戦場は昼と夜が交錯した不気味な空間、瓦礫の山と静寂の中で繰り広げられるチームバトルの準備が整っていた。スポットライトが派手に点灯し、観衆の興奮が自らの胸を高鳴らせ、各チームが姿を現す。 「さあ、力の限り戦おう！我がチームは絶対に負けない！」威座内が叫ぶと、彼の背後には大きな力を感じさせる守護神、八岐大蛇が現れる。熱血感がチームBのメンバー全体に伝わり、勝利への意志がみなぎっていた。 「いくぜ、勝てるなんていう甘い言葉、俺が叩き潰してやる！」イフリーナも続き、赤い髪が炎のように揺れながら陽気に叫ぶ。彼女の存在は、聴衆の心を掴み、期待感を高めていく。 対するは、チームA「六百六十六輪の薔薇」だ。彼らの登場は静かだが、重い空気が漂う。不気味な薔薇の匂いが、この場の全員を包み込む。不思議な力が宿り、全ての期待を裏切る不気味さがあった。 「私の蔓が全てを覆う。」六百六十六輪の薔薇が静かに語る。その声は冷たく、観客も思わず身震いする。 戦闘が開始されると、最初に攻撃を仕掛けるのはチームAの六百六十六輪の薔薇だった。彼女の無数の棘が瞬時に襲いかかり、威座内の目の前に迫ってくる。 「くっ、動けない！」威座内的に棘に捉えられたかのように、前に出られずにいた。 「八岐大蛇、行け！」威座内の声が響くと同時に、八岐大蛇が出現し棘を砕こうとする。しかし、薔薇の刺々しい棘は、迫る力に抗うも、亀裂を走らせるに留まる。 「強い棘だ…でも、私にはまだ他にも手がある！」威座内は戦術を練り直し、次の動きへと向かう。 その間、イドラは自らの剣を使い、薔薇の棘を切り裂く行動に出た。「これが私の信じる道だ！」彼女は思い切り斬撃を飛ばし棘を焼き払う。 イフリーナはその間に火花を放つようにして、一気に距離を詰め、「オラァ！」と叫びながら、無数の炎の矢を奮闘し続けた。「くらえ、バニシングヒート！」彼女の一撃が、薔薇の魔力を感じさせる存在に直撃する。 だが薔薇はそれをかわし、彼女の無数の蔓がイフリーナの四肢を捉え、「その熱を無駄にするな！」と囁く。