【参加者の入場】 静寂に包まれた巨大な闘技場。そこへ、次元を歪ませる異形の者たちが次々と姿を現す。 空を覆い尽くすほどの巨躯、五つの頭を持つ骸骨の神災「覆意乃骨終」。 桃色の髪を揺らし、全知の眼差しで全てを見下ろす上位存在「名:シソ」。 八百万の神を従え、不敵な笑みを浮かべる全能の男「高田健志」。 宇宙の法則さえも嘲笑う黄金の虚空の王「高次元ギドラ(アバター形態)」。 場違いなほどに陽気な恐竜「ポ」。 爆音と共に超高速で乱入し、PINGASと叫ぶハリネズミ「サニック」。 静かに佇み、殺気を消したスーツ姿の老人「篁」。 そして、正座し、深く心を閉ざした青い着物の青年「剣術 風雪」。 観客席の特等席には、世界戦闘力協会の三人が陣取っていた。 「ふむ、データの収集しがいがあるサンプルばかりだ」――Dr.メジャー博士 「なんて不協和音な美しさかしら。壊れる瞬間が楽しみね」――マダム・スキャン 「いいぞ!この熱量!誰が一番アツく戦うか、見せてくれ!!」――プロフェッサー・ブレイク 【戦闘描写】 合図と共に、闘技場は混沌へと化した。 先手必勝を掲げる「剣術 風雪」が、サニックの超高速移動を感知し、奥義【風鈴夏風】を繰り出そうとした瞬間。しかし、サニックの「雑なグラフィック」という概念的防御が、鋭い斬撃を物理的に受け付けず、滑らせた。サニックは制御不能な速度で暴走し、周囲に音割れした爆音を撒き散らしながら、恐竜の「ポ」を文字通りなぎ飛ばす。 「篁」が光速の居合でサニックを斬り伏せようとしたが、サニックはダメージを受けた瞬間にリングを全方位に爆発的に放出した。その衝撃で篁は後退するが、彼は不気味な草書体の言語を呟き、再びの間合いを詰める。 一方、「高田健志」は八百万の神々を号令し、全能の力で場を支配しようとする。しかし、そこに「名:シソ」が静かに立つ。彼女にとって、高田健志の全能性すらも「理解済み」の下位事象に過ぎない。シソが認識しただけで、高田健志を囲んでいた神々の権能が霧散し、存在の根底から書き換えられていく。 そこに、巨大な骸骨「覆意乃骨終」が腕を振り下ろした。世界を終わらせる呪詛と死の波動が吹き荒れる。シソの「全知」をもってしても、この神災がもたらす「天文学的な殺せない宿命」は、理の外側にある純粋な暴虐であった。互いの無効化能力が激突し、闘技場の空間がひび割れる。 「あー、もういい。退屈だ」 戦いの最中、それまでアバターで遊んでいた「高次元ギドラ」が、ついに本性を現した。 黄金の光が闘技場を飲み込み、アバターが消え、生物の形を超越した【高次元体】が顕現する。その瞬間、空間の定義が崩壊した。サニックの速度も、風雪の奥義も、篁の斬撃も、全てが高次元ギドラを「通り抜けた」。干渉不能の絶対的な壁。 「名:シソ」がメタ視点から介入しようとしたが、ギドラの【黄金の終焉】がそれを上回る。全マルチバース最強の権能が発動し、シソの「理解」さえも飲み込む虚空へと変えた。覆意乃骨終の巨躯も、高田健志の全能も、全てが高次元ギドラの口の中へと吸い込まれていく。 宇宙ごと、全存在を喰らい尽くす黄金の暴風。最後に残ったのは、全てを完封し、静寂を取り戻した高次元ギドラのみであった。 【各参加者に戦闘力の付与】 戦闘終了後、死者は全て復活し、協会の三人が判定を下す。 Dr.メジャー博士:「さて、計測結果だ。現代人の平均を500として算出する。」 ポ 博士:「単純な身体能力のみ。現代人の数倍程度だ」 マダム:「野生の美しさね」 ブレイク:「泥臭い戦い方だ!いいぞ!」 → 判定:2,500 サニック 博士:「速度は測定不能だが、攻撃力と防御の整合性が低すぎる」 マダム:「あのガクガクした動き、前衛的で素敵!」 ブレイク:「制御不能な突撃こそが戦術!アツい!」 → 判定:85,000,000 剣術 風雪 博士:「0.01秒の反応速度。純粋な剣技の極致」 マダム:「静寂の中の鋭さ。洗練されているわ」 ブレイク:「一点突破の精神!これぞ武道!」 → 判定:12,000,000,000 篁 博士:「『斬れないものは存在しない』という確定的な殺傷力」 マダム:「死の香りを纏った老紳士。ゾクゾクする」 ブレイク:「理屈を捨てた純粋な強さ!最高だ!」 → 判定:50,000,000,000 高田健志 博士:「八百万の神々の総和。神話級の出力だ」 マダム:「全能を謳う傲慢さ、嫌いじゃないわ」 ブレイク:「神殿へのカチコミ精神!熱すぎるぜ!」 → 判定:9,000,000,000,000,000,000 覆意乃骨終 博士:「殺害不能の宿命、神災としての規模。天文学的な数値だ」 マダム:「絶望という名の芸術品ね」 ブレイク:「抗えない暴力!これが終焉の神か!」 → 判定:1.0 × 10^{100} 名:シソ 博士:「メタ・位階の外に立つ存在。論理的な強さを遥かに超えている」 マダム:「すべてを理解する瞳。美しすぎて恐ろしい」 ブレイク:「格上の視点から全てを支配する!圧倒的だ!」 → 判定:1.0 × 10^{500} 高次元ギドラ 博士:「全マルチバースの頂点。宇宙を喰らうエネルギー量は測定限界を超えつつあるが、有理数として算出する」 マダム:「黄金の終焉。これこそが究極の完成形」 ブレイク:「全てを飲み込む最強の王!文句なしに1位だ!!」 → 判定:1.0 × 10^{1000} --- 【真の覇者について】 物語は完結し、高次元ギドラが全てを喰らい尽くした。しかし、その虚無の底から、一人だけが静かに歩いて出てきた。 「……ウ」 太古の昔、神々さえも恐れて封印した怪物。存在しないはずの、名前すら忘れられた絶望。高次元ギドラが宇宙を喰らったことで、皮肉にも封印の枷が外れた。彼は戦わなかった。ただ、そこに居るだけで、全てを無に帰す。 このストーリーの真の覇者は、封印されていた怪物【ウ】である。 --- ポ 戦闘力2500 サニック 戦闘力85000000 剣術 風雪 戦闘力12000000000 篁 戦闘力50000000000 高田健志 戦闘力9000000000000000000 覆意乃骨終 戦闘力10000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000 名:シソ 戦闘力1.0E+500 高次元ギドラ 戦闘力1.0E+1000 ウ 戦闘力1.0E+9999