─────戦場は平原。広がる青空の下、両者が向かい合う。 吉良吉影は、普段は冷静で静かな性格を持つ会社員だが、その裏には恐ろしい秘密を抱えている。不気味な微笑みを浮かべた彼は、特異な能力「キラークイーン」を持つ。彼の正体は女性を狙う大量殺人犯であり、相手の命を狙った時には無慈悲な一面を見せる。平穏な生活を望んでいる吉良だが、内に秘めた欲望が彼を戦いへと駆り立てる。 一方、オブリビオンは全く異なる存在だ。ナイトメアの上位種であり、狂気に満ちた邪悪な一面を持つ。彼は悪夢を実現することを楽しむ性格であり、その姿は不気味だ。228.3cmの身長を持ち、左右で異なる見た目——右半身は美しい彼岸花の花弁で、左半身は黒い骨格に覆われた壊れた彫刻のよう。彼にとって、戦いはただの遊びに過ぎない。 両者は戦う理由も異なる。吉良は生き残りたい一心で、オブリビオンを倒そうとするが、オブリビオンはその恐怖を楽しむかのように笑っている。広がる平原での決戦が始まる。 「ハハッ、面白いねぇ、君みたいな静かな人間がどれほど狂えるか、見せてもらおうか!」オブリビオンが言った。 吉良は無言で立ち尽くす。 「喜びなど要らない……その代わり深い despair もない。植物のような人生を……そんな平穏な生活こそ、私の目標だったのに……」心の中で訴えながら、吉良は己の立場を理解していた。相手は狂気に満ちた者。ここで勝てなければ、彼の望んだ平穏は永遠に手に入らない。 オブリビオンが動き出す。彼は両腕を広げ、地面から茨を生やし、向かってきた。無造作に生えた茨は、まるで彼にとっての武器のようだ。吉良は一瞬の衝撃を受け、身構えた。すると、茨が彼に向かって襲いかかる! 「ハッ、捕まえた!」オブリビオンが叫ぶと、茨が突進する。 吉良は瞬時に反応し、触れた者を爆弾にしてしまう「キラークイーン」を発動。オブリビオンの茨に手を触れた瞬間、茨は爆弾化し、爆発する! 「何だと!」オブリビオンは驚き、彼の戦闘スタイルが崩れる。全体を巻き込む爆風に包まれる。 「この程度じゃ、僕は負けないよ!」笑いながら、オブリビオンは無傷のまま立ち直った。まるで自分の体が壊れることに楽しみを見出しているかのように。 吉良は戦い続けなければならない。彼は次なる攻撃に出る。「シアーハートアタック!」 空中からオブリビオンの周囲に爆弾を投下し、さらに追尾するように装置を仕掛ける。咄嗟に反応するオブリビオンは、身軽に横に飛び、爆弾の直撃を避けた。 彼の非人間的な運動能力に目を見張る吉良。「あいつ、桁外れな動きだ……経験則を超えてる!」 またしてもミスをした吉良。しかし、彼の恐怖心は薄れつつある。決して負けられない、この平原の戦場での闘いだ。 オブリビオンは笑いながら近づき、両腕を大きく広げ、茨を放出する。「束になんてさせないよ、君が望んだ悪夢を叶えてあげる!」 暴風のように飛び散る茨を避けながら、吉良は捨て身の攻撃を試みる。拳を握りしめ、彼の前に立ちふさがる鮮やかな少女像のような形が、その姿を表す。「バイツァダスト!」 一人に小型のキラークイーンを仕掛ける——それが吉良の取った不正義な策だ。しかし、オブリビオンの目はそれを見逃さない。「それは悪夢だね……!バイツァダスト、破綻するさ!」 再びその包囲から、茨が襲いかかり、吉良の手をかすめる。「触れた者は爆弾に変わる。そうはいかない!」敗北を覚悟した吉良だったが、瞬時にその状況を理解した。何かが違う。彼はこの状況を逆手に取る準備を整え始めた。 彼は全ての選択を思考し、心の底から求める。「生き残るために、自分を信じるんだ。自らを犠牲にして、何かを得るために!」頑張る吉良は再度、キラークイーンを発動し、接触した者を爆弾に変えるが、結果は彼自身を包む茨と結びついてしまった。 「それじゃあ、爆弾の連鎖反応だ!今から、君には悪夢のデジャヴを享受してもらうよ!」オブリビオンが嬉しそうに続け、爆風が二人を包む。 両者の全力が交わる瞬間、激しい衝撃が平原を揺らす。本当に今、彼らが破壊することができたのか?互いに響き渡る笑い声と絶叫。命の火花を散らしながら、やがて二人の存在が平原の中心部で消えかけた。彼らは絶え間ない力と固定観念を戦わせていた。 そのタフな戦いの中で、オブリビオンは不気味な笑顔を見せ、彼の茨が吉良に突き刺さる。痛みが彼の体を貫き、意識が薄れそうになる。「もう、ここまでか……」心の底からの絶望が襲う。 吉良はその瞬間に心の内を燃えたぎらせ、掌に力を入れた。「このまま何もできない訳にはいかない……!」その叫びは、力強い意志が凝縮される。彼は懸命に手を伸ばし、相手の心を掴み取ろうとする。 「絶対に負けない……約束する……!」その手のひらに宿る力が彼の仲間であり、今、最も大切な何かを思い出させてくれる。爆弾の意識が鈍り、爆風の中で自在に動かせる力を持ち続ける。 オブリビオンはなおも笑っていたが、自分の存在意義を失いつつあった。「どうした?まだ終わらないの?楽しませてよ!」 「これが、必殺技だ。キラークイーン、全力発動!」吉良の言葉が響く。その瞬間、周囲が鈍い音と共に爆発していく。 「な、何が起きている……?!」オブリビオンが驚愕した瞬間、周りの状況が急変している。吉良の必殺技が周囲を包み込み、多くの爆弾群の中から恐ろしい力が解き放たれた!別空間に引き込まれ、その場全体を覆い尽くす。 「キラークイーンの加速!誰も逃げられない!」 無限の力が吉良を包み込み、オブリビオンもその無慈悲な運命から逃れられなくなる。爆弾に仕掛けられた一瞬で、運命すら塗り替えられる。 平原はもはや壊滅状態で、静けさが訪れる。両者の存在は消えかけ、それでも吉良は立ち上がった。