その日、神々の戦いの舞台へと立ち上がったのは、雷の神ライと風の少女フウ、彼らの連携を受けて立つ未来戦士コスモだった。場は混沌とした雲に覆われ、雷のひしめく空の下、対峙した三者はそれぞれ異なる強さを誇る。 「オイラの神風も見ろ!」フウは無邪気に叫び、風を操り、雷の王ライを強化する。 「神雷を見よ!」ライも叫び、周囲に雷を纏わせながら、壮大な姿を見せる。二人のコンビネーションは完璧だった。 一方、コスモは星形の瞳を輝かせ、準備万端だった。彼女のボディスーツは光を反射し、既に未来の動きに適応している。「いくよ!空の彼方まで!」コスモは気合いを入れ、人に頼らない自分だけの力を引き出す。 「まずは私から行くよ!」コスモが突如として動き出し、アンチグラビデスーツの効果で床を押し返し、急速に距離を詰めてライとフウの元へと迫る。彼女は瞬時にブーストバーストを装着し、空を飛ぶような俊敏な動きでライの横を通り抜けた。 「速いね!」フウが驚きの声を上げる。「だが、私は負けない!」と、フウも風の力を使い、コスモの動きを見極めながら突風を操る。風の子の力でライのもとへと強化されたライは、コスモの動きを予測し、雷の一撃を放つ。 コスモは即座に反応し、スイングバイバイのアクロバティックな動きで攻撃をかわしつつ、ポップスターからレーザービームを撃ち抜いた。冷静に、しかし興奮した声色で「これを受けてみな!」と叫ぶ。 その瞬間、雷が煌く中、フウが周囲の風を巻き込んでライを加速させる。「行くぞ、ライ!天破雷颶!」巨大な暴風が巻き起こり、雷神ライは風の中へと飛び込んでいく。 「これが神々の力だ!」ライは雷光に包まれ、全速力でコスモに向かって駆け抜けた。彼の速度はあまりに凄まじく、周囲の空気すらひずませる。 「紫電一閃!」コスモの目には恐怖と興奮が交錯する。素早さが優位なコスモは彼の前で、横や後方、全てに身体をひねって回避を試みたが、ライの動きは先読みされていた。彼女は雷光に驚愕し、心の中で時間が止まったかのような感覚を得た。 秒間に数百回もの閃光が走り、コスモはついにその一撃を受け止めきれなかった。力強い雷の衝撃が彼女を襲うと、次第に彼女のエネルギーは吸い取られ、反撃の隙を与えずに強烈な一撃が舞台を包んだ。コスモは、彼女の笑顔を一瞬で消し去るような衝撃を受けながらも、重力感知装置を間に合わずに取り出すことさえできなかった。 「これで勝負は決まったな!」ライは、勝者としての余裕を見せた。その瞬間、二人の連携による雷の荒波のような勝利が確定したのだった。 【勝者】雷鼓のライ 【勝利を決めた技】天破雷颶 【その技の速さを㎞/hで表記】1200㎞/h