第1章:混沌の幕開け 闘技場に轟く大歓声!実況席には、筋肉の塊のような男「ごつお」と、眼鏡をかけた知的な「解説マン」が陣取っていた。 ごつお:「ガハハハ!待たせたな野郎ども!今日は最高にクレイジーな奴らが集まったぜ!血飛沫舞う地獄へようこそ!」 解説マン:「ええ、実に多様な能力者が揃いましたね。戦車から魔女、果ては骨の戦士まで。戦略的な駆け引きが期待できそうです」 場に降り立つのは、無言で不憫そうな顔をした白髪少女ドロシー、巨大な筆を構えるinkサンズ、エンジン音を響かせる無人戦車T-59、静かに刀を握る冨岡義勇、不敵に笑う科学者・理解者、冷徹な眼差しのアニマ、不機嫌そうに佇む人形LARA、そして怯えた表情のブルーテリン。 ドロシーは開始早々、どこからともなく飛んできた迷い鳥に頭を激突させ、派手に転倒した。しかし、その手には500円で買ったというボロボロの邪剣ガルドヴァザーグが握られている。 ごつお:「いきなり転んでやがるぜあのガキ!弱すぎんだろ!」 解説マン:「いえ、あの邪剣が何かを呼び寄せる気がしますね」 第2章:激突の序曲 開戦の合図と共に、T-59が主砲を唸らせた。オレンジ色のレーザーが直線的に放たれ、広範囲を薙ぎ払う! T-59:オレンジレーザー 「ふん、単純ね」とアニマが指を鳴らすと、地面からどす黒いアンデッドの群れが湧き出し、レーザーの軌道に身を投げ出した。魂の盾となって攻撃を吸収するアニマ。一方で、LARAは影を広げ、周囲を闇に染め上げる。 LARA:「アンタら、死への階段を登る準備はできてるかい?」 LARA:紅哭纏界 漆黒の裳裾が戦場を侵食し、触れた者の能力を霧散させていく。そこに、inkサンズが巨大な筆で空中に線を描き、ガスターブラスターを召喚した。 inkサンズ:ガスターブラスター・弾幕 光の奔流が闇を切り裂く。混乱の中、ブルーテリンは恐怖に震えながらも、自身の魔法を起動させた。彼女の周囲に、受けた傷を反射する鏡の理が展開される。 ごつお:「おっと!あっちじゃ戦車が暴走してやがるぞ!」 解説マン:「T-59が加速しました。これは危険な速度です」 【退場者:アニマ 決め手 T-59のブースター(レッド)による超高速体当たり】 第3章:静寂と激流 アニマはアンデッドの盾を構えていたが、マッハ10で突っ込んできたT-59の質量攻撃には耐えられず、肉塊となって消し飛ばされた。 「……全てを出し尽くす」 冨岡義勇が静かに踏み込む。彼の周囲に激しい水の奔流が巻き起こった。 義勇:水の呼吸 拾ノ型 生々流転 龍のような水流を纏い、義勇が戦場を駆け抜ける。その斬撃はLARAの影を切り裂き、同時にinkサンズの召喚した骨の壁を粉砕した。 LARA:「チッ、しぶとい人形だねぇ!」 LARAは即座に距離を詰め、義勇に対し死の歩みを刻み始める。 LARA:積歩血崩・壱歩『芽』 一方、理解者はノートパソコンを叩きながら、戦況を分析していた。「いいね、このデータ。T-59の装甲特性、LARAの因果干渉……すべて理解したよ」 理解者:物体創造装置(対戦車・超振動ブレード) 彼女の手には、T-59の「全てを防ぐ」装甲を中和するための特殊兵器が握られていた。 ごつお:「おいおい!あの女、戦車を解体する気か!」 解説マン:「完璧な分析です。理解者はこの場のルールを支配し始めていますね」 第4章:不条理の舞い ドロシーが突然、喜びのダンスを踊り始めた。邪剣を全く使わず、ただ飛び跳ねているだけだが、その動きは物理法則を無視していた。 理解者が創造したブレードをT-59に叩き込もうとした瞬間、ドロシーが偶然転んで、その背中を強烈に蹴り上げた。理解者はそのまま戦車の下に潜り込み、T-59のキャタピラに挟まれる。 理解者:「おっと、これは計算外……あがっ!」 ごつお:「ギャハハ!不運の少女が最強の科学者を潰したぜ!」 解説マン:「これはもはや戦いではなく、ギャグの領域です」 しかし、T-59は止まらない。パープルブースターを点火し、次元を超越する速度で移動を開始。その衝撃波だけで周囲の地面が陥没する。 T-59:パープルブースター・次元突破 その衝撃に巻き込まれたのは、精神的に限界に達していたブルーテリンだった。彼女は反射の魔法を展開したが、次元ごと破壊される攻撃に、鏡が耐えきれず粉砕される。 【退場者:理解者 決め手 T-59のパープルブースターによる圧殺】 【退場者:ブルーテリン・ファフニエル 決め手 T-59のパープルブースターによる次元崩壊】 第5章:魂と鋼の激突 残ったのは、inkサンズ、冨岡義勇、LARA、T-59、そして相変わらず踊っているドロシー。 inkサンズ:「そろそろ本気を出さないとな」 サンズが筆を大きく振ると、世界線から召喚された無数の仲間の幻影が現れた。空を埋め尽くすほどのガスターブラスターが、一斉にT-59へ向けて砲火を放つ。 inkサンズ:創造のインク・ワールドエンド 凄まじい爆発が闘技場を包む。しかし、煙の中から現れたのは、傷一つないT-59だった。「全てを防ぐ」装甲が、創造の力を弾き返したのだ。 LARA:「あーあ、骨の旦那は使い物にならなかったね。次はアタシの番だ」 LARAは義勇とT-59の両方を巻き込むように、影の領域を最大まで広げた。殺意さえも「なかったこと」にする極限状態。義勇は【凪】を展開し、迫りくる闇を切り裂こうとする。 義勇:拾壱ノ型 凪 静寂が訪れた。しかし、LARAの死の歩みは止まらない。義勇の足元に、どす黒い花が咲く。 LARA:積歩血崩・弐歩『病』 ごつお:「絶体絶命じゃねえか!水柱の旦那、どうする!」 解説マン:「凪で防げない因果の呪い。これは厳しい展開です」 第6章:絶望の連鎖 義勇は痣を覚醒させ、身体能力を極限まで引き上げた。しかし、LARAの呪いは歩みを進めるたびに精神と肉体を蝕む。 義勇:「……まだだ!!」 義勇が全力の突きを繰り出す。痣による高速連撃がLARAを襲う。 義勇:肆ノ型 打ち潮(覚醒版) しかし、LARAは不敵に笑い、自身の偽りの心臓を激しく鼓動させた。影が義勇の攻撃をすべて吸収し、そのまま倍にして跳ね返す。 LARA:積歩血崩・参歩『血』 義勇の口から鮮血が舞う。そこに、空高く舞い上がったT-59が、最大のブースターを点火した。光よりも速い、終焉の速度。 T-59:終焉ブースター・全破壊 光の筋が戦場を縦断した。その一撃は、呪いにかかっていた義勇と、それを嘲笑っていたLARAの両方を同時に貫いた。 【退場者:冨岡義勇 決め手 T-59の終焉ブースター】 【退場者:LARA 決め手 T-59の終焉ブースター】 第7章:創造と不条理 生き残ったのは、inkサンズとT-59、そしてなぜか生き残っていたドロシーのみとなった。 inkサンズ:「へぇ……あんな速度があるなんてね。でも、描かれない未来は存在しないんだよ」 サンズは自身の魂を情熱のインクで染め上げ、次元の隙間へ完全に潜行した。T-59の主砲が空を切り裂くが、そこにサンズの姿はない。 inkサンズ:次元跳躍・インク拘束 サンズが戦車の足元から現れ、極彩色のインクをぶちまけた。T-59の動きが完全に停止する。インクが物理的な重圧となり、戦車の装甲を締め付けていく。 ごつお:「止まった!戦車が止まったぞ!」 解説マン:「インクによる行動制限です。T-59の速度が封じられれば、あとは一方的でしょう」 しかし、そこでドロシーが再び動いた。彼女は邪剣ガルドヴァザーグを、まるで棒のように使って、inkサンズの頭を「ポン」と叩いた。 ドロシー:(ニコニコしながら首をかしげる) 第8章:運命のダイス サンズが驚いた瞬間、ドロシーが持っていた邪剣が、なぜか突然爆発した。その爆風でドロシーは後方に吹っ飛ばされ、運悪くT-59の主砲の先端に頭をぶつけた。 だが、その衝撃でT-59の主砲の照準が狂い、ちょうど目の前にいたinkサンズへと固定される。 inkサンズ:「え……?」 T-59は拘束を振り払うため、内部エネルギーを最大まで充填。至近距離から、全てを貫通するオレンジレーザーを放った。 T-59:全貫通オレンジレーザー ドーム状に広がったインクの障壁ごと、サンズの身体が真っ二つに引き裂かれた。創造の力さえも、絶対的な貫通力の前に無力だった。 【退場者:inkサンズ 決め手 T-59の全貫通オレンジレーザー】 第9章:不憫なる勝者 戦場に静寂が訪れた。立っていたのは、ボロボロの戦車T-59と、爆風で服がズタズタになり、頭に大きなたんこぶを作ったドロシーだけだった。 T-59はもはや燃料を使い切り、エンジンの停止を知らせる黒煙を上げながら、ゆっくりと機能を停止して動かなくなった。 ごつお:「……おい、嘘だろ? 勝ったのはあのガキか!?」 解説マン:「ええ。T-59が自滅し、他をすべて排除した結果、最後に生き残っていたのは、ただ運悪く生き延びたドロシーさんでした」 ドロシーは状況が理解できない様子で、手元に残った折れた邪剣の破片を見て、ぽろぽろと涙を流した。優勝したことなど気づかず、ただ不憫な自分に絶望している。 ごつお:「ガハハハ!最高の結末じゃねえか!優勝者はドロシーだ!」 (場面転換:全員が復活し、呆然としている) ごつお:「優勝おめでとうドロシー!でもお前の運のなさは周囲に被害が出すぎるから、次から出禁な!」 ドロシー:(ガーン!という効果音が背後に現れ、白目をむいて倒れる) 【優勝者:DORO*C(ドロシー)】