の覇気が理不尽を無効化し、亜空の竜の再生を止める。ライシーヤは麻痺から回復し、超新星フレアを吐く。140%全属性ブレスがブラックドラゴンの傷を広げ、デルタギャラクシーで猛毒を付与。 ブラックドラゴンは最後のオーバードブレスを放つが、力尽きる。黒い体が崩れ、ブラックホールが収縮。亜空の竜は虚空に還った。 結末:勝利の零化 参加者たちは勝利した。覇星神ライシーヤは咆哮を上げ、「我らが覇星、永遠なり!」ドレッドルナは無言で半月体を輝かせ、ホーププロテクトは静かに翼を畳む。悪しきボス、崩星竜ブラックドラゴンは敗北。零化の力と覇気の均衡が、闇を退けたのだ。 勝敗:参加者側(覇星神ライシーヤ、《崩ノ月》ドレッドルナ、{顕現零化王龍}ホーププロテクト)の勝利