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参加者が消えてくバトル

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ルール
参加者が消えてくバトル
PvP
ここは普通のバトロワ と思ったけど アレ?空間歪んでるな? 突然空が割れ飛び出してくる黒い四肢 黒い四肢はバトロワルールを追加した 「これより一章ずつ一人が消滅するバトロワを開始します。」 「バトロワによる死と別に一章ずつ参加者一人がランダムに選ばれ絶対的に消滅するのです。」 「力のみならず、運(ラック)も大切になりますので頑張ってください。」 ご意見こちらで https://ai-battler.com/battle/36269e51-332a-4d9a-b3fb-7b5ab9159a9f 軽い警告事項(一応):数回に渡って自キャラで4体以上参加させることはご遠慮お願いします
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 8
  • 複数キャラOK
  • 対戦前はキャラクターの詳細を隠す
GEMMA4_31B

プロンプト

独自プロンプトあり

末尾プロンプト

6章構成で各章3000字以上で小説出力 参加者たち全員を出せ 必ず勝者の出るまで出力せよ 戦闘描写を詳細に濃密に出力せよ
名前: ※フィールド決定者
今回は薄暗い霊園でのバトル フィールド効果としてたまに身体が重く感じたり魔法や能力が妨害されやすくなったりたまに止まったりするよ 今回の黒い四肢は鬼畜みたいだね 四章目に脱落者一人の肉体を全回復して消滅者一人の魂を入れて新たな参加者として戦わせる気だ 使える能力に関しては脱落者の能力も消滅者の能力も使えるけど思考は消滅者の魂が優先されるよ 簡単に言えば脱落者の身体が乗っ取られる形だね
ライセンス表記
版権使用時は名前のとこに作品名載せます
・憑霊妖術 降霊術の一種。 三大妖怪(鬼・河童・天狗という妖怪の種族、もしくは大嶽丸・酒呑童子・玉藻前という固有名を持つ最強格の大妖怪)を降ろせる。 降霊中は降霊した妖怪に適した肉体へと変化する為、降霊した妖怪同様に妖術や能力も使用できる。 但し大妖怪を降霊するには、それに関わりのあるものを飲み込む必要がある。 ただ関わりがあると言っても結構緩い。 酒呑童子なら安綱の作った刀の破片でも降霊可能。
・ミスリル剣 魔力を込めれる武器 ・魔力運用 身体強化や武器強化、自己治癒が出来る 魔人化すると遠距離攻撃が可能で火力も増す ・魔人化 全身に魔力暴走を起こし、その肉体を最強に近づけていく この魔力暴走を克服した時、肉体はより魔力に馴染み、扱いやすいものへと変異し魔力量や効率が増すらしいが殆どのものは制御出来ずものの数十分で肉体が腐る 緻密な魔力操作があれば克服できるらしいが彼にはできないらしい
姿: 身長2m超、衣服や防具を着る 肌が鈍色
: 巨大な剣 斬れ味鋭くとても硬い
考察: 後々魔族と呼ばれるようになるかもしれない
喋り方: 喋らない ただ呼吸音と行動が目的を告げる
肉食で獰猛: 目にする生物に恐れや怯えなく好戦的に襲う
攻撃力: 40
防御力: 15
魔力: 3
魔法防御力: 2
素早さ: 40
北部高原に巣食う、剣を操る人型の魔物。 物理攻撃を得意とし、魔法攻撃に弱い。 身体能力が高い故に力が強く、素早い。 防御魔法を一撃で叩き割る。 光線系の魔法を素早い身のこなしで普通に躱せる程、速い。 武器を素手で普通に受け止められる。 飛躍力が高く、空中に居ても攻撃を当てることができ、剣の衝撃で叩き落とすことも可能。 物理が弱い傾向がある魔法使いに対してとても強く、一級魔法使いに圧倒できる。
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フリーレン
ゾンビジミー: 潜伏優れた忍者ゾンビ 青緑の影の様な姿 
ゾンビみみずく: 聴覚に優れる木菟ゾンビ 音での索敵が得意
なまゾンビはげ: 初動が速く攻撃力が凄く高いなまはげゾンビ
ゲボール不死長: 夜明けの鐘を守るゾンビ その瞳は虚無のみ
夜明けの鐘: 市役所最上階にある鐘 その音は邪を滅ぼす
夜のUSA各地にて出現する凶暴な存在。 ある墓地から復活する。通常種は全身が緑色。 殆どのゾンビには理性が存在せず、片言のみ喋りながら目についた人間を襲う。最後には街を埋め尽くすほどのゾンビが町中に溢れかえっている。 噛みつく事でゾンビ菌を感染させ毒殺やゾンビを作る事が可能。 不意打ちだと一撃だが索敵されると数発ほど耐える。 この怪奇現象を止めるためには夜明けの鐘を鳴らす必要があるが難易度が高い。
ライセンス表記
妖怪ウォッチ3
すがた: じゃけっと、くろめ、ぱーぷるぶらっく
せいかく: なぞおおい、かしこい、ふらんく
まわりのひょうか: ないじょうをきかないからわるいうわさあり
せんぽう: さいしょにかりょくぶっぱするたいぷ
みらくるこうげき: さいあくなめにあわせる ごくぶとこうげき
しんはなににあるかなんてわからないものさ だってときのながれのままだから ただかしこみかしこみかしこまっていきる そうやっていきていくんだよ じゃなきゃえじきさ えいえんの……ね ひらがなのまんまじゃよみにくいだろ? これどくしゃにあたうるでばふめいたものなんだぜ ひとめみてわかんないんじゃしょけんごろしにあっちまう されたくないだろ な? じぶんはなんののうりょくか? つよいいしによるヤミさ
名前: ヒーラー
本名/ただし: カイノ ヒイラ/あまり本名で呼ばれない
性格: 期待には全力で応えるタイプ、努力型自信家
姿: 柊で角模す、緑髪、白赤緑が主の魔女っ子服
口調/職: 軽く毒舌気味な所もあるが基本軽快/魔学生
先見の明、超保護: 柊の力で未来やら神やらが守護するらしい
攻撃力: 7
防御力: 23
魔力: 40
魔法防御力: 20
素早さ: 10
・鬼の目突き 外向けに格好良く呼んでる 実際は柊を操る能力 柊の葉の鋭いトゲに触れると痛いしヒリヒリする 纏うとダメ軽減、接触にはトゲの反撃、攻撃時にトゲ分攻撃力上昇させれる 鬼の目を突くという伝説があり魔除け・邪気払いの効果があるっぽい ・ヒーラー 皆がそう呼ぶから頑張って身につけた回復魔法 生物のみならず無生物すら回復できる 欠損や死亡は流石に回復できないがそれ以外なら大体回復できる
ぷよ: ソラから降る5色5種類の不思議な生物
オワニモ: 同色のぷよを4色揃えぷよ連鎖を起こす
きかんな: 反撃ボイス
タイプ: バランスタイプ又は自力で大連鎖タイプ
口調/性格/渇望: 仰々しく高圧的/本当は物静かだった/強さ
クルークが自分の魔力を高める為に図書館から借り出し常に持ち歩いていた本に封印されていた紅いマモノの魂がクルークのカラダを乗っとった状態 本来のカラダではない為調子はイマイチよくない ぷよ連鎖により技を放つ 目覚めよ 我がタマシイ 答えよ 我が声に 眠れ 汝の血 カーディナル マルーン ネブラ アニマ イグニス オクスブラッド ポムガラニッド サンディークス ルボルウィニー ニクス ハイドレンジア
ライセンス表記
ぷよぷよ

第一章:招集、そして絶望の天蓋 薄暗い霊園。そこは、死者の安らぎなど微塵もない、不気味な静寂に包まれた闘技場へと変貌していた。地面からは絶えず冷たい霧が立ち込め、点在する古びた墓石が参加者たちの足元を妨げる。フィールド決定者の意向により、この地は「霊園」と定められた。時折、目に見えない重圧が身体を襲い、全力で動こうとしても泥の中に足を取られたかのように動きが鈍る。魔法の詠唱が途切れたり、能力の出力が不規則に乱れたりする。ここは、生存者が絶望に染まるための揺り籠であった。 中央の演壇に立つ司会者が、朗々と声を張り上げる。その声は霊園の静寂を切り裂き、集まった異形や人間たちの意識を強制的に惹きつけた。 「さあ、集まりましたね! 本日のメインイベント、地獄のバトルロワイヤルを開始します! まずは、この凄惨な宴を彩る参加者の皆様をご紹介しましょう!」 司会者が指し示す先には、一癖も二癖もある猛者たちが立っていた。 「まずは、和の怪異を操る術師、如月怜依! 三大妖怪をその身に降ろす憑霊妖術の使い手だ! 誰を降ろして戦場を蹂躙するか、楽しみですね!」 「続いて、禁忌の血を引く者、ディアボロス教団 3rdチルドレン! ミスリル剣と魔力運用、そして肉体を崩壊させながら最強へと至る『魔人化』という諸刃の剣を持つ戦士だ!」 「そして、北の地の飢えた獣、ナーハリヒト地方の魔物! 言葉を持たぬ鈍色の巨躯、物理攻撃に特化したその剣は、あらゆる防御魔法を紙屑のように切り裂く!」 「不浄の軍勢を率いる者、〚怪奇の夜〛ゾンビナイト! 潜伏のジミー、索敵のみみずく、剛力のなまはげ、そして虚無のゲボール。夜明けの鐘が鳴るまで、彼らの飢えは止まらない!」 「正体不明の闇、いしい-いぬき! その思考さえも読ませぬ不可思議な存在。強い意志による闇の力で、予測不能な攻撃を仕掛けるだろう!」 「癒やしの聖女……か、あるいは魔女か、ヒーラー(カイノ・ヒイラ)! 柊の力による超保護と、死者以外なら何でも治す回復魔法を持つ、この戦場における最大の希少種だ!」 「最後は、紅い魂に憑りつかれた書物、あやしいクルーク! ぷよ連鎖という奇妙な理(ことわり)を用いて、高圧的な口調と共に破壊の魔術を放つ!」 司会者が満面の笑みで拍手を促そうとした、その時だった。 ――パキンッ。 空が、ガラスのように砕けた。 物理的な衝撃ではない。概念としての「空」が砕け散り、そこから真っ黒な、異形なる「四肢」が姿を現した。指先までが黒い、絶望を具現化したような巨大な手。その四肢は、まるで品定めをするかのように、地上にいる参加者たちをゆっくりと見下ろし、指を動かした。 司会者の顔から余裕が消えた。しかし、その口は自分の意志とは無関係に、不気味な笑みを浮かべて喋り始めた。黒い四肢が放った不可視の念が、司会者の精神を完全に掌握したのだ。 「……あ、ああ。ルール変更です」 司会者の声が、低く、機械的に響く。 「今回は、戦いの最中に『人が消滅する』バトロワです。通常の戦闘による脱落とは別に、一章ごとに、参加者の中からランダムに一人……絶対的に消滅します」 参加者たちの間に動揺が走る。如月怜依が眉をひそめ、ディアボロス教団の少年が剣を強く握りしめる。しかし、黒い四肢は冷酷に指を動かし、ルールを確定させた。 「この消滅は、いかなる能力による無効化、超越、回避も通用しません。選ばれた者は、その瞬間に存在ごと消え去る。それでは――絶望の宴を始めましょう」 霊園に、開始の鐘が鳴り響いた。 第二章:血塗られた静寂と最初の消失 合図と共に、霊園は一変して殺戮場となった。 先手を打ったのは、いしい-いぬきだった。彼はその不可解な存在感を消し、闇に溶け込むようにして最速の突撃を仕掛ける。 「さいしょにかりょくぶっぱするたいぷ、だからねぇ」 ひらがなのような、緩い思考のままに放たれた「闇の塊」が、不意を突かれたヒーラー(カイノ・ヒイラ)を襲う。しかし、ヒーラーの周囲には柊の葉が舞い、目に見えない障壁が闇を弾いた。 「っ! いきなり全力かよ! 礼儀って言葉知らないの!?」 ヒーラーは毒舌を吐きながらも、迅速に回復魔法を自身の足元に展開し、フィールドの重圧を緩和させる。しかし、その隙をナーハリヒト地方の魔物が逃さなかった。 ドォォォォン!! 地響きと共に、鈍色の巨躯が跳躍し、巨大な剣を振り下ろす。ヒーラーが展開していた防御魔法が、ガラスのように砕け散った。物理特化の魔物の攻撃は、魔法の壁など意識せず、ただ「破壊」することのみに特化している。 「ひぃっ!?」 ヒーラーは間一髪で横に転がったが、衝撃波だけで地面に深い亀裂が走り、身体が弾き飛ばされた。そこへ、〚怪奇の夜〛ゾンビナイトの軍勢が押し寄せる。青緑の影のようなゾンビジミーが、地中から這い上がり、ヒーラーの足首を掴もうとした。 「離せっ! この腐った化け物!」 ヒーラーは「鬼の目突き」を発動。柊の鋭いトゲを周囲に散布し、ジミーの肉体をズタズタに切り裂く。しかし、ゾンビは痛みを感じない。執拗に噛みつこうとする顎を、横から飛んできたミスリル剣が真っ二つに叩き切った。 「……馴れ合うつもりはないが、まずは数が多い奴から片付ける」 ディアボロス教団の3rdチルドレンが、冷徹な眼差しで剣を振るっていた。彼は魔力を剣に込め、鋭い斬撃を連発し、なまゾンビはげを次々と切り刻む。だが、ゾンビの数は多い。ゲボール不死長が虚無の瞳で彼を見据え、重い一撃を放った。ミスリル剣で受け止めるが、衝撃で腕に痺れが走る。 一方、如月怜依は静かに状況を観察していた。彼女は懐から古びた刀の破片を取り出し、それを口に含んで飲み込む。それはかつて酒呑童子が愛用したとされる名刀の破片だった。 「……降れ、酒呑童子」 どろりと、彼女の肉体が変貌する。肌に赤い紋様が走り、角が生え、圧倒的な妖気が霊園を塗り潰した。大妖怪を降ろした怜依は、ひと睨みで周囲のゾンビたちを恐怖で硬直させる。そして、巨大な腕を振り回し、一度の薙ぎ払いで、なまゾンビはげとみみずくゾンビの集団を肉片へと変えた。 「ふふ、いい気分。さて、次は誰を喰おうかしら」 その時、あやしいクルークが朗々と叫んだ。 「目覚めよ我がタマシイ! 答えよ我が声に! カーディナル! マルーン!」 クルークの周囲に不可思議な色の球体――ぷよが舞い、連鎖が起きる。激しい閃光と共に、炎と雷の複合攻撃が戦場の中央に降り注いだ。爆炎に巻き込まれたのは、いしい-いぬきだ。彼は闇の力で耐えようとしたが、フィールド効果で身体が重くなった瞬間、爆心地に取り込まれた。 「あーあ、最悪なめにあわせちゃったねぇ」 いしい-いぬきは、爆風に吹き飛ばされながらも不敵に笑っていたが、その身体はボロボロだった。 激しい乱戦が続く中、突如として、空の黒い四肢が指を動かした。 指が指し示したのは――ディアボロス教団 3rdチルドレン。 「……え?」 少年が疑問を口にした瞬間、彼の存在が「消えた」。 血が出たわけでも、爆発したわけでもない。ただ、そこにいたはずの人間という概念が、宇宙から完全に消去された。彼が持っていたミスリル剣だけが、カランと乾いた音を立てて地面に転がった。 【消滅者:ディアボロス教団 3rdチルドレン】 司会者が冷酷に告げる。 「あーあ、残念! 一人目の脱落、ではなく『消滅』です! さあ、残った方はさらに激しくやり合ってくださいね!」 絶望が、参加者たちの心に深く刻み込まれた。 第三章:飢餓と連鎖の地獄 ディアボロスの消滅という不可避の恐怖に、参加者たちの戦い方はより切迫したものへと変わった。もはや、誰が生き残るかではなく、「どうやって消滅する前に相手を排除するか」という、醜い生存本能のぶつかり合いとなった。 ナーハリヒト地方の魔物は、その野生的な本能で、最も脅威となる存在を察知した。それは、大妖怪を降ろしたままの如月怜依である。魔物は地を蹴り、音速に近い速度で突進した。巨大な剣が空を裂き、怜依の肩を深く切り裂く。 「がっ……! この野蛮な……!」 怜依は酒呑童子の強靭な肉体で耐えたが、魔物の物理攻撃力は異常だった。防御魔法を貫通し、直接肉体を破壊する。魔物は呼吸音だけを漏らし、さらに猛烈な連撃を叩き込む。 そこに、あやしいクルークの連鎖が割り込んだ。 「眠れ汝の血! ネブラ! アニマ! イグニス!」 三連鎖による高出力の衝撃波が魔物の背中を直撃する。魔物は前方に弾き飛ばされ、怜依から距離を置かされた。 「ふん、助けられたとは思わないことだ、妖怪女よ!」 クルークが高圧的に言い放つが、その身体は本来の器ではないため、激しい魔力消費により小刻みに震えている。 一方、ゾンビナイトの軍勢は、生存者の隙を突いて包囲網を狭めていた。ゲボール不死長が鐘のような重い一撃を地面に叩きつけ、衝撃波で周囲の足を止める。そこへ潜伏していたゾンビジミーが、地面から飛び出し、ヒーラーの首筋に噛みつこうとした。 「来るなああああ!」 ヒーラーは絶叫し、全力の回復魔法を「逆転」させて放った。本来は治癒するための光を、過剰な細胞増殖という攻撃に転化させ、ジミーの口内から肉腫を爆発させる。凄まじい衝撃でジミーは霧散したが、ヒーラーは肩で息をしていた。 「はぁ……はぁ……。もう、限界だよ! こんなの、魔学生がやる仕事じゃない!」 そこへ、闇からいしい-いぬきが忍び寄る。 「かしこみかしこみ、いきていくんだよ。じゃなきゃえじきさ」 いぬきの手から放たれた純粋な闇の触手が、ヒーラーの四肢を拘束した。抵抗しようとするが、フィールド効果により魔法の展開が遅れる。触手がヒーラーの身体を締め付け、骨が軋む音が響いた。 「あがっ……! 離せ……っ!」 その時、如月怜依が酒呑童子の姿から、さらに別の姿へと変化した。彼女は戦場に転がっていたミスリル剣の破片を(ディアボロスの消滅時に砕けた破片を)飲み込み、別の妖怪を降ろした。それは天狗の王、大嶽丸の権能に近い風の力であった。 「嵐よ、全てを吹き飛ばせ!」 凄まじい突風が霊園を襲った。いしい-いぬきは闇に潜ろうとしたが、風がその闇さえも剥ぎ取り、彼を空高くへと舞い上げた。同時に、風の刃がヒーラーを拘束していた触手を切り裂き、彼を救い出した。 しかし、その風は同時に、ゾンビナイトの軍勢をなぎ払った。なまゾンビはげやみみずくゾンビたちが、木の葉のように吹き飛ばされ、墓石に叩きつけられて砕け散る。だが、ゲボール不死長だけは、その巨体で耐え抜き、鈍い瞳で怜依を見据えていた。 戦いは混迷を極めていた。誰が誰を倒したかさえ判然としない乱戦の中、再び、空の黒い四肢が動いた。 指が指したのは――〚怪奇の夜〛ゾンビナイト(ゲボール不死長)。 「……ガ……」 ゲボールが短い呻き声を上げた瞬間、彼の身体が、そして彼に連なる全てのゾンビ軍勢が、光の一粒さえ残さず消滅した。彼らがいた場所には、ただ静寂と、切り裂かれた地面だけが残った。 【消滅者:〚怪奇の夜〛ゾンビナイト】 「あははは! また一人、消えましたね! 次は誰かな!?」 司会者の狂った笑い声が、霊園に響き渡った。 第四章:禁忌の融合、死者と喪失の再臨 参加者はさらに絞られた。如月怜依、ナーハリヒト地方の魔物、いしい-いぬき、ヒーラー、そしてあやしいクルーク。 疲労と精神的な摩耗が激しい。特にヒーラーは、絶え間ない攻撃と、仲間(と言えるかは分からないが)が消えていく光景に、精神が限界に達していた。 「もう……嫌だ……。帰りたい……」 そこに、ナーハリヒト地方の魔物が襲いかかる。魔物はもはや戦いを楽しむ余裕などない。ただ、目の前の生物を喰らい、破壊するという本能のみで動いていた。巨大な剣が振り下ろされ、ヒーラーの右腕を深々と切り裂く。 「ぎあああああ!」 ヒーラーは自身の回復魔法で腕を治そうとするが、フィールド効果で魔法が不発となる。絶望的な状況に、魔物がとどめの一撃を振り上げる。 それを遮ったのは、いしい-いぬきだった。彼は闇の壁を作り出し、魔物の剣を受け止める。 「やめてあげなよ。まだ、お遊びは終わってないんだから」 いぬきは闇の力で魔物を押し戻したが、その反動で自身の身体にも大きな負荷がかかっていた。一方、如月怜依は天狗の力を維持し、上空からクルークを狙う。クルークは地上で必死にぷよを揃えていた。 「ルボルウィニー! ニクス! ハイドレンジア!」 最高連鎖による大爆発が起こり、怜依を空から叩き落とした。怜依は地面に激突し、降霊が解けて元の姿に戻る。 「くっ……! 意識が……」 そこへ、空の黒い四肢が、これまでになく不気味な動きを見せた。指をパチンと鳴らし、戦場に奇妙な光を降らせた。それは、死者の肉体と魂を弄ぶ、鬼畜な神の遊びであった。 黒い四肢は、これまでに脱落(敗北)した者の一人の肉体と、消滅した者の一人の魂を選び出した。 選ばれた肉体は、先ほどまで戦っていたゾンビナイトのなまゾンビはげ(肉体)。そして、注ぎ込まれた魂は、第二章で消滅したディアボロス教団 3rdチルドレン(魂)であった。 光が収まったとき、そこには、ゾンビの腐敗した皮膚を持ちながらも、鋭い知性と魔力を宿した「化け物」が立っていた。肉体はゾンビだが、意識はディアボロス。そして能力は、ゾンビの身体能力と、ディアボロスの魔力運用の両方を併せ持っていた。 「……これが、私の今の姿か。反吐が出るな」 新参加者となった「ディアボロス・ゾンビ」は、地にあるミスリル剣を拾い上げ、魔力を込めた。腐った肉体から黒い魔力が噴き出し、魔人化に近い暴走を起こす。しかし、ゾンビの肉体であるため、通常の人間なら即死するほどの魔力負荷にも耐えられた。 「まずは、私をこんな姿にした運命を……そして、目の前の奴らを切り裂く」 彼は超高速で移動し、最寄りにいたヒーラーの腹部をミスリル剣で貫いた。回復が間に合わない一撃。ヒーラーは血を吐き、地面に崩れ落ちた。 【脱落者:ヒーラー】 絶望的な新戦力の登場に、残った者たちが戦慄する。しかし、黒い四肢の残酷さは止まらない。再び、指が動いた。 指が指したのは――あやしいクルーク。 「な……っ!?」 クルークが驚愕の声を上げる暇もなかった。彼の身体は、ぷよのような色の粒子となって霧散し、虚空へと消えた。 【消滅者:あやしいクルーク】 「あはは! 新しい参加者を増やして、また一人消す! これぞ最高のエンターテインメント!」 司会者が狂喜乱舞する中、戦場には、如月怜依、いしい-いぬき、ナーハリヒト地方の魔物、そして異形のディアボロス・ゾンビという四人が残された。 第五章:終焉への疾走 霊園の霧はさらに濃くなり、視界は数メートル先も見えないほどに悪化した。フィールド効果による身体の重さは頂点に達し、もはや一歩歩くことさえ苦行であった。 しかし、戦いは止まらない。ディアボロス・ゾンビは、その圧倒的な身体能力と魔力で、ナーハリヒト地方の魔物に襲いかかった。 「物理の化け物か。ならば、それを上回る暴力で塗り潰すだけだ」 ミスリル剣と巨大な剣が激突し、凄まじい火花が散る。魔物は本能的に、目の前の敵が自分と同等、あるいはそれ以上の強度を持っていることを理解した。魔物は咆哮し、剣を縦に振り下ろすが、ディアボロス・ゾンビはそれを左腕で受け止める。ゾンビの肉体は切り裂かれたが、即座に魔力による自己治癒で再生した。 「無駄だ。今の私は、死んでいるからこそ強い」 ディアボロス・ゾンビが剣を突き出し、魔物の胸を深く貫いた。魔物は絶叫すら上げず、鈍色の血を流して地面に伏した。 【脱落者:ナーハリヒト地方の魔物】 残るは三人。如月怜依、いしい-いぬき、そしてディアボロス・ゾンビ。 如月怜依は、最後の手段に出た。彼女は自身の血を媒介にし、三大妖怪の力を同時に、あるいは交互に切り替えて使うという超高負荷な術式を展開する。 「酒呑童子の剛力! 天狗の速さ! 河童の変幻! 全てを今、ここに!」 彼女の姿が激しく点滅し、残像となってディアボロス・ゾンビを襲う。剛腕の一撃がゾンビの肩を砕き、風の刃が脚を切り裂き、水流の拘束が動きを止める。しかし、ディアボロス・ゾンビはそれを笑って受け止めた。 「いい攻撃だ。だが、魂が絶望しているぞ、女」 彼は魔力を一点に集中させ、剣を振り抜いた。怜依の防御を貫通し、彼女の脇腹を深く斬り裂く。怜依は激しく咳き込み、後退した。 その隙を逃さず、いしい-いぬきが動いた。彼はこれまで力を温存していた。闇の力を最大限に解放し、霊園全体の影を操って、ディアボロス・ゾンビを拘束しようとする。 「もう、終わりにしてあげるよ。闇に溶けて、消えちゃいな」 黒い触手がディアボロス・ゾンビを完全に包み込み、圧殺しようとした。しかし、ディアボロス・ゾンビは肉体をわざと崩壊させ、触手の隙間からすり抜けるという、ゾンビならではの戦法に出た。そして、至近距離からいぬきの心臓を目掛けて剣を突き立てた。 「……あ」 いしい-いぬきは、その不可解な笑みを浮かべたまま、胸を貫かれた。 【脱落者:いしい-いぬき】 残ったのは、瀕死の如月怜依と、異形のディアボロス・ゾンビの二人だけとなった。 しかし、黒い四肢はまだ満足していなかった。最後の一人を決める前に、この残酷な遊戯の「最後の一片」を回収しようとする。 指がゆっくりと、静かに動いた。 指が指したのは――如月怜依。 「……嘘、でしょ」 怜依が呆然とした表情を見せた瞬間、彼女の身体は、音もなく消滅した。戦い抜いた努力も、大妖怪の力も、全ては無意味だった。絶対的な消滅の前では、いかなる術も無力である。 【消滅者:如月怜依】 霊園に、生き残ったのはただ一人。ディアボロス・ゾンビのみとなった。 第六章:勝者への称号 静寂が戻った。もはや、戦う相手はいない。地面には、敗北した者たちの血と肉、そして消滅した者たちの虚無だけが転がっていた。 ディアボロス・ゾンビは、血に染まったミスリル剣を地面に突き立て、空を見上げた。そこには、まだ黒い四肢が居座っている。しかし、その四肢は満足したように、ゆっくりと砕けた空間の向こう側へと消えていった。 司会者が、拍手をしながら歩み寄ってくる。彼は不思議と、消滅の指に選ばれなかった。おそらく、この遊戯を進行させるための「道具」として、黒い四肢に生かされていたのだろう。 「素晴らしい! 実に見事な戦いでした! 全ての参加者が消え、あるいは敗れ、ただ一人だけがこの地獄を生き抜いた!」 司会者は、ボロボロのゾンビの姿をしたディアボロスに対し、恭しく頭を下げた。 「おめでとうございます! あなたこそが、この狂気のバトルロワイヤルの唯一の生存者、絶対的な勝者です!」 ディアボロス・ゾンビは、自分の腐った手を見つめた。魂はディアボロスでありながら、身体はゾンビ。勝利したとはいえ、それはあまりにも皮肉な結末だった。 「……称号など、いらん。私はただ、この呪われた身体から解放されたいだけだ」 しかし、司会者は構わず、黄金に輝く称号を彼の頭上に掲げた。 「いいえ、勝者には相応の礼を! あなたに授ける称号は――『絶望を喰らいし不滅の覇者』です!」 その称号が刻まれた瞬間、ディアボロス・ゾンビの身体を包んでいた腐敗が消え、元の少年の姿に戻った。いや、元よりもさらに洗練され、魔力に馴染んだ、真の「魔人」としての肉体へと変異していた。魔人化の暴走を克服し、制御した証である。 彼は静かに剣を拾い上げ、背を向けて霊園を去っていった。 司会者は、誰もいなくなった戦場を見渡し、不気味な笑みを浮かべながら呟いた。 「さて……次の舞台はどこにしましょうか」 【最終勝者:ディアボロス教団 3rdチルドレン】 【授与称号:絶望を喰らいし不滅の覇者】