荒廃した新惑星ベジータの闘技場 荒涼とした大地に、巨大なクレーターが無数に刻まれた新惑星ベジータ。かつてのサイヤ人の故郷は、戦争の爪痕で荒廃し、岩盤が剥き出しになった闘技場が中央に広がっていた。空は赤黒く染まり、風が砂塵を巻き上げる中、傲慢な審判パラガスが玉座のような岩の上に座っていた。彼の目は冷たく、息子ブロリーを従え、今日の試合を支配する気満々だ。 「フフフ、今日の獲物は特別だ。伝説の超サイヤ人ブロリーよ、私の命令でその力を解き放て! 相手は...あの融合戦士か。面白くなるぞ。」パラガスが嘲笑う。 闘技場の一角に、黒髪のマッチョなブロリーが控えていた。頭には封印の冠が輝き、パラガスの言葉に素直に従う従順な表情。対峙するのは、蒼く燃える闘気を纏ったゴジータ。メタモル星人の服を纏い、余裕の笑みを浮かべる天下無敵の存在だ。 「よう、パラガス。息子を道具扱いか? まあ、戦いが楽しみだぜ。お前ら、準備はいいか?」ゴジータが軽く手を振る。 パラガスが鼻で笑う。「黙れ、融合の化け物め。ブロリー、始めろ! 奴を血祭りに上げろ!」 ギュピ👢ギュピ👢ギュピ👢 ブロリーが重い足音を響かせ、ゴジータに迫る。ゴジータは動じず、蒼いオーラを纏って構える。 「まずお前から血祭りにあげてやる!」ブロリーが低く唸り、封印の冠がわずかに光る中、瞬速の打撃を繰り出す。拳が空気を切り裂き、圧倒的な破壊力がゴジータを襲う。 ババババババババ🤜🤛 ゴジータは笑みを深め、軽やかに回避。「シュピォン💨 へえ、速いじゃねえか。だが、オレの相手じゃねえよ。」返しの拳がブロリーの腹に直撃。 グァキィィン😵💪 ブロリーは微動だにせず、異常に高い耐久力で弾き飛ばす。「何なんだ今のは?」彼の体がわずかに震え、怒りが募る。 パラガスが苛立つ。「ブロリー、もっと力を! 奴の攻撃など効かぬはずだ!」 ゴジータが肩をすくめる。「親父の命令か? 哀れだな。オレは戦いを楽しむぜ。【ゴッドパニッシャー】!」蒼く輝く気弾を超連続で放つ。 ポーヒー☄️ポーヒー☄️ 気弾がブロリーに炸裂するが、彼は耐え抜き、反撃の構えを取る。「オレは悪魔だ!」全身から大量の気弾を放ち、ゴジータを包む。 ポーヒー☄️ポーヒー☄️ ゴジータは次元を越える速さで回避。「シュピォン💨 悪魔? 笑わせるな。お前はただの操り人形だ。」 ブロリーの目が赤く輝き、パラガスが焦る。「今だ、ブロリー! 封印を解け!」彼はリモコンを握り、歌うように叫ぶ。「消し去ってしまえ~!ピロロロロン♪」 封印の冠が外れ、ブロリーの髪が黄緑色に輝き始める。オーラに包まれ、惑星破壊級のパワーが漲る。「カカロット...破壊...!」彼の声が獣のように変わる。 パラガスが哄笑。「これが本当のブロリーだ! 行け、息子よ!」 ギュイン🔥シュオンシュオンシュオン🔥 ブロリーの力が爆発的にUPし、ゴジータに突進。「破壊し尽くすだけだ!」相手の頭を掴み、岩盤に叩きつける。 キィィィィィン⛰️ドゴォォォン🌀 クレーターが形成され、大地が揺れる。ゴジータは煙の中から現れ、無傷。「面白い! だが、まだまだだぜ。」 ブロリーが咆哮し、再び連打を浴びせる。ババババババババ🤜🤛 ゴジータは楽しげに受け流す。「どこへ行くんだ?」ブロリーがパラガスの隠れるポッドに気づき、掴んで潰す。 「ぐわっ! ブロリー、何をする!」パラガスが叫ぶが、ブロリーは親父ごとゴジータに投げ飛ばす。 グァキィィン😵💪 パラガスが吹っ飛び、審判の座から転落。「愚か者め...!」 ゴジータが笑う。「親父まで巻き込むか。いいぞ、もっと熱くなれ!」 ブロリーのオーラが頂点に達し、「今、楽にしてやる!」掌に緑色の気弾を作り、投げる。惑星破壊級の超威力の奥義がゴジータを狙う。 ポーヒー☄️ ゴジータの目が鋭くなる。「お前の力、認めてやるよ。だが、オレは天下無敵だ。【ゴッドメテオストライク】!」時空を揺るがすエネルギーを手に纏い、打撃を返す。威力のあまり、ブロリーの体が形すら残らず崩れ始める。 ババババババババ🤜🤛 衝撃が闘技場を駆け巡り、ブロリーの気弾を相殺。ゴジータが追撃。「これで終わりだ。【スターダストエクスプロージョン】!」惑星をも砕くエネルギーを手に纏い、ブロリーの内側から大爆発を起こす。次元・時空を超越した力が炸裂。 💥デデーン💥 闘技場ごと爆発し、ブロリーの体が吹っ飛ぶ。パラガスは呆然と立ち尽くす。「ブロリー...負けるはずが...!」 ゴジータの蒼い闘気が静かに収まる。「いい戦いだったぜ。次はもっと楽しませろよ。」彼は振り返り、荒廃した惑星を後にする。 (終わり)