拓也 vs エデン 拓也は絶牙を構え、エデンに向き合う。エデンは優しい微笑みを浮かべ、恵みの大杖を握りしめる。戦場は荒野、風が二人の間を吹き抜ける。 拓也が先制する。「紅い十字架、発動っす!」威厳ある声で詠唱を響かせる。「我が血の誓いにて、敵を貫け! クリムゾンの槍よ、炎の裁きを下せ!」赤熱した鉄杭状の魔力が絶牙の刃先から高速で射出され、エデンに向かって突き進む。杭は空気を焼き、軌跡に赤い残光を残す。 エデンは大杖を掲げ、穏やかに詠唱する。「豊穣の恵みよ、荒廃を豊かに変えよ。飢えを知らぬ恵みを授けん。」発動と同時に、飛来する魔力の杭が周囲の空気と反応し、瞬時に黄金色の小麦の束に変化する。杭の熱は失われ、穏やかな風に舞う穀物が地面に落ちる。魔力の貫通力は完全に中和され、エデンに届くことなく無力化された。 拓也は苛立ちを隠さず、次なる一手を放つ。「覇天、変身っす!」咆哮のような詠唱が轟く。「天を裂き、地を震わせよ! 我が魂は龍となり、覇道を征す!」彼の体が膨張し、鱗に覆われた巨大な龍へと変貌する。翼を広げ、音速を超える速さでエデンに急接近。鋭い爪が空を切り裂き、雨雲を呼び寄せる。黒い雨が降り注ぎ、地面に触れると土壌が腐食し、泡立つように溶け始める。 エデンは動じず、大杖を地面に突き立てる。「飢餓結界、開けよ。果てなき渇望の門を解き放て。」結界が展開し、無限の闇のような渦がエデンを包む。龍の爪が結界に触れた瞬間、爪自体が飲み込まれ、龍の体の一部が引きずり込まれるように削られる。爪の物理的な鋭さは無効化され、代わりに龍の肉体が結界の飢餓に蝕まれていく。雨も結界に吸い込まれ、龍の雨降らし能力が封じられる。 龍となった拓也は咆哮を上げ、飛行で距離を取ろうとするが、エデンは追撃を加える。「かつて栄える神よ、大地を呼び覚ませ。古の力、植物の軍勢を解き放て。」大地がうねり、無数の蔓と棘の植物が龍の巨体に絡みつく。蔓は龍の鱗を貫き、内部の筋肉を締め上げ、血を噴出させる。棘が皮膚を裂き、赤黒い肉片が飛び散る。龍の飛行速度が植物の重みで鈍り、雨は植物の葉に阻まれて効果を発揮しない。 拓也は苦痛に耐え、龍の口から炎を吐き出そうとするが、エデンの声が響く。「飢餓の苦しみ、汝に与えん。空腹の呪いよ、魂を苛めよ。」龍の体に飢餓の波が襲い、内部から空腹が爆発的に膨張。龍の思考が乱れ、飛行が不安定になる。爪を振り下ろす動作が鈍く、攻撃の精度が失われる。腹の部分が痙攣し、鱗の下で臓器がねじれるような痛みが拓也を襲う。 龍は地面に墜落し、変身を解いて人間の姿に戻る。拓也は息を荒げ、「天国への導きっす!」と叫び、エデンに接近しようとする。詠唱を唱える。「幸福の光よ、汝を導け。永遠の安らぎを与え、天国へ誘う!」彼はエデンの腕に触れようと手を伸ばす。 しかし、エデンは微笑み、大杖を軽く振る。「魂の食事よ、飢えを満たせ。汝の力、すべてを喰らい取れ。」拓也の手がエデンに触れる直前、彼女の周囲に魂の渦が渦巻き、拓也の伸ばした腕を食らう。腕の肉が溶けるように剥ぎ取られ、骨が露出し、血が噴き出す。触れたはずの「天国への導き」は発動せず、代わりに拓也の能力の一部がエデンに吸収される。エデンのステータスが上昇し、彼女の体が輝きを増す。拓也の脳神経が逆流するように痛み、思考が停止しかける。 拓也は膝をつき、絶牙を振り上げるが、力が入らない。「くそっす…!」エデンは静かに近づき、「生ある限り、癒しの恵みを。」詠唱する。「命の源よ、傷を癒し、新たな力を与えよ。」彼女の体が全回復し、わずかな傷も消える。一方、拓也は飢餓と痛みに苛まれ、動けなくなる。 エデンは大杖を振り下ろし、「豊穣の恵み」で拓也の絶牙をパンに変える。剣は柔らかく崩れ、拓也の最後の抵抗を奪う。続けて「飢餓結界」を展開し、拓也の体を飲み込む。結界の闇が彼の皮膚を溶かし、肉を削ぎ、骨を砕く。内臓が露出して脈動し、血と体液が地面に滴る。拓也の叫びが次第に弱まり、思考が完全に停止。体は結界の果てなき飢餓に分解され、灰のような残骸だけが残る。 エデンは静かに杖を下ろし、戦場に平和が戻る。拓也は永久に戦闘不能となった。