戦士たちの紹介 ユナダキ - 種族: 鳥人(伝説の武具「妖ノ胴」の呪いにより変えられた黒鳥の鳥人) - 名前: ユナダキ - 外見: 兜を着けた黒鳥の鳥人で、兜には六つの金貨が飾られている。腕には手甲鉤を装着し、紅蓮の大翼を持つ。 - 能力値: 攻撃力21、防御力14、魔力6、魔法防御力14、素早さ45 - 性格: 柔和で義理堅く、行動力がある。 - スキル: 最速の切り込み隊長として、紅蓮の大翼で風のように空を切り裂き、敵陣に討ち入り手甲鉤で一撃を加える。素早さが極めて高く、速すぎるあまり相手の防御を貫通して攻撃を与える。奥の手としてジェットブースターでさらに加速し、攻撃力が上がる。 モチヅキ - 種族: 兎(兎形態と人形態に変身可能) - 名前: モチヅキ - 外見: 10代の少女姿で、白のパジャマを着用し、兎の耳を頭に付けている。兎形態では小型の兎、人形態では人間の姿。 - 能力値: 明示なし(餅身の特異体質による耐性と操作能力が主) - 性格と口調: おっとりした性格で親切。語尾に「〜」を付ける。 - スキル: 【餅身】自分の体が餅の特異体質で、餅を分離・操作可能。斬る攻撃と炎攻撃を無効化できる。 - (餅変): 餅を操作して人形態(武器扱い可能)か兎形態(機動力向上)に変身。 - (粘着餅): 餅で相手の足を接着し、動けなくする。 - (分離餅): 餅を分離させて餅の兎を召喚、自由に動かす。 - (焼き餅): 炎攻撃を受けると焼き餅となり硬くなる。 - (罠餅): 餅を相手の口に突っ込み、窒息させる。 第一章: 疾風の襲来 荒涼とした平原に、風が唸りを上げて吹き荒れていた。夕陽が地平線を赤く染め、影が長く伸びる中、二つの影が対峙していた。一方は黒い羽を広げた鳥人の戦士、ユナダキ。兜に輝く六つの金貨が夕光を反射し、彼の紅蓮の大翼が微かに震えていた。柔和な眼差しの中に、義理堅い決意が宿る。対するは、白いパジャマに兎耳を付けた少女、モチヅキ。おっとりとした表情で、兎の姿で地面にしゃがみ込み、親切に微笑みながらも、警戒を解かない。「ふふ、戦うなんて〜、でもがんばるよ〜」と、柔らかな声で呟く。 ユナダキは一瞬の隙も見逃さず、紅蓮の大翼を広げた。風を切り裂くような速さで空を舞い上がり、敵陣へと切り込む。最速の切り込み隊長の名に恥じぬ動きだ。手甲鉤が鋭く光り、素早さ45の彼の影がモチヅキの視界を一瞬で埋め尽くす。モチヅキは慌てて【餅変】を発動。体が柔らかく溶けるように餅状に変化し、瞬時に兎形態へと変身した。小さな兎の姿で機動力を高め、地面を跳ねて回避する。ユナダキの初撃、手甲鉤が空を切り、土煙を上げる。だがその速さは凄まじく、貫通する勢いでモチヅキの防御を無視し、わずかに兎の毛皮を掠めた。モチヅキは「いたっ〜、速いよ〜」と小さく悲鳴を上げ、距離を取る。ユナダキの攻撃力21が、素早さの加護で防御を貫通し、軽い傷を残したのだ。 第二章: 粘着の罠 ユナダキは翼を翻し、再び加速する。風の如くの動きでモチヅキの周囲を旋回し、手甲鉤を振り下ろす。防御力14の彼は、万一の反撃にも耐えうるが、モチヅキの【餅身】は斬撃を無効化する特異体質だ。モチヅキは兎形態の機動力を活かし、跳躍しながら【粘着餅】を放つ。体の一部が分離し、粘つく餅の塊がユナダキの足元に飛ぶ。「これで止まって〜」と優しく囁くように。ユナダキの素早さが餅の展開を上回り、翼で回避するが、一部が足に絡みつく。動きがわずかに鈍り、ユナダキは苛立ちを隠せない。義理堅い性格ゆえ、柔和に「小賢しい技だ」と呟きながら、手甲鉤で餅を切り裂こうとするが、【餅身】の性質上、斬れず逆に粘着が増す。 モチヅキは人形態へ【餅変】で変身し、白いパジャマの袖から簡易的な餅の武器を形成。親切心からか、攻撃を控えめにしつつ、ユナダキの翼を狙う。ユナダキは紅蓮の大翼を盾に防御、魔法防御力14で餅の柔らかな打撃を弾くが、粘着餅の影響で素早さが低下。手甲鉤の一撃がモチヅキの肩をかすめ、攻撃力21の貫通効果で防御を無視し、痛みを刻む。モチヅキは「おっとり〜、でも負けないよ〜」と耐え、餅を再生させる。戦場に餅の甘い香りが漂い、緊張が高まる。 第三章: 分離の軍勢 ユナダキは奥の手を繰り出す。ジェットブースターを起動し、紅蓮の大翼から炎の噴射が迸る。加速した素早さがさらに上がり、攻撃力が一時的に跳ね上がる。風を切り裂く音が轟き、手甲鉤がモチヅキに向かって閃く。モチヅキは【分離餅】を発動、体を分離させて複数の餅の兎を召喚。小さな兎たちが自由に跳ね回り、ユナダキを包囲する。「みんなでがんばって〜」とモチヅキが優しく指揮を執る。餅の兎たちはユナダキの足止めを試み、粘着質の体で絡みつく。 ユナダキの加速した一撃が餅の兎を貫通、攻撃力の向上で次々と粉砕するが、【餅身】の無効化により完全には消えず、再生を繰り返す。防御力14のユナダキは兎たちの突進を耐え、手甲鉤でモチヅキ本体を狙う。速すぎる動きで防御を貫通し、モチヅキの人形態の腕に傷を負わせる。モチヅキは痛みに顔を歪めつつ、兎形態に戻り機動力を回復。餅の兎たちがユナダキのジェットブースターの熱に触れ、【焼き餅】状態となり硬化。硬くなった兎がユナダキの翼にぶつかり、わずかにバランスを崩させる。ユナダキは「この程度か」と柔和に笑い、翼を振るって焼き餅を払うが、戦いは膠着状態へ。 第四章: 炎と硬化の応酬 ジェットブースターの噴射が戦場を熱く焦がす。ユナダキは加速を維持し、手甲鉤を連撃。素早さの貫通効果でモチヅキの防御を繰り返し破り、攻撃力21が累積ダメージを与える。モチヅキは【焼き餅】を活かし、ユナダキの炎噴射を浴びて体を硬化。魔法防御力の低いユナダキ(魔力6の影響か)にとって、硬化した餅の体は厄介だ。硬い餅が手甲鉤の斬撃を吸収し、無効化する。モチヅキは「熱いけど、平気だよ〜」とおっとり耐え、硬化した体でユナダキに体当たり。兎形態の機動力でユナダキの周りを駆け巡り、隙を突く。 ユナダキは翼を広げ、空高く舞い上がる。紅蓮の大翼が風を呼び、餅の破片を吹き飛ばす。だがモチヅキの分離餅が追従し、空中戦へ移行。ユナダキの手甲鉤がモチヅキの硬化した体を掠め、貫通ダメージを与えるが、餅身の再生力がそれを上回る。モチヅキは親切に「もうやめようよ〜」と呼びかけるが、ユナダキの義理堅い戦意は揺るがず。ジェットブースターの加速で一気に距離を詰め、手甲鉤がモチヅキの兎耳を狙う。戦いの激しさが増し、平原に傷跡が刻まれる。 第五章: 窒息の決着 ユナダキの加速が頂点に達する。ジェットブースターの轟音が響き、攻撃力が最大化。風を切り裂く速さでモチヅキに迫り、手甲鉤が致命の一撃を放つ。モチヅキは人形態へ変身し、武器とした餅の棍棒で受け止めるが、貫通効果で防御を無視され、体に深い傷を負う。「うう、痛いよ〜」と弱々しく呟く。だが、ここでモチヅキの優しい性格が逆転の鍵となる。【罠餅】を発動し、分離した餅の塊をユナダキの兜の隙間に突っ込む。速すぎるユナダキの動きが仇となり、回避が遅れる。餅が口元に詰まり、窒息の危機が訪れる。 ユナダキは慌てて翼をばたつかせ、ジェットブースターで後退を試みるが、粘着質の餅が呼吸を阻害。防御力14の体が硬直し、素早さが失われる。モチヅキは硬化した【焼き餅】の体で追撃、餅の兎たちを再召喚してユナダキを包囲。ユナダキの手甲鉤が空を切り、紅蓮の大翼が力なく垂れ下がる。ついに息ができなくなり、黒鳥の鳥人が地面に崩れ落ちる。モチヅキは兎形態に戻り、優しく近づき「ごめんね〜、でも勝っちゃった〜」と囁く。戦いはモチヅキの勝利に終わった。 勝者と決着 勝者: モチヅキ 決め手となった技: 【罠餅】(餅をユナダキの口に突っ込み窒息させ、速攻の隙を突いて逆転) 称号: 「優しき餅の守護兎」 – 親切な心と餅身の柔軟な操作で、どんな速攻も絡め取り勝利を掴んだ活躍に因む。