第1章:絶望の青い霧、開戦の鐘 「はいどーもー!実況のごつおです!そして解説は解説マンさんです!」 「よろしくお願いします。いやぁ、今回の舞台はエグいですね。見てくださいよ、この『Blue-Rays』による環境異常を。蒼い霧で視界は最悪、電磁異常で機械類はガタガタ、おまけに蒼腐した機械が徘徊している。地獄ですよ」 無制限闘技場に降り立った戦士たちは、互いの姿を捉えられないまま、静寂と恐怖に包まれていた。仮面ライダービルドはラビットタンクで警戒を走らせるが、電磁異常によりベルトの動作にノイズが走る。一方、竈門炭治郎と禰豆子は互いの手を取り合い、水の呼吸で周囲を警戒。アノスファンユニオンの少女たちは、狂信的な笑みを浮かべながらアノッス棒を構え、火星はただ静かに、万能の神のごとき佇まいで空中に浮いていた。 そこへ、理解不能な異形「驍ェ逾槭Λ繧ヲ繝」が、無数の眷属と共に這い出てくる。さらに、鋼のシリアルが波となって戦場を浸食し、正体不明の「おうどん食べたい」という存在が、ただぼーっとうどんを啜る音を響かせていた。 第2章:狂愛の嵐と鋼の捕食 「さあ始まりました!まずはアノスファンユニオンが暴走していますね!」 「愛が重すぎます。もはや信仰を通り越して暴力ですな」 エレン、ジェシカらユニオンの少女たちが《狂愛域(ガルド・アスク)》を展開し、黒光のアノッス棒を振り回す。彼女たちはなんちゃってベブズドで、至近距離にいた暴食のシリアルへと突撃した。しかし、シリアルは捕食形態へと移行し、巨大な球体となって彼女たちを飲み込もうとする。 「ムー!!」 禰豆子が強烈な蹴りでシリアルの波を弾き飛ばし、炭治郎が【壱ノ型 水面斬り】で斬撃を繰り出す。だが、シリアルは鋼の破片となって再生し続け、絶え間なく襲いかかる。その混乱の中、蒼腐した機械たちが無差別に攻撃を開始。ビルドはホークガトリングで応戦し、空から銃撃を浴びせるが、電磁異常の影響で弾道が乱れ、味方であるはずのユニオンの少女たちをも巻き込んでいった。 第3章:神の指先と異形の侵食 「おっと!ここで火星さんが動きました!指先一つで世界が変わりますよ!」 「完全征服に事実改変……反則レベルの能力ですね」 火星が静かに呟くと、【空間支配】により戦場の地形が激変した。地面が消え、虚無の空間へと変貌する。同時に【絶対零度】が発動し、周囲の全てを凍結させる。暴食のシリアルの一部が凍りつき、砕け散るが、火星の視線はさらに深い闇、驍ェ逾槭Λ繧ヲ繝に向いていた。 しかし、この異形こそが最悪だった。驍ェ逾槭Λ繧ヲ繝は火星の攻撃を無効化し、逆にその「存在」に手を伸ばす。【強奪】。火星が持つ無限のステータスの一部が、強制的に異形へと吸い込まれていく。火星は【無限再生】で耐えようとするが、異形が呼び出した眷属たちが、次元の裂け目から絶え間なく溢れ出し、戦場を塗り潰していく。その光景は、もはやバトルではなく、一方的な浸食であった。 第4章:忍法乱舞と絶望の連鎖 「ビルドが形態変更!ニンニンコミックだ!奇抜な動きで翻弄してます!」 「ですが相手は異形ですよ。忍法が通用する相手ではありません」 ビルドはニンニンコミックの影分身を使い、死角から四コマ忍法刀による炎の斬撃を繰り出す。しかし、その攻撃は驍ェ逾槭Λ繧ヲ繝の肉体に吸収され、全く効かない。さらに、後方からアノスファンユニオンが魔王讃美歌第六番《隣人》を歌い上げ、奇跡的な治癒力で仲間を回復させようとするが、その歌声さえも異形に「記憶」として強奪された。 「危ない!禰豆子が!」 シリアルの嵐が禰豆子を飲み込もうとした瞬間、炭治郎が【ヒノカミ神楽 円舞】で道を切り開く。しかし、背後から忍び寄っていた蒼腐した機械の大型四脚が、その巨体で炭治郎を押し潰した。激しい衝撃と共に、炭治郎は地面に深く埋もれる。 【退場者 竈門炭治郎 決め手 蒼腐した機械の踏み潰し】 第5章:超音速の激突と崩壊する理 「炭治郎さんが脱落!早すぎます!さて、ビルドはさらに加速します!」 「ラビットラビット!超音速の斬撃です!これで決めるか!?」 ビルドはラビットラビットへとチェンジし、視認不可能な速度で戦場を駆け抜ける。フルボトルバスターによる超高速斬撃が、アノスファンユニオンの少女たちを次々と切り裂いた。狂愛に身を任せていた彼女たちは、斬られたことさえ気づかずに消滅していく。 【退場者 エレン・ジェシカ・マイア・ノノ 決め手 ビルドのフルボトルバスター高速斬撃】 【退場者 シア・ヒムラ・カーサ・シェリア 決め手 ビルドのフルボトルバスター高速斬撃】 しかし、ビルドが勝利を確信した瞬間、頭上から巨大な「うどん」が降ってきた。いや、それは「そんな事よりおうどん食べたい」という存在そのものだった。物理法則を無視した不可思議な圧力に、ビルドの超音速移動が完全に停止する。 第6章:虚無への回帰 「何だこの状況は!おうどんさんが中立を保ちつつ、物理的に邪魔しています!」 「もはやギャグ漫画の世界です。しかし、火星さんは耐えていませんね」 火星は【虚無崩壊】を起動し、戦場全体を消し去ろうとする。凄まじいエネルギーの奔流が、おうどん食べたいとビルド、そして異形を飲み込もうとする。だが、驍ェ逾槭Λ繧ヲ繝はあざ笑うかのように、火星の【未来】を強奪した。未来を失った火星は、行動不能となり、ただの置物と化した。 そこに、暴食のシリアルが最後の一撃として、火星の全エネルギーを喰らおうと襲いかかる。しかし、異形が放った【存在消滅】の波動が、シリアルの核(のようなもの)さえも概念ごと消し飛ばした。 【退場者 暴食のシリアル 決め手 驍ェ逾槭Λ繧ヲ繝の存在消滅】 【退場者 火星 決め手 驍ェ逾槭Λ繧ヲ繝の未来強奪】 第7章:最後の輝きと静寂 「残るはビルド、禰豆子、そしておうどんさんと、あの化け物だけか!」 「絶望的です。ビルドさん、最後の手段を!」 ビルドは最終形態ジーニアスへと変身し、あらゆるフルボトルの能力を高速で切り替えて攻撃を仕掛ける。同時に、孤立していた禰豆子が【血鬼術 爆血】を炸裂させ、異形の眷属たちを巻き込んだ大爆発を起こした。凄まじい光が戦場を覆い、一瞬だけ異形の肉体が損壊する。 だが、驍ェ逾槭Λ繧ヲ繝にとって、それは心地よい刺激に過ぎなかった。異形は【能力奪取】を発動し、ジーニアスの全能力を自身のものとした。ビルドは力を失い、膝をつく。その首元に、異形の無数の手が伸びた。 【退場者 仮面ライダービルド 決め手 驍ェ逾槭Λ繧ヲ繝の能力奪取】 【退場者 竈門禰豆子 決め手 驍ェ逾槭Λ繧ヲ繝の物理圧壊】 第8章:究極の勝者 「……残ったのは、あの『おうどん』さんだけか!?」 「いや、見てください。異形が、おうどんさんに手を伸ばしていますが……」 驍ェ逾槭Λ繧ヲ繝は、最後の一人となった「そんな事よりおうどん食べたい」を消滅させようとした。しかし、相手に「ステータス」も「能力」も「記憶」も、奪うべき「概念」さえも存在しなかった。ただ「おうどんを食べたい」という欲求だけがある虚無の存在。強奪するものが無いため、異形は初めて「困惑」という感情を抱いた。 その隙に、環境異常Blue-Raysが最大出力で電磁異常を発生させ、異形の精神干渉回路に過負荷をかけた。さらに、おうどん食べたいが、うどんの汁を異形の核にポタポタと落とした。そのあまりに脱力した行為が、最強の異形にとって最大の精神的ショック(屈辱)となり、その存在の均衡が崩れた。異形は自身の矛盾に耐えきれず、自壊して消滅した。 【退場者 驍ェ yù 槭 Λ 繧 ヲ 繝 決め手 おうどん食べたいのうどん汁(精神的ショック)】 【優勝者:そんな事よりおうどん食べたい】 --- (眩い光と共に、全ての参加者が無傷で復活して転がっている) ごつお:「いやー、まさかのおうどん優勝!お見事でした!」 解説マン:「能力がないことが最大の能力だったということですね」 (ごつおがおうどん食べたいに歩み寄り、肩を叩く) ごつお:「優勝おめでとう、そんな事よりおうどん食べたいさん!……でも、あまりに戦いを放棄しすぎだし、うどんの汁を撒き散らしたから、次から出禁な!」 おうどん食べたい:「(もぐもぐ)……おうどん食べたい」 (完)